恩は、早いうちに回収したほうがいい。

仕事でのやり取りのことである。お金の回収もそうだけど、ありがとうと言われて終わるだけでは、無能なビジネスマンになってしまう。

会社員とかであれば、それでもいいかもしれない・・・。起業を目指していたり、自分ですでに経営している身だとするとそういうわけにもいかない。

長く付き合いがあったとして、後でなんとかするとかということを連発してくるとしたら、かなり危険信号が発動しているといえそうだ。

お金のことで言えば、現場ごとに回収するべきである。それが出来ないとしたら、その現場はすでに破綻しているのだろう。 

次の現場、他の現場から、少しづつ、回すということを繰り返すのは勝手だが、それに対して、コスト削減ができる見通しでもあるなら、いいけれど、人手不足、能力不足から来ることが原因だとしたら、いつ、改善出来るのだろうか?

というように、外注であるこちらからでも透けて見える事情に勘案の上、検討したときに、外注という、仕事を受ける側としては、脆弱な立場で、たとえ、長く付き合ってきていて、赤い糸とか言われても、今すぐ切れそうな脆弱な糸にしか見えなくなってきても仕方ない。


頼みごとをされるというのは、相手に出来ないようなスキルを代わりに対価を貰ってやることで、無償で聞いているわけにはいかない。いいように使われるだけである。

「話の分かるいい人」と言われたくて、やっているなら構わないが、そのために有限な自分の時間を提供したいわけではないはずである。(要は、無駄な時間)


いい仕事する人は、無償で、優しく話しを聞いているふりをしていても、売った恩は、後回しにせずに、代わりに仕事なり、対価をやんわり回収しているものである。(少なくても、わたしはそうかもしれない。)


そうでもしないといけないような気もする。もし、いつまでも、あのときの恩を今、返してもえないかとどっかでとか、会うたびに言われても、恩着せがしいし、少しうざいようなことになる。

#社長ぶろぐ #起業 #心構え  

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