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黒松の手植え備忘録

砂丘の撮影を終えて戻ると、入り口で松を植えている知り合いに偶然出会い、松を植えてみないかと誘われた。自然や植物が好きな割りに今まで植林に縁がなかったのでありがたいお誘いだった。
まずは1本を手順を確認しながら丁寧に、いずれ何本もの松を植えることもあると思い、備忘録としてここに記しておきたい。

1.深さ30cm、直径40cmほどの穴を掘る。砂地なので簡単。
2.水を400ccほど穴に染み込ませる。
3.一掴みほどの肥料を穴の中心部を避けて周辺に播く。
4.穴の中心部に稲藁を鳥の巣のように丸く敷き詰める。
5.五島海岸に実生していた黒松を菌根菌ごと中央に置いて砂を被せる。
6.寒さ対策として根元に稲藁を敷き詰める。
7.水を400ccほど掛ける。
8.さらに砂を山状に被せる。
9.竹を打ち込み、倒れないよう軽く止める。
※本来は、2月後半から3月に行うのが良い。
※菌根菌ごと移植するのがポイント。

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砂丘フォトグラファー 浜松を代表する風景のひとつ、中田島砂丘消失の記録