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【還る物語】

『自立しなければ!』

と息巻いて生きてる人は

依存することもされることも嫌いなので

他の人たちにも自立的な関わり合いを求めて

人の負からくる行動を理解しようとしません。



それはその人自身がかつて自分の弱さを切り捨てたことから起こってます。

か弱い自分を許せないまま強く生きてます。



“か弱い自分を裁いて切り捨ててる自分”。

ほんとはか弱い自分も含めて受け入れてもらいたかっただけなんです。

あなたはあなたに受け入れてほしいだけ。



負と折り合いつけて自分自身として生きていくって時に綺麗事じゃないことが起こる。

でもそのありのままの生き方は周りの人を美しく巻き込むほどすごく綺麗なんです。



何十年も握ってきた負です。

いきなりなくなるわけじゃない。

その怖さがいきなりなくなるわけじゃない。

でも

その痛みを感じる勇気は今から持つことはできる。



《何も役立ててない私は認められない、愛されない》

《何者でもない私は認められない、ひとりだ》

という痛み。



もっと言うと

《そんな自分を裁いてる自分》

と対話できるかどうかです。
 


《この自分》と折り合いがつくと

依存してきたり寄りかかってくる周りの人を裁くことはなくなっていきます。

そして純真に今愉しみたいことをし始める。



『自立しない人たちとは付き合いたくない!』

『依存者入店お断り!』

『やれよ!行動だよ!』

みたいな力強い圧がなくなり



『私は好きだからこの生き方してるけどもし同じなら一緒に遊ぶかい?』

『純粋に愉しみたいから寄りかかるのはやめてねw』

みたいなフラットな柔らかいノリになっていきます。

情熱的に、柔らかく、穏やかに。



自分を無条件に認められた自由なフィールドの上で

僕らの個性は目一杯発揮されていきます。

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