見出し画像

1ヵ月で60点Up!TOEFL itp 550点以上獲得への道

さて、国際教養大学での学生生活で5本の指に入る山場であった、大学2年次におけるTOEFLの勉強。その際に執筆し、未だに大学に貼られている文章を数年ぶりに編集したいと思います。

まず前提としてこのアウトプットはTOEFL itpの受験者向けです。昔で言うところのpbtという、大学のプレイスメントテストによく用いられるものです。ちなみに国際教養大学では、必須である留学に際し550点以上の点数の取得が求められていて、少なくない学生がこの点数を取れないことによって、留年してしまいます。あと、この文章もなんだかんだで、国際教養大学の学生が読むことを想定しております。特に3.は国際教養大学の学生向けです。国際教養大学の学生以外は1.~2.をご高覧ください。

留年を回避するために、僕が大学2年生の際に1か月で詰め込んで、点数を60点上げたこと方法をこの文章で提示します。同じようにTOEFLで悩んでいるAIU生をはじめとした皆様の参考になれば。それでは下記4点ご覧ください。

1.サークルなどの課外活動に信頼できる仲間を持ち、タイムマネジメントをする

大学生にありがちですね。自分の場合、SRT、ラグビー、学生会、ベンチャー企業でのインターンなどなど、授業の課題とは違って、点数をとるだけにどれだけの量を割けば分からないTOEFLに対して勉強をする余裕が無かったです。これがTOEFLの点がとれなかった最大の原因だと思います。なぜか大学生って“俺(私)が活動から離れたら(団体が)回らない!”なんて、考えがちになってしまいがちですが(自分もそうであった)、TOEFLの準備のために1ヶ月位、自分の担当を他の人に任せられますよね。「信頼できる仲間を持ちましょう」ということです。これができなかったら、絶対TOEFLのスコアをupさせることはできません。たぶんあの時に基準点を超えることができた最大の要因は、課外活動に自分がけじめをつけられたことだと思います。そして、それを後押ししてくれた仲間がいたことだと思います。逆にそれができなかったら、所属するoutside activityのパフォーマンスもそんなに良くないのでは?と思います。

2.量をこなす

1ヶ月かけて下記のマテリアルを徹底的にやりこみました。国際教養大学の学生は、LDICにすべてあるので、借りてください。

1)『TOEFL Test ITP文法問題対策満点マニュアル』 (7周)

2)『LONGMAN PREP COURSE PAPER BASED TOEFL』 (Reading/Structureだけ3周)

3)『Delta's Key To The Next Generation TOEFL Test: Six Practice Tests for the IBT』 (Reading/Structureだけ3周)

4)『LONGMAN PREP COURSE FOR TOEFL IBT』 (Reading/Listeining3周)

5)『TOEFL Test Preparation Kit』(A.B.D.Fを1周)

他にも直前に、以前大学の先生からもらった数多のプリントをやりました。去年540点とった時と違う点は、やり直す回数を増やしたことです。100ページのキャンパスノートを3冊潰しました。逆にこれだけやりこめば、点数なんて普通に越えられます。これをやるためには自分の場合、課外活動の時間を削らなければ絶対不可能でした。

3.周りからプレッシャーをかけてもらう

これに関しては、人それぞれですので、必ずしもやらなくてもいいかと思いますが、恥ずかしながら僕にとってはこれが結構大事でした。絶対に勉強しなくては、そして結果を出さなくてはいけない環境に自分を追い込むのです。僕がこれに関してしたことは次の通りです。

●LDICのAACチューターにお願いする

AACチューターの方にお願いするのは1番効率的だと懐います。週1回のペースで、学生からTOEFLを教えてくれるこの制度ですが、僕の場合はチューターが同期だったため、とてもプレッシャーになりました(笑) あと、教えてもらう分だけ、結果を出さなかったら罪悪感に駆られることも良いプレッシャーになりました。

●図書館のいつも同じ場所で勉強する

いつも図書館の階段上がってすぐの場所(人の目がつきやすいところ)にいました。1週間くらいと自然といろんな人が声かけてくれるようになります。そこからが勝負です。ちょっとでも図書館以外のところにいると「あれ、今日は休みなのー?」なんて言ってくれる友達が結構いました。まぁ冷静に考えたら余計なお世話なのですが、その時の自分にはありがたい声かけでした。僕にとって1ヶ月の間、なんども集中力がきれたので、だらけてしまうのを回避してくれるのには、本当に助かりました。

4.iBT対策もしてみる

保険というニュアンスでiBTを受けましたが、受けなくても次の理由でiBTの勉強をすることをお勧めします。

●Listeningが楽になる。

iBTのリスニングセクションをメモをとらずに受けてみてください。基本的にはiBTの方が難しいので、この方法で慣れると、itpでのリスニングはかなり楽になります。

●授業の課題が楽になる

実は大きい理由がこれです。TOEFLの対策をするには課外活動もそうですが、大学の課題を終わらせる時間もできるだけ短くしなくてはなりません。国際教養大学では授業の課題はすべて英語がなので、これをこなさないとそもそもTOEFLの勉強までたどり着けないのです。その文脈で見てもTOEFL iBTを受けておくと楽になります。iBTには30分で300語以上書かなくてはいけないライティングセクションがあります。ちなみに、TOEFL前日に授業で600語程度の課題があったのですが、それが40分くらいで終わりました。これで一度慣れてしまうと他の授業の課題も楽になり、その学期は21単位を履修していた(通常は上限18単位)のですが、なんなくTOEFLの勉強と両立することができました。

以上、僕が大学2年次に1か月で60点点数を上げた過程を振り返り、実感したことを紹介させていただきました。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。最後にですが、「自分には出来ない」なんて思わないでください。実際にやってみると、1ヶ月って短いようでTOEFLの点数をとるには十分な期間です。...自分にはそれくらいその1ヶ月がそれくらい長く感じました。その1ヶ月は大変ですが、絶対に結果がその先にはついていきます。皆さんの努力の結果がスコアに反映されますように!

分からないことがありましたら、どなたでも気楽にfacebookやTwitterなどでメッセージをくださいなー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?