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子連れFIREで移住を選択した3つの理由

私は子供が小1になる際に会社員を辞め、都内からある山沿いの田舎へ移住しました。セミリタイアやFIREを目指す人が、具体的な生活の流れや費用を見積もるのにリタイア後どこに住むか?は重要です。
セミリタイアの年齢・タイミングにもよりますが、私は多くの方に選択肢として移住をすることを視野に入れてほしいと思っています。
そこで、今回は私が子連れセミリタイアをする上で、田舎への移住を選択した3つの理由をお伝えしたいと思います


仕事を辞めたらその場所にいる必要がなかった

私は会社員時代、会社から徒歩圏内に住んでいました。ワンオペで子ども2人を育てていため、家庭と仕事の両立のため会社の近くに引越しせざるを得なかったからです。
そうすると、会社を辞めたらどうでしょう?その場所にいる必要はないんですね。会社を辞める=場所に縛られることがなくなることでした。
(夫も元は会社員でしたが、私より前に会社を辞めていた)

私は東京生まれ東京育ちなのですが、正直東京暮らしが好きではありませんでした。就職後地方都市に住んだ経験、アウトドアの趣味などから東京の人の多さと自然の無さに疲れていました。子どもを育てる環境としても、自然豊かな場所を求めており、それが山沿いへの移住に繋がりました。

家族にとって生活の質をあげる場所を選んだ

私にとっては都内よりも地方暮らしの方が生活の質があがると考えたからです。生活の質を決める衣食住については、以下のように評価しました。

  • 「衣」:着るものに激しいこだわりはなく、子育て中であるため普段着はユニクロなどの全国展開ブランドが中心のため、地方暮らしにおいても問題がない

  • 「食」:子育て中の私は外食の多様性よりも、採れたての野菜を食べる方が贅沢だった。

  • 「住」:都心部は公共交通でどこにてもすぐにアクセスできるメリットがある一方住宅は手狭になりやすいデメリットがある。商業施設より地方にでかける、買い物はインターネットで済ますわが家にとっては、地方で子どもとゆとりのある空間で過ごすメリットの方が大きいと判断した。

その他、災害リスクを感じていたこと、子供を過度な教育競争(受験)に巻き込みたくなかったということもあります。
災害についてはいうまでもなく、人生は命あってのものですし、避けれるリスクは避けよう(危険な場所からは引越しするのば一番)という考えです。
子供の教育については、地方に行けば選べる学校という点では選択肢は狭まりますが、そもそも学校教育の在り方が時代にあってないと感じています。過度な受験教育にこだわらず、自由に学べばいいのです。今はYoutubeやスタディサプリなどの勉強アプリもあります。

経済的メリットがあった

都心部の暮らしと地方暮らしを比較すると、家計的には車の維持費が大きく異なることです。ただわが家はアウトドアが趣味ということもあり、もともと複数台保有しており、地方暮らしになると駐車場代が安くなるというメリットがありました。
住宅コスト、という点では都心よりも地方が安くなるのはいうまでもないですね。(わが家は都内に住んでいた時は賃貸でしたが、地方移住し中古住宅を購入しました)

その他、食費についてもわが家にはメリットがありました。
食材についても拘っていたわが家は、生協などで野菜を取り寄せていました。地方では野菜を取り寄せずとも、自分で育てることもできますし、近所の人からもらったり、取れたての野菜を安く購入することができます。

さいごに:人生100年時代、同じところ囚われるのはナンセンス

私は地方移住し、地域に馴染んでのんびり暮らしています。しかし、一生今の場所に住むか?と言われたら正直わからないです。
積極的に引っ越す理由は今はありませんが、人生100年時代、私にもあと50年以上人生があります。また都心に戻ってバリバリ働くかもしれないですし、海外に住むかもしれません。老後は山ではなく、温かい海沿いに済むかもしれません。
変化の激しい世の中、同じところに囚われるなんてナンセンスです。

私がFIREを目指した理由の1つには、選択肢が欲しいということでした。前職の仕事はやりがいもあり大好きでした。でもその場所に囚われるということ、選択肢が狭まることが嫌でした。
リモートでできる事業をもったり、投資で資産形成することは選択肢を増やします。
望む人生を生きるために学び、挑戦していきましょう!


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