【実体験】動画編集の仕事はオススメしない話。
どうも、ハム五郎(@hamu_cheese7)です!
ぼくは以前にフリーランスで動画編集者として働いていました。
主にYouTubeの動画の編集をしていました。
今回は、その時の経験をお話させていただきます。
いきなりですが結論をいいます。
動画編集の仕事はあまりおすすめできません
特に、普段会社員をしていて副業でYouTubeの動画編集をするのは辞めたほうがいいと思います。
フリーランスでも作業者として働くのは微妙です。
以下、理由を述べていきますね。
①初期投資が高額
動画編集をするのにはお金がかかります。
まず、パソコンはある程度のスペックの高さが必要です。
Windowsなら、CPUはCore5、Ryzen5以上が必要です。メモリは16GB以上はいります。
グラフィックボードもあまり安価なものはよくないです。
となると、BPOの安いパソコンでもそこそこします。
ぼくが4年ほど前に購入したマウスコンピューターのノートパソコンは15万くらいしました。
今使っているパソコンのスペックが上記に満たない場合、わざわざ高価なパソコンを買う必要がでてきます。
さらに、Adobeのソフトを契約する必要があります。
動画編集は無料のソフトでもできますが、仕事で使用する場合はAdobeのPremiere Proを使う必要があります。
サムネイルを作るためにPhotoshopも必要です。
このAdobeがまた高いんですよね。
コンプリートプランだと月額6000円以上します。
少しでも安く済ませるために1年契約した場合、当然ですが1年は払い続ける必要がでてきます。
以上、動画編集を始めるのに初期投資がかなり必要なのがデメリットです。
②テロップ入れが地獄
YouTubeの動画編集はテロップを入れる必要があります。
たまに入れなくてもいい案件もありますが、ほとんどはテロップ入れは必要です。
このテロップ入れが、ほんとうにほんとうに大変です!
ぼくは昔、タイピングの練習をすごく熱心にやっていた時期があります。
なので、テロップ入れは普通の人よりもずっと早かったはずです。
それでも、ものすごく大変だと感じました。
もし、タイピングが苦手な人がやったら、きっと青ざめるはずです。
動画編集の仕事を辞める人の多くは、テロップいれが嫌で辞めるのでは?と思います。
フリーランスならともかく、時間に制限のある会社員の人が副業で手を出すと大変どころではありません。
本当に寝る暇などなくなってしまいますよ。
ただ最近は「AIでテロップ入れは簡単になってきた」という話も聞きますので、もしかしたら改善されている可能性もあります。
ぼくがやっていた2年前は、まだAIツールは使える精度ではなかったです。
③作業者としては稼げない
動画編集者は作業者としては、あまり稼げない職種です。
ぼくは月10万円が限界でした。
作業者としては、がんばっても20万円くらいしか稼げないんじゃないでしょうか?
20万でも難しいくらいです。
動画編集者としてより稼ぐためには、ディレクターに昇格しないといけません。
自分は仕事を取ってきて、下の作業者に編集をしてもらい、一部お金をいただくという仕事です。
営業力と作業者を管理する能力が求められます。
これは僕的にすごく苦手な領域なので、どうしても踏み込めなかったです。
ディレクターをすることができれば、50万以上稼げるみたいです(やってないのでハッキリとはいえないですが)
なので、コミュ障気味な人が動画編集をすると、作業者として疲弊し、あまり稼げず終わるという結果になりがちです。
④挫折する人が多すぎる
ある動画編集系インフルエンサーの方がいっていたことです。
動画編集を始めた人で1年後に残っているのは1割、他はみんな辞める
動画編集は挫折者がとにかく多いです。
それくらいに、しんどい仕事だということです。
その割に稼げない仕事です(作業者としては)
パソコンを新調したり、Adobeを契約したり、人によっては高価なスクールに通い、結果として早々と挫折する人が後を絶たない状態です。
それが業界の現状なのです。
以上、色々のべてきました。
動画編集の仕事は、編集作業が好きな技術者タイプの人でなく、営業が得意なビジネスマンタイプの人のほうが向いています。
ディレクターができなければ、疲弊させられて終わりだからです。
技術者タイプの人は、他の仕事を探した方がいいです。
ぼく自身、営業が苦手な技術者タイプの人間です。
動画編集の仕事自体は好きで、一応できてました。
が、たいへんな割にあまり稼げず、稼げる未来もみえないので辞めることにしました。
ぜひ、ご参考くださいませ。