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当たり前基準を高める

濵桜コンサルティングの松田史子です。 前回、新入社員研修についてお伝え しましたが、4月も後半となり、 新人の方にも変化が見えはじめています。 良い変化がみられる人たちには、 必ずある共通点があります。 今回は、そのお話しをしたいと思います。 社会に出たばかりの新入社員 経験のない彼らには「弱み」もありますが 彼らならではの「強み」も当然あります。 新人はやり方がわからないのが当たり前 なので、教えてもらいやすい立場ですし 周囲は失敗に寛容です。 そして何よりも

    • 「行動→経験→内省→成長」

      人は経験から学び、 その学びを通じて成長していきます。 しかし、経験はただ単に時間が経つことで 得られるものではありません。 行動することが不可欠です。 経験は、積極的な行動を通じてのみ得られます。 経験から学ぶためには、 何かを行動に移す必要があります。 新しいことに挑戦したり、 未知の領域に踏み込んだりすることで、 自らが経験を積むことができます。 その時に失敗や困難に直面することもありますが、 そこから得られる気づきこそが、 真の学びと成長をもたらします。

      • 形にすることの大切さ

        濵桜コンサルティングの松田史子です。 4月になり、多くの新社会人の方々が 新たな一歩を踏み出されました。 新社会人のみなさん、 ご入社おめでとうございます。 私も毎年この時期には、複数の企業様で 新入社員研修を担当させていただきます。 今回は、そこでお伝えしている社会人に とって、とても大切なビジネスマナーに ついてお話したいと思います。 ビジネスマナーとは? 挨拶、身だしなみ、立ち居振る舞い、電話 応対、言葉遣い、話し方、名刺交換、手紙、 メールなど、全てがビジ

        • 「仮面ライダーから学ぶ変身の重要性」

          仮面ライダーは 日本のテレビ界において伝説的な存在です。 その多くの要素の中でも、 特に注目されるのが主人公の変身シーンです。 今日は、仮面ライダーから学ぶ 変身の重要性に焦点を当てて 考えてみたいと思います。 【正義への決意を象徴する変身】 初代仮面ライダーの変身は、 単なる姿の変化にとどまりません。 それは正義への決意や責任感を象徴するものです。 主人公が変身することで、 悪との戦いに挑む意志が表現されます。 変身は彼の内なる勇気と決断の表れなのです。 【内

        当たり前基準を高める

          信用と信頼

          濵桜コンサルティングの松田史子です。 ビジネスでもプライベートでも度々 「信頼関係」を大切にしなさいと言われ ます。 また、 「顧客に信頼される行動を取ろう」とか 「信用を失うな」という言葉もよく耳に します。 「信用」と「信頼」 これらをしっかりと定義し、 正しいステップを踏まない限り、 「信頼されたい」と願っても 信頼されません。 改めて「信用」と「信頼」とは どういうものでしょうか。 ◆信用とは 1.起点:信用は過去にするもの 信用は、具体的な事実や証拠

          信用と信頼

          「西遊記から学ぶマネジメント」

          西遊記は、中国の古典文学の中でも 特に人気のある物語です。 その中には マネジメントに関する貴重な教訓が 数多く含まれています。 特に、主人公の一人である三蔵法師の リーダーシップスタイルからは、 多くのマネジメントのポイントを 学ぶことができます。 今回は、 三蔵法師の行動からマネジメントの ポイントについて考えてみました。 1. 目標志向のリーダーシップ 三蔵法師は、 旅の目的である仏典の取得を通じて、 大義のために率先して行動します。 彼の目標志向のリーダー

          「西遊記から学ぶマネジメント」

          「PDCA」

          本日は 成長のために欠かせない 「PDCA」の話です。 PDCAは知っている方が ほとんどだと思いますが 改めてお伝えしたいと思います。 PDCAは仕事の大きさに関わらず 使うことができるし 使うことで自分の仕事の良い ルーティンを作ることができます。 PDCAには 組織全体に渡る大きなPDCAから 個人の作業単位の小さいPDCAまで あります。 ひとつひとつを簡単に確認すると Plan:計画を立てる  Do:実行する   Check:評価する   Action:改善

          叱る、とフィードバック

          濵桜コンサルティングの松田史子です。 部下育成をする中で「叱る」ことに躊躇 され、悩んでおられる管理職の方は多く、 「叱ることは難しいです」 と、よくご相談をいただきます。 今回は、そんな「叱る」とフィードバック についてのお話です。 人材育成を目的とする 成長フォーカス・フィードバックには 2種類あります。 ポジティブ・フィードバックと コンストラクティブ(建設的な)・ フィードバックです。 ポジティブ・フィードバックは 肯定的なこと、良いパフォーマンスに ついて

          叱る、とフィードバック

          「人の原理を知り成長につなげる」

          今日は 人がなぜ なかなか変われなかったり、 現状を維持しようとするのか、 そして成長が その背景に与える影響について のお話です。 成長とは、 私たちが新しい経験や挑戦を通して、 自己の能力や理解を 向上させていくプロセスです。 このプロセスは 常に不安や不確実性を ともないます。 ここで知っておきたいのは、 人間は安定性や安心感を 求める生き物ということです。 人がなかなか変われなかったり、 行動や考え方を変えられないのは 前回もお話した コンフォートゾーン

          「人の原理を知り成長につなげる」

          あるべき姿はなんですか?

          濵桜コンサルティングの松田史子です。 フィードバックについて実践する時 まず「伝え方」に気を付けましょうと 言われることが多いと思います。 もちろん、「どのように」伝えるかは とても大事なことですが、 実は、本質である「何を」伝えたらよいの かわからないという声を良く聞きます。 今回は、フィードバックのさい 「何を」伝えるのかについてお話し したいと思います。 フィードバックで「何を」伝えるのか 人材育成におけるフィードバックの効果 や、重要性につ

          あるべき姿はなんですか?

          「新しい習慣を手に入れるプロセス」

          今日は、 成長と進歩のために 新しい習慣を身につける プロセスについてお話します。 人が新しいことを学び、 実践し、習慣として定着させるためには、 一定のステップが必要です。 まず、人間には 「ホメオスタシス」という 機能があります。 これは、 体や心が一定の状態を保とうとする 性質のことで、現状維持を目指します。 新しいことを始めるためには、 このホメオスタシスの壁を 乗り越える必要があります。 新しい習慣を身につけるプロセスは 以下のように進みます:

          「新しい習慣を手に入れるプロセス」

          ストローク~人間関係における感情のタッチポイント

          濵桜コンサルティングの松田史子です。 今回も承認について少し。 前回「レコグニション」という承認の カタチについてお話ししましたが 今回は、相手の存在を認める言動をさす 「ストローク」 についてお話ししたいと思います。 人間は社会的な存在であり、 他人とのつながりを求め、その交流に よって成長し、癒されることがあります。 この交流の基本単位として心理学では 「ストローク」という概念があります。 子供の頃、「ヨシヨシ」と、無条件に肯定 され、頭を撫でられた経験がある

          ストローク~人間関係における感情のタッチポイント

          「人の価値を発見する」

          仕事をしていく上でも マネジメントをしていく上でも 人の良いところ見つけて それを伝えることがとても重要です。 人の良いところ見つけて伝えることで 相手と良好な関係を築けたり、 相手の成長を加速させたり、 チームの質を上げることが できるようになります。 人の欠点は誰でも見つけられます。 「人の欠点を見つける」ことと 「ブスッとした顔」でいることは 誰でもできます。 逆に「人の良いところ見つける」ことと 「笑顔」でいることは、努力とセンスが 必要です。 人材育成では「

          「人の価値を発見する」

          「成長実感」

          濵桜コンサルティングの濵野芳裕です。 今年も残すところ あと数日ですが 一年を振り返りながら、 私自身どれだけ 成長できたかなと 考えています。 今日は 成長文化を 構築していく上で 欠かせない 「成長実感」 についてのお話です。 最近、 現状維持で良いという方が 増えているように感じます。 それは 自分は成長しなくても良いと 言っているように聞こえます。 人が成長しないということは、 人間の進化を妨げ、 最終的には環境の変化に 適応できなくなり、 恐竜のように絶

          「成長実感」

          言葉の贈り物~レコグニションの話

          濵桜コンサルティングの松田史子です。 いよいよ街はクリスマス一色に。 今年も残りわずか。これから年末にかけ 1年で最もワクワクする季節ですね。 実は、12月は長く接客業に従事していた 私にとっては、1年で最も忙しく、気合の 入るシーズンでもありました。 今回は、そんな忙しいHolidayシーズンを 「レコグニション」というカルチャーで 乗り越えたお話をしたいと思います。 私のいたGAPはアメリカンブランドで、 アメリカでは、クリスマスはビッグイベ ントのため

          言葉の贈り物~レコグニションの話

          「スコトーマ」

          濵桜コンサルティングの濵野芳裕です。 今日は 視点を増やし、 視野を広く持ち、 視座を高くする為に 必要な 「スコトーマ」 についてのお話です。 「スコトーマ」 とは心理学用語で 「心理的盲点」 「認知的盲点」 のことです。 よく言われます 「人の脳は3%しか使われていない」 3%なのか1%なのか5%なのかは 分かりませんが 全てを使ってないっていうのは ホントらしいです。 それは何故かと言うと 脳の全てを使う為には 変電所1つ分のエネルギーが 必要なんです。

          「スコトーマ」