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新しいヘッドホン(オーディオテクニカ製 ATH-HL7BT)を買った

表題の通り新しいヘッドホンを買った。今までは同じくオーディオテクニカ製のATH-AD500Xというもので、確か7年くらい使ったと思う。

ほとんど不満なことはなかったのだが、わずかに音がこもって聞こえていた。もう7年も使ったしそろそろ新しいのを試してみたくもあったので今回購入となった。

それで買ったのがATH-HL7BTという機種。こちらワイヤレス対応の開放型ヘッドホンだ。ワイヤレス対応というか、ワイヤレスで使うこと前提の設計っぽい。性能的にはこれまでのATH-AD500Xの上位機種であるATH-AD900Xのちょい上くらいだと思う。

まずは有線で使ってみた。AD500Xより低音高音共にハッキリとした感じ。でも劇的に変わったかといえばそれはない。だが、確かに音質は良くなっている。

次にワイヤレスで。するとなんか今までよりこもって聞こえる…ような?
マザーボードに装備されているBluetooth機能を使ってみたのが悪いのだろうか?

パソコンの裏にアンテナがあることで通信状態が悪いのだろうか。バージョンも調べてみると古い4.2だった。バージョンで音質が変わるとは思えないが、せっかくなので最新に近い5.0のアダプタを買ってきて手元のUSBハブにつないでみた。なお、コーデックはAACで接続されているのを確認した。

もう一度試してみる。するとどうだろう、有線でつないだときと同じくらいにいい音になった。いや、有線よりいい感じもする。やっぱりバージョンのせい?それとも通信状態が良くなったせい?よく分からないが確かに音は良くなった。

さて、音質には十分満足したので遅延の検証。原神・Youtube・吹き替え版の海外ドラマの3つで検証してみた。

まず、原神での感想。戦闘中や通常の街中、移動中などに音ズレはない。イベントシーンではボイスがあるが、原神はリップシンクが元々とれていないので全く気にならない。

次、Youtube。お天気チャンネルのウェザーニュースで検証。特に違和感なし。声が遅れて聞こえると言うこともない。よーーーく見ると唇の動きと声がほんのわずかにずれている気もするが、普通に見る分にはまぁ気にならないレベル。

最後、吹き替え版海外ドラマ。こちらもYoutubeと同じく違和感なし。遅延も同じようなものでズレはほとんど気にならない。

ただし、これらの検証はこの機種に備わっている低遅延モードを有効にしていた結果だということは伝えておく。低遅延モードはSBCとAACコーデックの場合のみ有効になる機能。高音質のLDACコーデックの場合は無効になる。

低遅延モードが無効の場合は明らかに音ズレが分かるレベルになる。原神のメニューを開くときなどの効果音などがワンテンポ遅れて聞こえるし、Youtubeやドラマでも明らかにずれているなと感じられる。

LDACはPC(Windows)では使えないため、低遅延モードは常に有効にしておくのが望ましい。AACとLDACで聞き比べしてみたが、確かにLDACの方がよりいい音な気がする。でも劇的に違うというわけではないので、日常的にはAACで低遅延モードを使うといいだろう。より高音質で音楽を聴きたい場合は都度LDACに変更するといい。

今は主にワイヤレスで使っているが、ケーブルがないだけでこんなに快適なのかと思う。これまでケーブルを引っかけないように無意識に注意していたがそれがなくなって非常に快適だ。

また重量が軽く220gしかない。ワイヤーがないと付けているのを忘れるくらいだ。少し側圧が緩いという声もあるが、この緩さも特徴なんだと思う。このおかげで何時間でも付けていられる。

今回の買い物だが非常に満足である。定価19800円なので低価格というわけではないが、価格以上の満足感はきっと得られるはずだ。1万円以下のイヤホンやヘッドホンを使っていて、もうちょっといい音で聞きたいなというときはこのヘッドホンがいい選択肢になるだろう。

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