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その場で直接言ったら済みますやん案件

「1年生、全然手伝いに来ないね」

「だよねー。今度の会議で注意したほうがいいんじゃない?」

的な会話が、運動部時代にあった気がする。

学年とか関係なくやれる人がやったらいいですやん派の私は、黙ってその会話を聞いていた、気がする。


会社員になってもそういうのが多いなと最近よく思う。「そういうの」とは、直接その場で本人に言えば済むことをわざわざ後から本人のいない裏でああだこうだ言うこと。

「バイトのAさんは何も言わず手伝ってくれていいね。社員のBさんよりもよっぽど動きがいい」

「Cさんはもうちょっと○○なところを直してもらえればなあ。あのときは何も言わなかったけどこの前の案件のときもそうだったし」


なぜその場で本人に言わないのだろう。

「ちょっと手を貸して」とか「ここ良くないよ」って言えば済むじゃないか。

そもそもフィードバックの基本は「その場ですぐに」である。

気を悪くするんじゃないかとか、やりたいようにやらせたほうがいいんじゃないかとか、相手を傷つけるんじゃないかとか、そんなことを懸念しているのだろうか。黙って背中を見せていれば気づいてくれるとでも思っているのだろうか。

そんなのただの職務放棄だ。


期待を直接伝えてもいないのに、他人が期待通りに動くわけないでしょう?

って思ってるのに本人に言わない私も同類なのかもしれない。

(どみの)

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