ブルシットジョブの現象学
たとえば1%にも満たないような、場合によってはどうでもいい無視できるレベルのリスクを、なぜひとは真剣に解決すべき「問題」として引き受け、熱心に仕事してしまうのか。いわゆるブルシットジョブを、人々が辛そうに喜んで引き受けるのはなぜなのか。
1%以下のリスクだったら、正直、無視してもいいものが多い。「それはまあそういうこともあるし仕方ないでしょ」というノリだ。しかし、それを(解決できないことがわかっていて)解決すべき問題としてタスク化することの意味について、少し考えてみたいわけ