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花組「巡礼の年」8/16マチネの感想

いや〜〜〜花組リスト面白かったっす、でもめっちゃ忙しかった激!!
今日がMY初日&楽だから、退団する人を見て、97期を見て、要チェックの下級生を見て、全体を見て…
て!1回じゃ足りないっす〜全然(涙目)

✿1回きりなら、2階から見て正解だと思いました〜♪
れいちゃんの!ピアノを弾くお姿がめっちゃヨク見えためっちゃお綺麗、特に手!手!!
“ピアノだんじり”もよ〜く見えて「こ、これが話に聞いたアレか…」と堪能しました♡

✿あと2階からだと美しいセットの全体がよく見えた!
中心点からナナメになってて遠近感が誇張されてて、加えてやや不安感をあおるバランス…
ほとんどの場面にピアノがあるのも象徴的でした♪

✿なんだか白っぽくてウソくさい、
ナポレオン帝政後のゴタゴタをくぐり抜け生き延びた貴族の皆さん
でも、そのお衣装をモノともせずに着こなし、ふつうに華麗で上品な花男&花娘の面々(さすが美の暴力団)

✿マリーってさ
人物描写が点描的で、「どんな人か」が具体的には語られてないよーな…文筆業に憧れはあるけど、いきなり連れ去られて、いきなり放ったらかされて
最後のあの場面でようやく彼女の思いが明らかになる、でもすごく説得力があるのは、まどちが天才でちゃんと場面場面で思いを繋いでるからなんじゃないかな
若き日の人生の煌めきを穏やかな笑顔で語る、落ち着いた熟年夫人に胸がいっぱいになった(そしてあんな熟年夫人になりた人生だった)

✿マイティのショパン、ハイ登場から優勝〜
あの笑顔マブシイ!!
彼女の持ち味=心の温かさが伝わってきた、あと顔が良い(知ってた)あとあの髪型とお衣装が素晴らしい(ソレも知ってた)

✿「巡礼の年」の音楽が大好きです〜太田先生&斉藤先生!!
特にまどちマリーのソロと
あとマイティショパンの銀橋ソロの後ろで、れいちゃんがヒラヒラ舞ってたのが素敵だったぁ♡

✿リストがマリーの部屋にバーンと
不法侵入(言い方)するトコでCASANOVA思い出したの、はまのだけ~?
ジャコモはお屋敷の女子が寄ってたかって誘導してたけど、リストではそこ省かれてましたネ、生田せんせい(その場面ある前提!?)

✿白ドレスでウフフアハハ、
からの「つーかまえた」バックハグとか、なんだろコレは観客にとっての「あなたの夢かなえたろか」スペシャルか何か?
ただ、姫&じいやは違うと思う私も(笑)

✿ひとこりん、こないだの女装は
様子がオカシイ天才舞踊家(自称)だったけど(ナイワ笑)…今回は恋多き男装の才女、もう幕開けからひたすら美しい&カッコイイと思たら…リストを煽るわ終わコン扱いだわ(ヒドイ)
って、彼の再起を願ってたのね、悔しかったのね〜あと1つ言っときます、テーブルに乗っけた脚が長過ぎましたよ?

✿ハンガリー場面、「エーヤン、エリザベート!」て
叫びそうになったのはまのだけ〜?
それにしても、ハンガリー貴族のお衣装お似合いでしたわ、りりーたん♪

✿成功したリストっぴが金ピカなの、なんか
笑ってもうた~トテモわかりやすいSUCCESSの形
(そして爆似合うれいちゃん)

✿つかさっち伯爵、妻に対するあの態度は
しごく真っ当なスタンダードですな、あの時代の貴族としては
でも翌日ちゃんと話そうと思ってたのにね、好きだったんだよねホントは?ラストのあの表情…切なっっっ…(涙)

✿まひろっち〜!イケ好かないお役は
初めて?見た??主人公のライバルを熱演〜〜スゴイわオバチャン応援してましたわ。あと、前髪が優勝☆
でもタールベルク…今ほとんど無名…悲ちい(少なくとも、はまのは初耳)

✿くり寿伯爵夫人〜幾らパトロンとは言え
あんな風に迫ったらいかん、アリャ逃げられるわ〜〜
でも後任にまひろを選ぶのはワカルよ、同じ立場なら私も絶対そうする!!(役名で言え)

✿ほのかりんの黒髪オールバックやばっっ!
なんせ、こないだ見た時がアレ(※)だったから…
(冬霞ヴァランタン)
あと、美咲ぴとの並びが、もう何十回も見慣れてで馴染んだ感じスゴカッタけど…あれ?初めて??

✿芸術家たちのメンバー好きです!
ダイヤ君のドラクロワ麗しか〜、らいとベルリオーズも凛々しい☆
英くんもバルザックも知的、スラリとした長身にあのお衣装がよく似合って…うぅ(嗚咽)

✿キナ君、ピアノだんじり召使でも
つかさ伯爵の従者でも、素敵だったわ〜やっぱり目立つ、てゆーか自動検知装置が搭載された、はまのに←

✿あれ?みこりんは貴婦人グループに入ってたけど、
当初は召使いちゃんだったのね??
豪華なフリフリドレスがお人形ちゃんみたいに可愛かったけど、召使い女子のコスも見たかった気がする(コス言うな)

✿以下は、はまのの個人的な懐古譚なので
読まんでもヨロシイのですが
昭和の子どもあるあるで下手っぴながらピアノを習っており、小6の時に発表会でショパンのワルツを弾きまして
ショパンの楽曲は明るくて美しいメロディが多い、「英雄ポロネーズ」や「幻想即興曲」みたいに超絶技巧の曲もあるけど、上手じゃない子どもが楽しく弾いてソレナリに聞かせられるレベルの曲もある、それが彼の最大の魅力であり人気の素だと思っとります((あんな芸術の神に愛されてる人が身近にいたらソリャ嫉妬するよね、作曲家に限らず)。
で、いちおう高校生までピアノ習って、自分で大好きな「リストの愛の夢第3番を弾きたい」と言ったのですが
めちゃ難しかった上になかなかレッスンしないでダラダラ毎回「進んでませ〜ん」て言って、先生にウンザリされてそのままやめてしまった過去があります。
なんでコンナ昔話をするかと言うと
「巡礼の年」の最後の最後に流れたので、なんか自分が完成できなかったあの曲が、浄化されたよーな気がして嬉しかったんです、生田先生&れいちゃん有難う!!(カンチガイ)


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