【CL愛知2021 エクストラ 19位】ヤミラミ+ジバコイル+キュウコン【レポート&解説】

こんにちは、こんばんは、ハムです。

CL愛知お疲れ様でした。横浜に引き続き愛知でも無事に大会が終了してまずは一安心ですね。

さて、このCL愛知に私も参加させて頂いたわけですが、今回はエクストラレギュレーションで参加しました。

と、言いますのも私は普段からエクストラレギュレーションや殿堂レギュレーションといった昔のカードを使ったポケモンカードが好きでよく遊んでおり、前回のCL愛知2020でもヤミラミLOを使ってベスト8まで行くことができました。(ベスト8でのヤミラミLOミラーは1時間半の延長戦の末じゃんけん決着したことでちょっとした話題になりました。ちなみに私は負けた方の人です。)

そんなわけで久しぶりのエクストラレギュレーションの公式大会、しかもいい思い出のある愛知での開催、この機を逃すものかと応募したのです。

前置きはここまで、今回は使用したデッキの解説とマッチアップの内容を記録していきます。

※なお、本記事はデッキレシピ部分以下100円の有料記事となっております。

(6/18追記：CL愛知時点のデッキレシピまでを無料公開にしました。)

有料ではありますが、エクストラレギュレーションの奥深さを堪能できるような内容になっております。ぜひ読んでみて下さい！

1.CL愛知2021について

参加者は309名、予選7回戦のスイスドロー形式で3敗すると自動ドロップとなります。予選上位16名が本戦へ進出し、シングルエリミネーションのトーナメントによりチャンピオンを決定します。

今回はポケカ四天王全員が参加しており、昔からよく名前を見かける選手も多く非常に混戦の予想される予選でした。

私のスコアはどうであったかと言いますと、5勝2敗、最終順位19位でした。予選通過まであと1勝届きませんでした。惜しかったですね。

なお、本大会は順位に応じたポイントの配布がないため、ベスト4以外は等しく同じ結果となります。

2.使用デッキについて

今回使用したデッキは「ヤミラミ+ジバコイル+キュウコン」です。

CL愛知エクストラで出ました！
ヤミラミを使って5-2で19位でした〜
惜しかったですね pic.twitter.com/5p12Bz8V13

— ハム (@ham_EX) March 28, 2021

そうです、またヤミラミを使いました。こっちのヤミラミも表彰台にあげたかったですね。

これだけですと、何をするデッキなのかさっぱりわからないと思いますので、このデッキの一番の軸となる戦法をご紹介します。

このデッキはズバリ、「サイドを取られないように盤面を固定して相手の山札を削り切るLOデッキ」です。(※LO=ライブラリアウト、山札切れあるいは相手の山札切れを狙うデッキを指す言葉)

どうやったらそんなことが実現できるのか、簡単な仕組みを説明します。

コンボに直接関わるカードはこちらの3枚

①ヤミラミ

まずはこちらのヤミラミ、悪エネルギー1個で使えるワザ「そくばく」で相手のサポートを止めます。具体的にはグズマやボスの指令といったカードからベンチを守るのが役割です。

②ブラックマーケットプリズムスター

このカードを出すことで悪エネルギーがついた悪ポケモン、つまり先程のヤミラミが倒されてもサイドを取られなくなります。この状態で悪エネルギーのついたヤミラミを供給し続けることができれば相手はサイドを取り切って勝つというポケモンカードにおける基本的な勝ち方ができなくなります。

③キュウコン

このポケモンがいることで相手は手札からスタジアムを出すことができなくなります。ブラックマーケットをスタジアムの張り替えから守るためのカードです。出す順番に注意。

つまり、この3枚が組み合わさることで

「相手はベンチを呼ぶこともスタジアムを張り替えることもできずに、倒してもサイドの取れないポケモンと延々と戦い続けなくてはならない」

という状況を作り出すことができます。

こうなってしまえば相手は自分の山札が無くなるのをただ待つだけになるのです。こちらがたとえどんなに劣勢であっても、このコンボさえ完成してしまえばあっという間に逆転勝利です。

しかし、相手も簡単にこのコンボを許してくれるはずがありません。様々な手段を講じて妨害してくるはずです。以下のデッキ解説ではこのコンボを如何にして成立させるか、そして様々な相手のデッキに対してどのように立ち回るかを解説していきます。