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ラブライブ!を追いかけるうえで大切にしているもの。

 本日6月30日は、ラブライブ!11周年、そしてAqours結成6周年という記念すべき日です。おめでとうございます!

ということで、そんな個人的祝祭日にtwitterのとあるフォロワーさんがこんな楽しそうな企画を御用意してくれましたので、参加しちゃおうと思います。

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 ラブライブ!を追いかけるうえで、特に大切にしているもの……。改めて考えると何なのだろう……ちょっと考えこんじゃいますね。もしかしたら「いつの間にかそれを大切にしていた」みたいな無意識的なものなのかもしれません。

 となると、意識的に何を大切にしているのか、引っ張ってこないといけませんね。11周年という節目でもあるので、ここでラブライブ!に出会って良かったなと感じるときを並べてみましょう。

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 いろいろと並べてみましたが、これらに共通するものを辿って、大切にしているもの「3つ」を挙げてみました。

ラブライブ!を追いかけていくうえで大切にしているもの
「温度」・「物語」・「そうぞう」←なぜ平仮名なのかは後述します。


「温度」

 アニメ前やライブ前が顕著なのですが、見ることが出来る当日までの、まだかなまだかなと待っている間がめちゃくちゃ楽しくて、その日が来るまでのコンテンツの盛り上がりや、他の方もそわそわしている雰囲気がネットを介して、ヒシヒシと伝わってくるんです。そのときって自分の「温度」が上がっているような感覚になっているんですよね。

 これは「温度」というより「熱」と表現した方が良いのかなと最初は思っていたんですが、言葉の意味から調べてみると、「熱」は「エネルギー」の一種であり、「温度」は熱を量るための「尺度」と捉えられるそうです(※1)

 つまり、ライブ・アニメ前のコンテンツが放つ特番やカウントダウン動画からの「熱」を受けたり、「見るのが楽しみだ!」って叫ぶブログやイラストからの「熱」を受けて、それらを自分に取り込み、いわば今の状態を表すバロメーターとしての、「温度」がグングンと高まっている。そんな状態がラブライブ!を楽しめているときなのかなと思いました。


 だからこそ、熱を受けて自分の中から生まれる「温度」には正直でいたいなと思っています。温度が上がっているなら、抑え込まずに高まろう。温度が上がらず、あまり乗り気でないのなら、高まるまで今は待ってみよう。といった具合です。

 前者の最近の例を挙げれば、ニジガクの3rdライブですね。このご時勢で結局2日目のチケットを当てていたのですが、あきらめざるを得なくて(まぁこれについてはご時勢とその一週間前にAqoursの野外ライブがあったという日程もあるのですが、そして野外ライブは結局……)そうなると、最初はアニメ見返すのもなんだが「現地行きたかったなぁ!」と虚しい気持ちになるんじゃないかと思って、なるべく「程々のテンションで」という心持ちでいようとしていました。

 ですが3rdライブが近づくたびに、コンテンツから、はたまたtwitterのタイムラインから熱を貰っちゃうと、やっぱり温度が上がってきちゃって、結局前日の夜になって、アニメ観ながら同時にその回の感想ブログを読むという、行儀の悪いことしてしまうんですよね。でもおかげで、ライブをより楽しめましたし、虚しい気持ちよりも楽しい気持ちが勝っちゃったんですよね。むしろ温度の高まりのまま動いたから、虚しいよりも楽しいが上回ったんじゃないかと思いました。

 後者も例に挙げると……まぁ正直に話しますが、最近スクスタを触れていなくて、それは一部で話題になってるシナリオが悪いからとかではなくて、一度溜まってしまったイベントストーリーやキズナエピソードをいつ読もうかというきっかけが掴めずじまいになっていて、ONEPIECEを空島編まで読んだけど、もはやいつ読もうかという現象と似ていると思います(個人の感想です)

 かといって読むことを作業のように扱いたくない。ならば読みたいという温度になるまで、待ってみようかなという話です。もしニジガクの4thライブがスクスタ準拠になったとき、温度が上がってきて、慌てて読み始めるのかと思います(夏休みは慌てて宿題するまでが夏休みだと思っているタイプ)

 自分の「温度」について考える以前までは、コンテンツの一つの媒体に初めは触れていたのに、今はそのモチベーションが保てていないことが、良くないことや悲しいことかと思っていました。ですが、温度が低いのに無理して続けていたら、それこそ好きの気持ちが続かなくなるし、ラブライブ!が好きという気持ちが続かなくなるぐらいなら、自分の温度に正直でいた方がずっといいなと思えるようになりました(当たり前ですが、これは自分なりのラブライブ!との付き合い方の話であって、他の方も「こうあるべきだ」と言っているつもりはありません。)

 また「温度」というのは自分の中でのバロメーターと考えているので、今日のようなお祭り気分の熱だけでなく、普段の何気ない日常から貰える小さな熱も自分の中に取り込んだとき、それが「熱い」や「温かい」と感じたら、「温度」は高くなります。

 例えば私はライブTシャツを部屋着にしているのですが、そのTシャツを外に干して、晴れた空に風で揺れるそれを見たときや、部屋の片づけをしたときに見つけたキャラクターのバースデーカード。なんでもない日なのに急に想いを馳せられる瞬間を、上がっていく自分の「温度」が分かるたびに、正直に、大切にしていきたいなと思います。要するに「温度」は自分のバロメーター!
 一つ目でこんな書いちゃったよ。もう19時過ぎてますしね。すいません次、行きます。


「物語」

 は?お前さっき「温度」の話で、スクスタのストーリー追えてないって言ってなかったか?という厳しい指摘と拳は一旦下げて頂いて、話を聞いて下さい。

 おそらくこのキーワードにされた方は他にもいらっしゃるかと思います。ラブライブ!シリーズのアニメの物語。それを再現したり、さらに新しいものを見せようとするキャスト個人とグループの物語。その熱を受けて明日も頑張ろうとする自分自身の物語。そしてラブライブ!が好きなあなたの物語。

 最近の「ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD」の「あなたがラブライブ!シリーズを知ったきっかけ」というメールテーマも良かったですね。コミケで発売されていた1stシングルの頃からずっとファンである方、ニジガクから知って、違うシリーズもこれから見るぞと意気込む方、様々な方が居ました。そしてあのお便りで読まれた方は、それぞれがラブライブ!シリーズを通した物語があって、ファン歴も、きっかけも、境遇も何も違うのに「好きだ」という想いだけは痛いほど分かっていて。その想いが伝わるからこそ、その人の物語を私は読むことが出来たのではないかと思いました。

 このお便りに似たものが「ブログ」であって、その人にしか見えないラブライブ!から受け取ったものを綴っていて、その人にしか持っていないラブライブ!と生きる世界があって、絶対にその人にしか語れない物語がそこにはあります。だからこそ、その物語は貴重で、かけがえのないものになっているはずです。

 キャラクター、キャスト、私自身、そしてあなたも含めたたくさんの物語。その様々な方向から生まれて進みだす物語が、一つの場所で交わって重なり合う「交差点」がライブではないかと私は思っています。

 そんな何層にも交わり重なったライブだからこそ、たくさん笑って、たくさん泣ける。積み重なった物語が厚ければ厚いほど楽しくなる。そうなるとただのライブではなくなって、たくさんの「意味」を付けたくなる。ライブの「価値」をもっともっと高めたくなる。「すごいライブだった」って思いたくなる。自分自身の物語に、何層にも交わり重なった物語を組み込みたくなる。
 今気軽にライブが出来ないからこそ、こういう気持ちになっているのかもしれません。

 その物語ひとつひとつを大事にしていきたい。大切に扱いたい。そりゃ自分の物語以外は、全て知ることはできないですよ。それでもラブライブ!があって出会えているからこそ、振り返ると、たくさんの人がこの道を進んでいたという足跡だけは分かってくる。

 ラブライブ!が好きな方と歩む「物語」をこれからも大切にしていきます。


「そうぞう」

 大学・専門学校のパンフレットみたいなこと言います。この「そうぞう」をひらがなにしたのは二つの意味があって……そうです「想像」と「創造」です。捻りないですよね。でも言いたくなるんです。ダジャレ好きなんで。

 「想像」はもはや妄想とも言えるのですが、アニメーションPVや試聴動画から「あの時映ったアレはもしかして…」とか「2番以降はこんなこと歌っていたりして…」とか想像するの、めちゃくちゃ楽しいじゃないですか。こんな感じで、この後の展開を想像する楽しみとか、アニメ本編を観たり、新曲をフルで聴いたときは、「これもしライブでやったらこんな演出するのかな?」みたいな、ライブで観たい景色を想像するのは自分だけじゃないはずです。思い浮かぶだけタダだから、そういう楽しみ方を私はしちゃいますね。

 それでここからはラブライブ!ならではだと思うんですけど、こうなのかな~って想像したもの、大なり小なり一度は実際に観たり、聞けたり出来たことありません!?叶ったことありません!?その叶ったときってめちゃくちゃ嬉しくないですか!?
 思い浮かんでいるときも楽しくて、それが叶えばもっと楽しい。だから「想像」はまだまだやめられませんね。

 もう一つの「創造」。そもそも創造って、何もないところから新しいものを創り出すという意味なんですが、ことラブライブ!を追いかけるうえでということを前提にすれば、ラブライブ!から影響を受けて書いたブログや描いたイラスト、SS、演奏動画など自分自身から創られたものは、先ほどの物語と同じく、その人にしか創れないものだと思っています。

 僕の場合はブログですが、思いついちゃった「想像」を言葉にしてカタチにしたものは、その時の想いを具現化したものなので、時間が経って読み返せば「こんなこと思ってたのか……」と思い出せるものになっているんですよね。
 想いを形にして残すという意味での「創造」をこれからも、拙くても何でもいいので続けたいなと思います!


 そして最後にこれからラブライブ!を通して自分がやりたいことなのですが……。それこそ「想像」ですが、ラブライブ!スーパースター!!のPVでかのんちゃんがギターを触ろうとするシーンがあって、それを観たときに、今までのシリーズの主人公はスクールアイドルにのめりこむまで、熱中できる好きなものはなかったけど、今回のかのんちゃんは初めから「私は歌が好き」とPV冒頭で話しているあたり、初めから好きなものをもう持っている子に見えたんですよね。
 でもそれを才能が無いと言って手放そうとしているシーンもありました。テーマが「はじまれ!新しい私」とあるので、好きなものから逃げずに、また好きになること、好きなものを好きと言える自分のことも好きになれるような「私」に、なっていきそうな予感がしました。

 ギターを実際に弾くかどうかは分かりませんが、そんな日がもし来たら、何となくやってみたいなと思っていたことにもしかしたら火が付くのかな…なんて考えてみます。

 やりたい……うーんまだ「何となく」の気持ちですけど、私は大学生の頃、軽音サークルに所属していて、ドラム担当だったんです。もう今やほとんどスティックにも触れていない状態ですけどね。なので、ラブライブ!の楽曲でいわゆる「叩いてみた」的な動画を……いやこれ凄い恥ずかしいですね。そんな今や昔「好きだった」に近いものをまた好きになって、人様に見せられるものになったらな……なんて、思っています。ぼんやりとだけどね!

 あー恥ずかしい!そんな日が来たら、生温かく見守ってくださいということで、ここらで締めます。ありがとうございました。これからのラブライブ!シリーズも楽しんでいきましょう!!




※1 熱と温度 「高校物理の備忘録」より


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