見出し画像

チームとして楽しく仕事をするために、小さなふつうのことを積み重ねていく

これは GMOペパボ EC Advent Calendar 2023 の12日目の記事です。

書いた人
・GMOペパボ株式会社のEC事業部でエンジニアをしています
・プロダクトの開発が主な仕事です
・プライベートでは一児の母
・最近は2023年の自分を労うことばかり考えています

新チームへの異動

2023年は新しいチームへの異動があり、一緒に仕事をするのはほぼ "はじめまして" なメンバーと始まりました。昨年の今頃は、これまで誇りを持って取り組んでいた仕事から離れるさみしさと、新しい環境に向けてわくわくする気持ちの両方を抱えていたことが思い出されます。

余談ですが、私はわりと変化に対して前向きな方で、それは "なんのために仕事をしているのか" ということが自分の中で明確になっているからかなぁと思ったりします。その目的が達成される限りは、どのチームにいようと、どのサービスにいようと、やることは同じ、というスタンスでいます。日々のやりがいには変化があり、「ユーザーの困りごとを解決する」から「ユーザーに新しい価値(プロダクト)を提供する」になりましたが、根本は変わりません。毎日新鮮だ〜!と過ごしていたら、あっというまの一年でした。
(やりがいについては、めぐじょーさんの記事にとても共感しました!)

チームの一人として

新チームが発足してから一年弱、いろんなことがありました。
チームとしての話は、同僚が2日目の記事「チームが気付き、変化する」にて書いているので、私は自分がどのようにチームと関わってきたかについて書いてみようと思います。
チームの中での私のふるまいとして、「毎日のコミュニケーション」と「チーム全員が集まる場」において、心がけていたことがあります。

みんなが笑顔でいるためには?

〜毎日のコミュニケーションにおいて〜

  • みんなと仲良くする

    • 私も含め、週1出社のエンジニアが多いチームのため、基本はSlackのテキストによるコミュニケーション。チームのチャンネルは、何でも書ける雰囲気づくりを心がけていました。具体的には、といってもかなり普通のことで、自分も何でも書く、いいことがあれば褒める、感謝を伝える、困っている人がいればすぐ反応する、楽しいことは盛り上げる(適度に)、ハドルを気軽に利用する、など。とは書いたものの、実際にはみんなで作り上げてきたもので、アットホームな場になっていると私は感じています。

  • おせっかいをやく

    • コードを書いていたり、調査業を進めていたりすると、特にSlackに現れることなく一日を終えたりする人もいます。(これは別に悪いことではなく、集中しているときもあるし、むやみに話す必要がないときもある。順調であれば問題なし。)そういうときは、タイミングを見て「順調ですか?」や「困っていませんか?」などと声をかけて、きっかけを作ったりしていました。おせっかいかもしれないけど、もし何かに躓いたときに、見えないところで一人で抱え込んで数日過ごしてしまう…といったことを、たった一言で避けられるなら避けたい。みんなには毎日笑顔でいてほしいのです。

  • みんなで期限を守りたいと伝える

    • 守らないつもりの人はいないのですが、プロジェクトを進めるにあたって、どうやったら守れそうか?と考えたり、厳しいとわかったらどうしようか?など、期限を意識してチームで考える、というきっかけづくりを繰り返しやってきました。いくつか例を出すと、「ガントチャートを取り入れてみよう」「MVPを最小限にしてリリースしてみよう」など、この一年で、チームなりのいろんな答えを出すことができたと思っています。

  • ハドルで開催される昼会を大切にする

    • みんなで集まり、15分程度でタスクの進捗や困りごとの確認をするのですが、顔を見たり声を聞けたりする大事な機会です。業務上困っていることがないかはもちろん、いつもと違うところはないかなどを気にかけて参加し、声をかけたりします。(私がみんなと話したいだけかも。)順調でないときに、順調じゃないかも…と言い出せるような場でありたいです。

気持ちよく仕事をするためには?

〜みんなが集まる場において〜

  • 時間を気にする

    • みんなの時間は限られていて、とても大事です。全体の時間と話している内容の進み具合を鑑みて、「あと〜分くらいですけど、どうですか?」のような発言をしたり、その時点で足りなさそうであれば、どこまで話すかを決めたり、延長もしくは別の会を開くことを提案します。これは会の責任者が責任をもつ、というのはもちろんなのですが、ぱっと発生する会などそうでない場も時にはあるので、そういう立ち回りをしていました。

  • 目的が達成されることを気にかける

    • これも前述したことにつながるのですが、集まる時間は貴重です。みんなで集まることで達成したいことはなにか。共有したい、相談したい、答えまでほしい、など様々です。会に参加していると話すことに集中してしまうこともあるのですが、一歩引いて全体を見る、発散していたら収束に向けた発言を試みる、というのは気をつけていました。

  • 会の最後には全体の認識が揃っていることを確認する

    • 「〜ということでよさそうですか?」とか、「〜さんどうですか?」と質問してみて、認識が揃っていることを確認します。これは、エンジニア同士はもちろんですが、それ以外で重要だと思っていて、エンジニアとディレクター、エンジニアとデザイナー、チームとマネージャー、など、齟齬が起きやすい立場同士において、改めて言葉にして認識を揃えることで、すこしは円滑に日々の物事が進められたのではないかと感じています。

少しでも良い方に向かえばそれでいい

チームの一人として、みんなが楽しく、気持ちよく仕事を進めていけるといいなという思いをもって、私自身がどのようにチームと関わってきたのかについて、ふりかえってみました。私がやってきたことでなにかすごく良くなった!というより、一人一人がそれぞれの形で関わり、協力してきた結果として、今のチームの形があると思います。
チームに対して行動を起こすことは、何が正解かわからないし、すこし勇気のいることかもしれません。私自身、特別なことをやっているわけでもなく、間違っていることもあるかもしれないのですが、色々試してみて、少しでもチームがより良い方向へ前進したらいいじゃん、という気持ちでやってきました。

とはいえ、私がこの一年楽しくやってこれたのは、やいやい言う私のことをチームのみなさんがあたたか〜く受け入れてくれたからこそで、とても感謝しています。この記事では私がやってきたことを述べましたが、実際には、メンバーそれぞれによいところ、尊敬すべきところがあり、私自身刺激を受けたり、学びになることが沢山ありました。
来年もチーム全員で成長していきたいと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?