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見たことない夢の軌道 追いかけて

皆さんこんにちは、はまーです。

これまで逢田さん関連のブログや、虹ヶ咲、ラブライブ!シリーズについてのブログは書いてきましたが、Aqours関連のブログは書いてきませんでした。

1つは、この内容が私の核であり、正直人に伝えるような話ではないから。

1つは、話すことが多すぎて、文章で書くことが不便だから。

1つは、自分のためにブログを書くことに抵抗があるから。

1つは、私の言葉を読んで、絶対に傷つく人が多いから。


そして、誰も受け取ってくれる気がしないから。


 そんな私に、10月からほぼ毎日話している、最早親友という人がいまして、その人の言葉に救われて、書くしかない、ってなったので、今回書くことにしました。

 そのブログを掲載して、長い長い、私の人生と葛藤について、話していこうと思います。

(奇しくも私の誕生日に公開されたブログですね)(これも後で話します)



・夢の始まり

 私が小学校二年生の時です。今でも覚えてますが、テレビ番組で私がなりたい職業のプロフェッショナルについての特集を行ってました。

 それを見た私は母親に「パイロットか(その職業)になりたい!!」って無邪気に言ってました。

 昔の私(幼稚園)は、舌が短く、言語発達もしていないため、知識理解が浅く、幼稚園の先生に「この子は後がない」とか、「何もついていけない」とか言われていた子供でした。

 褒めるところがないから「笑顔が魅力」としか言われてないような子供でした笑


 言葉が話せるように、母親が家で内職をしながらお金を稼いで、言語発達のための機関に私を通わせていましたあの期間が人生で一番つらかった、って母親から聞いています。

 自分は頭もなかったので、ただ楽しんでいただけの日々ですが、子供たちの中で、言葉が分からない私は浮いていたので、母親は遊んでもらう為に他人の家に行って頭を下げて、一緒に遊んでもらえるようにお願いしたり、幼稚園の先生からの小言に耐える日々を過ごしていたそうです。

 今も文章で書いてて、凄く辛いのですが、あの期間の事を私自身も忘れたくないから、書きました。


 そんな私に、勉強だけはせめて出来るように、と母親はチャ〇ンジ1年生を私にやらせました。まぁ私は何も考えてなかったので、勉強たのしー!!、ってやっていたそうです。

 一年生になると、舌がようやく話せるレベルに成長したわけですけれども、言語発達の瞬間、人間というのは、まるでスポンジのように知識を吸収するようになっていまして(難しい話はここでは書きません)、お陰様で、運動もできないし、コミュニケーション能力もゼロだけど、勉強だけできる奴が爆誕しました。

 それが、四年生までの私です。


 夢の始まり、それは憧れです、テレビの特集だったり、妹の友人の父親の方が、(その職業)のプロフェッショナルの方で、当時わざわざ小学校三年生の子供の為に時間を割いてくれて、話をしてくださったことだったり。

「待ってるよ」って言われました。

有頂天になって、絶対、なるんだ!!って母親に報告したことを覚えてます。

 夢の始まりなんて、そんなもんです。

 でも、私のとってはどこまでも大切な「始まり」でした。


形から入ってもいいんじゃない あこがれに導かれ こころときめいたら

「夢で夜空を照らしたい」より。

笑わないよ!キモチだけでもいいんじゃない? 最初はできないことだらけ 大事なのは「好き」になる情熱です!

「Beginner's Sailing」より。

 

・中学受験と中学校生活

 私は広島出身でして、県立の、広島の中高一貫校(特定可能)に合格することを目標に勉強していました。

 理由としては、母親が、(その職業)になるためには、とりあえず中学受験で受からないと話にならない、と思ったかららしいです。でも、到底なれると思ってなかったらしいので、一番有名な中高一貫校の男子校ではなく、県立の中高一貫校を受験させようとしていました。


 まぁまだ当時の僕は馬鹿なので、モンハン3Gがたのしー!とか野球たのしー!とか、若者らしく、〇〇ちゃんが好き、って感じで勉強の苦痛はたいして感じず、日々を過ごしていました。

 まぁ相変わらず問題児で、勝手に集団下校の時に一人で帰って、学校単位で大捜索されたり友人の前歯折ったり人付き合いが下手すぎていろんな先生に説教されたり、と散々な毎日を過ごしていましたけどね。


 そこから、五年生になって、ちょっとしたスランプを越えたら、何故か成績がどんどん伸びてきました。まぁ僕自身は成績伸びて、えっへん!って感じで他に何も考えてませんでしたけどね笑

 それを見た母親と塾の先生が、「これはいけるのでは・・・!」と思ったらしく、広島で一番有名な男子校の中高一貫校(これも特定可能)に私を行かせようとしました。

 その戦略として、母親は私をその学校のオープンスクールに連れて行かせたのですが、そこで在学生の方に優しくしてもらったらしく、またまた僕は、「お兄さんたちが優しかったからここ行く!!」ってアホみたいに母親に乗せられました笑

 

 その後は、全国模試でいい成績(確か全国三位)とか取って、天狗になったまま、受験して、受けたところは全部受かって。

 そのまま、男子校とかいうこの世の終わりの空間にぶち込まれました(日本語)。

 勿論広島で一番賢い学校なので、私なんかより比べてはいけないレベルで賢い人がいたり、ロシア語に興味がありすぎて、そのまま東のみやこの大学(意訳)に引っこ抜かれた人もいたり、と凄い学校でした(遠い目)。


・ラブライブ!との出会い

 中学校は割と勉強も適当にずっと遊んでいましたが、中学校二年生の三月のことです。やっとスマホを買ってもらい、そこで世間で流行っていた「スクフェス」を取り敢えずインストールしました。それが、私の「ラブライブ!」の始まりです。

 私の始まりは、「baby maybe 恋のボタン」です。スクフェスで序盤にプレイできる曲であり、サウンドの良さに心つかまされました。


 ですが、本当の始まりは「ユメノトビラ」です。

 この曲は僕にとって本当に大切な曲で、正しく「青春のプロローグ」です。

 ピアノから始まる幻想的なイントロから紡がれるのは、何処までも強い言葉。

ユメノトビラ ずっと探し続けた 君と僕との つながりを探していた

 この曲に惹かれて、当時TVアニメ二期の再放送をしていたこともあり、一旦見てみるか、となったのです。

 故に、この曲は、私とμ’sのつながりを作ってくれた、本当に大切な曲です。

ユメノトビラ ずっと探し続けて 君と僕とで 旅立ったあの季節 
青春のプロローグ


で、お察しの通り、ありえないくらいハマりました毎日曲聞いて、元々音ゲーが好きだったこともあり、スクフェスもやりこんで、園田海未ちゃんの可愛さに毎日狂っていました。(実は海未ちゃんが好きなんですよね)

 映画が公開される前には、特典付きの前売り券の為に徹夜して映画館に並んだりThe School Idol Movieを冗談抜きで沢山見に行ったり、といろいろしていました。


・Aqoursとの出会い

 そんな中、あることが起きます。

 2016年3月31日と4月1日。中学三年生の終わりです。


 μ’s Final LoveLive! 〜μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜


 あまりに部活が厳しすぎて、休むことなど許されず、迎えてしまったこの日。

 この後、終わってしまった喪失感に耐えれるはずもなく、冗談抜きで毎日MOMENT RINGを聴いて泣いていました。


 「俺が好きだったμ’sが…一回も見ることなく終わってしまった…」


 あの時の悲しみは今でも思い出します。



 Aqoursの事はプロジェクトが始まったG's magazine 2015年4月号の時から知っていましたし、1st シングル「君のこころは輝いてるかい?」は発売日の2015年10月7日に買ってはいましたが、大して聴くこともなく、ずっとμ’sを追っていました。

 半ば惰性の様にAqoursの生放送を見ていた日々ですが、TVアニメ一期十一話「友情ヨーソロー」を見て、衝撃が走ります。

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 あまりに衝撃を受けたので、メモを残しているのですが、最後に一言、なかなか衝撃なことを書いています。

「本家を超えました」

 あんなにμ’sが好きだった人が、μ'sを超えたと形容したのです。いやまぁ、今の自分的に、比べるものではないと思いますが、サンシャイン的に、μ'sとAqoursの比較というのは一期では大きなテーマなので、そういう風に形容したんだと思います。

 実際に酒井監督のインタビュー(TVアニメ一期オフィシャルブックより)では、「12話(意訳的にTVアニメ一期)はμ’sにありがとうを伝えるためにある」という風に仰っていたので、まぁ上の言葉は許してやってください。


 そこから心に空いた穴を埋めるように、Aqoursの活動を精力的に追うようになります。


 ここでひとつ。かなり過激な内容なので、申し訳ありませんが、書きます。


 この付近ではもうTwitterをしていたわけですけれども、毎日原理と、まぁ言い方を合わせるならサンカスとの論争が起きていたわけでして。

 その結果、あんなに好きだったμ'sの事、ファンの事が私の中で怖い存在となってしまいました今でも、円陣のアイコンを見ると、当時の事を思い出します。

 好きって単純に言うだけで、じゃあなんでサンシャイン見てるんだよ!、と言われる。μ’sを忘れたのか!?って。


 忘れるわけないだろ、ずっと泣いてたのに。


 そう言いたい気持ちもありましたが、そういう論争をすること自体に辟易していましたし、何も生まないだろうと思って、基本的に黙っていました。

 これを読む、もしμ'sが好きで、Aqoursが嫌い、もしくは認めない人がいるとしたら、疑問に思うでしょう。


 何故、Aqoursに触れようとしたのか。


 触れたことに後悔はないんですけれども、明確な理由としては、あまりにショックすぎたから、μ’sの代わりを求めたんですよね、Aqoursに。

 Aqoursにも失礼だし、μ’sにも失礼なのは承知しています。それでも、自分を守るために、Aqoursを追いました。

 ある種自分の弱さゆえに、ちゃんとした形で両方に触れることが出来なかった事は承知しています。

 謝ってもどうしようもないことですが、もし読んで不快に思った人がいるなら、謝ります。

 僕の弱さゆえに、向き合えなくて、すみませんでした。


 でも、一つだけ譲れないことがあります


 俺は、Aqoursを信じていて、良かった。

 μ’sと出会えてよかった。


 そして、μ’sは今でも、俺にとっての光です。


 誰にも否定させない、俺の正義です。


・高校生活と逢田梨香子さんとの出会い

 高校に入り、私は何やっていたかというと、体罰上等のヤバすぎるバレー部でボコボコに教育(意味深)されてました。

 なんでこんな進学校に、部活に対して本気の顧問が存在しているのか今でも謎なのですけれども、天狗になっていた私をへし折ってくれたのがこの顧問なので、今では感謝しかありません。

 色々理不尽は言われましたが、全部的を得てることでしたし、何よりもバレーで勝つための理屈だったので、今では理解できます。当時はもちろん理解できず、ずっと殺意しか抱いてませんでしたけど笑

 ここで学んだことが、後に活きることになります。


 部活でひーひー言ってた日々で、高校の友人N君が私に「ライビュに行かない?」と誘ってきました。

 当時の僕は、LIVEビューイングとはなんぞや、というレベルでしたので、よくわからないけど行くぞ~、っていう気楽な気持ちで行きました。

 よりにもよって、2017年2月26日(日)に。


 そして、出会います。私が唯一「推し」と形容している彼女たちに。

 あの日の事は書きません。僕の中で、あれは起こるべくして起きた事だと思っていますし、美談にするつもりもなければ、逢田さんと同様に、乗り越えた事なので。

 でも、あのステージで、ボロボロになりながら弾き切った逢田さんと、そこにいた桜内梨子ちゃんの姿に、高校一年生の僕は、当時の人生の中で一番の衝撃を受けました。

 当時の僕はバレーに滅茶苦茶真剣に向き合ってたのと同時に、(その職業)になるためには、ある学部に行かないといけないので、どこの大学に行こうかということに悩んでいました。

 そこで、広島の大学ではなく、千葉の大学に行こう!ということになりました。理由としては、勿論、LIVEに行くためです!!!!!!

 いや、八割ぐらい本気で二割冗談ですけれども、自分が昔、話した妹の友人の父親の先生の分野が、関東圏で一番強かったので、そこにしました。


 まぁ、それが地獄のような決定だったんですけれどもね。


 でも、あまりにAqoursに魅せられていたので、挑戦してなんぼでしょ!、という気持ちで挑んでいました。


 そして、2ndのLV全通、LIVE&FAN MEETING Landing action Yeah!!の札幌公演までのLV全通という悲しい称号を獲得するぐらいには全力で追っていました。(現地は部活の所為で行けないため)

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どれが私かは言いませんけどどれかが私です。


本当に楽しい日々でした。


・TVアニメ二期と大学受験

 高校二年生の秋です。部活が私の代になり、本気で生きるとは何か、ということにずっと葛藤している日々でした。

 そこで、TVアニメ二期を見ました。当時は高校同期の一人と永遠にサンシャインの話をしていて、毎話終わるとすぐ通話しながらもう一回見直して、ずっと解釈論争やスクショを見せ合うという、馬鹿みたいなことをずっとしていました。

 高校二年生の時に、高校二年生が足掻いた物語を受け取る。これにより、私の人生はどうしようもないくらい、ラブライブ!サンシャイン!!の哲学に染まり切ってしまいました。

 まるで、会場を強烈に染め上げた、「WATER BLUE NEW WORLD」のように。

 TVアニメ二期の事はここでは語りません。でも、「勇気はどこに?君の胸に!」という曲は、私の人生においてどこまでも大切な曲になりました。


 TVアニメ二期を見て、私もやらないとな、と思ったので、ここから、Aqoursの活動に間接的にかかわることすら辞めます(LVなど)。

といいますか、生半可な覚悟で受かるような大学の学部ではなかったので、追ってる暇なんてありませんでした。


 おかげで滅茶苦茶病みます。

 ここからは高校三年生の私です。

 3rdの時の私。行けなくて悔しくて。「勇気はどこに?君の胸に!」の合唱をしったり、「WATER BLUE NEW WORLD」を見れなかったり。

 4thには行こうって思っていたのに、今年中にあることに絶望しましたし、映画がセンター試験の二週間前だと知って、それも絶望しましたね。

 4thの事を知った私です。余りに悔しすぎて、もう絶対後悔したくないから、勉強するって誓ったときの私です。

 LINEのステータスメッセージは「俺はNo.10にはなれない」、でしたね。

 まぁ、それくらい病んでました笑


 確か2019年1月はAZALEAがFAN MEETINGで広島に来てくれたのに、それに行けなかったこともショックでしたね。

 

そして、勝負の日。頑張った甲斐もむなしく、酷い点数を取ります。

  気楽にとらえて欲しいんですけれども、900点中800点以上とらないと話にならないのに、-70点付近は、正直絶望しました。


 それでも諦めずに勉強して二次試験の日を迎えます。


・絶望の日々

 合否発表の前に、一応ですが、Aqoursを初めて見ることが出来ました。

2019年3月3日(日)、ラブライブ!サンシャイン!!Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 2018 ユニット対抗全国ツアー、東京公演昼の部。

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 そこで聞いた曲、楽しいはずなのに、結果として何処までも僕にとっては傷つく曲になってしまいました。

 それは、「勇気はどこに?君の胸に!」、「君のこころは輝いてるかい?」、「ホップ・ステップ・ワーイ!」の三曲です。


 タイトルからお察しだと思いますが、落ちました。

 正直このツイート、かなり悲痛に満ちていて、あんまり見返したくないモノなのですが、今回の話をするために引っ張ってきました。


落ちたのに、君のこころは輝いてるか?と問われ、「急がないと置いてくよ?」と言われ、「夢は消えない」と言われた。

 私にとって、どこまでも、最悪な言葉となった。


 何が悔しかったか。


それは、私が受験に落ちた事よりも、周りの期待に応えられなかった事。妹から、両親から、祖父母から、親戚から、学校の先生から、塾の先生から。みんな、頑張れって言ってくれたのに、落ちた事。

 期待が呪いに変わった瞬間でした。


我が家に浪人できる費用などあるわけもなく、社長だった祖父に頼んで、塾の一年分の浪人費、現金で100万を貰いました。

 その時のLINEがこれです。

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 基本的に語ると決めてこの文章を書いていますが、一つだけ絶対に語らないと決めていることがありまして、それが2019/4/30に起きました。

 「ああ、俺って、命懸けてやるしかないんだな」

そう誓った日を忘れません。



模試の判定がC判定だったりD判定だったり(一番下がE判定です)、なかなか伸び悩んでいましたが、7月の模試でB判定を取ったりと、少し順調かな、と思った日々を過ごしていました。

 この時、両親に甘えないように、同じ広島に住んでいた祖父母の家に疎開して、勉強をしていました。


 少しだけ祖父の話をすると、広島市出身で今年80になります。これだけで分かると思いますが、原爆被爆者で地獄のような日々を生き抜いて、人生で「ラブライブ!サンシャイン!!」を体現している人間です。


 夏休みになると、授業が無くなり、自習の時間が多くなります。そうなると、必然と自分に向き合う時間が長くなりまして、そんな時、この祖父とよく喧嘩をしていました。

 祖父は78年生きていて、自分の人生に意味があったと、努力して報われると、理解したから、私に「努力しろ」だったり、「努力には意味がある」と言ってくるのですが、私は一回本気で努力して報われなかったので、その言葉が刃の様に自分を刺してきて、本当に嫌でした。

 夏休み、成績がこれ以上伸びる気がせず、祖父の言葉に傷つく毎日で、「ああ、もう無理だ」ってなりました。


 どうしたらいいかわからないので、山に入って死のうとしました。


 でも、祖母に見つかって、泣かれました。


 普段あんなに温厚で優しい祖母が全力で僕を離さずに、夜の公園で泣き崩れる私の話を二時間ずっと聞いてくれました。


 でも、どうしたらいいかわからない。


 だから、信頼している友人に、「どうしたらいい?」って聞きました。見捨ててくれたら死のうって決めて。


 そうしたら、その友人に言われました。


「俺はお前が落ちようが、刑務所入ろうが、どうでもいい。俺は一生お前の友人だ」


って。


あぁ、って全てを悟りました。


 私はどこまでも他人に見捨てて欲しかった。期待されるのがつらいから。私の事なんか諦めて、どうでもいいって言われたかった。

 でも、誰一人として私の事を見捨ててくれなかった。


 この日、私は、「諦める」という選択肢を「諦めました」。


 まるで、二期七話の様に。


 人の期待なんて、どこまでも呪いです。全部相手の身勝手。学校の名前を残して、なんてただの我儘で、Aqoursはあの瞬間、ラブライブなんてどうでもいい、と諦めたがっていました。

 でも、それでも、そんなエゴに満ちた、押し付けがましい願いが、どこまでも救いになるんですよね。

 だから、私も、救われました。

 そして、学びました。

「だいじな夢追うとき だいじなひとがわかる」

「かけがえのない日々を積みかさねて いまさらわかった
ひとりじゃない」

「想いよひとつになれ」より。

「何度だって追いかけようよ 負けないで
失敗なんて 誰でもあるよ
夢は消えない 夢は消えない」

「勇気はどこに?君の胸に!」より。


・到達点

 まずは自分の可能性を見限ることにしました。

 自分はここまでしかできない、って。でも、逆に言えば、そこまでは完璧にできる、という風に。

 するとどうでしょう。成績は落ちることなく、着実に伸びていきました。

 いい意味ですべての事に対して諦めがつくと、世界が広がって、いろいろ分かりました。


 浪人期中に、東のみやこの大学の先生の話を聴く機会があったのですが、その時、言っていた意味も解りました。

世の中に意味はないかもしれない。それは君らが何も知らないから。意味があるということを無知ゆえに見抜けないから。
 だから、勉強しなさい。意味を理解するために。
 そうしたら、きっと世界は面白いですよ

 無価値だ、と厭世的に捉えていた自分はバカだったなぁって。私が無知だったから世界の意味も見抜けない。

 桜内梨子だって、世界の意味を気づきで得た。


 私の考えなんて所詮ただのこじつけで、他人や読んでいる貴方からしたら、意味も解らない、またはそんなこと信じたくない、と思うでしょうが、少なくとも私にとってはこれが事実です。

「すべてに、意味がある。見えないだけできっと!」

「そう思えば、素敵じゃない?」

 二期五話「犬を拾う。」Cパートより。

 そう教えてくれた彼女を心から尊敬しています。


 世界がクリアに見え、やることも的確に対応していく。

 正直客観的に見て落ちる要素はありませんでした。

 まぁ、当時の私は不安で落ちる気しかしてませんでしたけどね笑


 センターの日を迎え、結果は793/900。十分勝負できる点数です。

 本命の大学の四週間前。私立の大学を受験して、特待生で受かりました。本来の学費が3400万なのですが、そのうち3000万負担してくれる、という条件で、です。

その日が人生で一番嬉しかったですね。泣きながら母親に電話しました。

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 これで終わってもよかったのですが、まぁご褒美も貰いました。

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 一年前落ちた大学にまた懲りずに受験したのですが、二回目は合格しました。

 認めなくないけど、努力は報われるんだなって、思いました。


 そして、今私はそこで、夢をかなえるために勉強をしています。

 (その職業)になることが、厳密な私の最終目標ではありませんが、夢の一つなので、そういう意味では、あと一歩で夢がかなうところにいます。


・学んだこと

 この浪人期の事を書いたことには理由があります。

 それは、私がラブライブ!で学んだことや、知っていたことと合致することが一杯あったからです。


 一つは、上で書いた、「想いよひとつになれ」の哲学。

 夢は一人じゃ叶わない。

 自分一人で生きていけるなんて、ただの傲慢。周りに迷惑かけてでも、譲れないことの為に、生きていくしかない。

 これはバレーボールでも学んだことでもあります。

 バレーボールはチームスポーツなので、一人でできる事なんで限られているんですよね。だからこそ、人を信じてやるしかない、ってなるんですよね。


 一つは、期待は呪いである、ということ。でも、救いになる。

 「呪い」という言葉、ネガティブイメージが先行しますが、呪いは、「いつまでも消えないモノ」でもあります。

 誇りを持った彼女が笑顔で歌っていましたね。

「ぜったい消えないステキな物語」

「Next SPARKLING!!」より。

私にとって、ラブライブ!サンシャイン!!は「ぜったい消えないステキな物語」です。


 一つは、あんまり認めたくありませんが、努力は報われる、ということです。一期六話「PVを作ろう」で、鞠莉ちゃんは「努力量と結果は比例しない」と言っていたように、確かに量とは比例しないけれども、結果にはつながる、ということです。


 あとサラッと流しましたが、アジアツアー、Aqours 5th、虹ヶ咲の校内マッチングフェスティバル、私の誕生日である12/15にあった、虹ヶ咲1st、センターの日にあったラブライブ!フェス、私立大学の受験の日にあったCYaRon! 1st、国公立大学の受験の日にあった、Guilty Kiss 1st、全部いけませんでした。

 最早失うことに慣れすぎて、心も死んでいて、何とも思っていませんでした。

 何よりこんなに情けない姿をAqoursに見せたくなかった。

 

 そして、一番伝えたいのは、夢はどこまでも汚いもの、というものです。

 夢を見る、夢を見てる、という言葉。綺麗に見えますけど、そんなの最初だけで夢を追いかけていると、ああ、こんなにも辛いんだって。

 綺麗なのは夢の始まりだけです。追ってる途中、全く綺麗じゃなかった。

 12年も追ってると分かります。


 こんなにも嫌な思いしても、諦められないんだ、って。

 呪いの様に、消えてくれない、最悪なもの。

 「夢は消えない 夢は消えない」、どんな時も。

 消えて欲しくても消えない。

「夢は夢のように過ごすだけじゃなくて
痛みかかえながら求めるものさ」

「WATER BLUE NEW WORLD」より。


 でも、それだからこそ、美しくて、価値があって、追いたくなる。

 私がラブライブ!サンシャイン!!が好きな理由の一つがそれです。

 綺麗ごとだけじゃ夢は叶わない。私の人生や、彼女たちの物語でも示されている、私にとってどこまでも普遍的な事実です。

 だから、ボロボロになってでも、ギラついた目で、夢を追いかける。

 そんな私でいたいな、と思わせてくれるから好きなのです。

「誰も汚せないものひとつ ただ強く
黒さえ白く塗りかえて 何度でも」

「Lotus」作詞:逢田梨香子、より。

・受験後の新生活

 受験終わってAZALEA 1st行くぞ~!、とか、逢田梨香子さんの1st LIVE TOUR「Curtain raise」に参加するぞ!、とか、PERFECT WORLDに行くぞ!って思っていたのですが、全部なくなり、千葉の大学に受かっても結局対面の授業がなかったので、前期中ずっと広島に居ました。

 当時は特に何も考えていなかったのですが、今考えると、当時の自分は確実に病んでいたな、と思います。

 逢田さんのBD配信も気が付けば終わっており、虹ヶ咲2ndも気が付いたら終わっていました。


 まあ、当の本人は、浪人期と比べると余りに日々が楽すぎて、人生謳歌していましたけどね。

 そこから2020年12月まで、虹ヶ咲のアニメを見たりして日々を過ごしていましたが、正直空っぽのような日々でしたね。

 下の写真は2020年9月に沼津に行った時の写真です。正直まともな思い出がこれしかないです笑

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・Curtain raise

 そんな私に転機が起きます。当時あんなことがあったので、Twitterは基本ROM専で、逢田さんのツイートを見るくらいでしたが、とある人が、逢田さんにメッセージを贈ろう!という企画をしていました。

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 上の写真が、メッセージ企画の時に書かせて頂いたものです。

 これを機に、逢田さん界隈の人達と仲良くなって、いろんな人とのつながりが広がりました。

 そして迎えた2020年12月12日RIKAKO AIDA 1st LIVE TOUR 2020-2021 「Curtain raise」開幕。当時は病みすぎていて、LIVEなんていってもどうせなぁ、と思っていました。


 だって何一つ行けなかったから。


 そんな私の目の前に広がっていたのは、何処までも完成され切った逢田梨香子による世界でした。

 拗ねてた私に、LIVEの楽しさと意味を与えてくれたのは、逢田梨香子さんです。

 そこからは狂ったように全部のLIVEに行き、2021年3月26日の大阪公演の千秋楽まで、楽しい日々を過ごしたのを覚えています。

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 上の写真は大阪公演の時の写真です桜が綺麗だったことが印象的でした。

 この時の事はブログで書いているので、今は書きません。

簡潔に書くのなら、文字通り、逢田さんの「幕開け」を見る事が出来たことを、誇りに思います。


・虹ヶ咲との出会い

 葛藤はここに書きました。まぁ貼ってもあまりの文字数に読む気なんてしないと思うので、こっちにも書きます。

 先に誤解されたくないので、書いておきますけど、虹ヶ咲という作品は私にとって大切なものを教えてくれた作品であり、確実に好きな作品です。

 嫌いな作品の為にわざわざ文字なんて書いたりしませんし、興味ないのなら無視して終わりです。

 伝えたいことがあるから、このように文字で書こうとしています。

 そのことを了承したうえで、読んで頂けると幸いです。



 虹ヶ咲というアニメ作品を見て思ったのは、感動より納得でした。


 何故なら、これまでの私の人生において、夢というのは当然のように存在しているものだから。

 それぞれの夢の始まりの形を丁寧に描いてくれたこの作品は、私にどこまでも納得を与える作品でした。

 故に、隠すつもりもないので、正直に書きますが、あまり興味を持っていませんでした。何故なら、知っている事しか言わないから。

 一応デビューの東京ゲームショウの生放送やその前の媒体別活動から追っていましたが、浪人もあり、途中で追うのをやめました。

 そんな私がシャッフルフェスティバルで、ラブライブ!系列のLIVEに初めて参加しまして。


 舐めてた私を完全にボコボコにしてくれました。

 その前に公開された、「虹色Passions!」と「NEO SKY,NEO MAP!」の完成度はお世辞にも素晴らしいものとは言えないな、と正直に感じました。

 だから、シャッフルフェスティバルもそんなものだろうな~って思って参加した私に、果てしない衝撃を与えました。

 そこで、知りたいな、と思ったので、Aqoursの為に貯金していたお金を叩いて(6thのドームツアーが中止になったから)LIVEのBlu-rayを全部買い、スクスタも全部読んで、勉強をしました。


 そして、自分の無知さ加減を嘆きました。


 自分が知らなかったから無価値に見えただけで在って、知れば知るほど、ここにはこんな意味が…!、とか、キャストさんの想いって、こうだったのか…!という風に、発見の日々を送っていました。

 そして、3rd LIVEで、始まりの儀式を行ってくれた彼女達を見て、追いかけたいな、って心から思ったので、今追いかけています。

 綺麗ごとだけじゃない、「虹ヶ咲にしかできないことをしたい!」と、傷つきながらでも、強気で叫んだ大西さんを見て、ああ、本気なんだな、と感じたのが一番の要因です。


・葛藤①

 私が虹ヶ咲を何故素直に追えたのか。 

 それは、Aqoursのつま恋がある、という風に、Aqoursの軸もともにあったからです。

 つま恋が中止になって、虹ヶ咲3rdをする、という風になったとき、流石に聖人でも何でもないので、思うことがありました。


 悔しいなって。


 でも上のブログでも書きましたが、虹ヶ咲の皆さんがLIVEすることにはとても嬉しかったです。何故なら、Aqoursが可愛がっている後輩だから。

 全部正直に書きますが、ここで思っていた葛藤というのは、

「虹ヶ咲のファンへの葛藤」

です。


 また注意書きしますが、以下の事は私個人の考えで在り、私が私自身に強要している事であり、他人には一切強要するつもりはないことをここに示しておきます。

 でも、それでも不快に思うのは私の自由です。

 そんなこと書くな、って思うかもしれませんけど、私は「大好き」という気持ちは絶対に何かを傷つけて存在していることを示したいから、書きます。

 これを読んで不快に思うのもあなたの自由ですが、私にじゃあ言うのをやめろとか、それを変えろ、と言われても難しいです。

 譲れないことだから。

 相当冷たく見えますが、これをした先に、真の理解があると思うので、先に提示しておきます。


 虹ヶ咲のファンの方をよく見ていると思うことがあります。μ’sではまって戻ってきた人が多いなって。それは何を意味しているか、というと、要するに、生活が変わったことによって追えなくなったとか、Aqoursが気に入らないから離れたとか、μ’sで燃え尽きたからAqoursを追わなかったとか。

 そういうことを意味していますよね。

 私もμ’s好きな身としては、あの終わり方に対しては、思うことしかありません。


でもそれとAqoursの事を無視することとは何にも関係ない。


 虹ヶ咲とLiella!が始まれたのは、Aqoursが歴史を紡いできたから。無理だと言われても、笑われても、尊敬すべき先代と比較されながらも。ラブライブ!フェスでμ’sが戻ってこれる場所を残しておいたのも。


 全部Aqoursが血反吐吐きながらやってきたことです。


 今この場があること自体、この前のCOUNTDOWN LIVEを行えたこと自体が、何よりもその証左なのは理解しています。

 でも、何故それをさも当たり前のように、受け止めているのでしょうか。


Aqoursの事を無視しながら。


 でもしょうがないことだとも理解しています全部追う余裕なんて私にもありませんですし、何と言っても、それほどまでμ’sという存在が大きかったのも理解しています。


 Aqoursの事を無視しているから、夢の二側面性にもあんまり人が触れないですよね。


 でもこれもある種当然で。虹ヶ咲の歌詞を読んで頂けるとわかるのですけれども、意図的に、夢に対するネガティブイメージを表現していませんし、アニメも夢の始まりを描いていますから、勿論美しいものに変わりはないのです。

 寧ろ、夢の始まりが汚いものだったら、誰も夢を見ようなんて思いません。私もそうです。

 μ’sの物語もそうです。私にとっては、あの物語は神話でμ’sに挫折がないわけじゃないんですけれでも、結果として夢は叶えているんですよね。

 夢を12年も追ってきた私にとって、綺麗なものだ!とだけ言われるのってかなり、なんだろうなぁ、嫌なことです。

 やってきたことが否定されている様で。


 こんなのただの我儘です。

 夢に二側面性があるかもしれない、ということを知らなければ、そもそもあるのでは…?と疑うことすらないので、別に知らないことは悪いことではないと思っています。

 でも、何故知る機会がないのか、っていうと、結局Aqoursの物語を無視しているからなのですよね。

 そこは、私の中でゆるぎない事実になっています。


 要するに、Aqoursの事を無視しないでくれ。

 夢の話をするのなら、始まりの綺麗さだけじゃないことを理解してくれ。

 これが私のずっと黙っていた葛藤の一つ目です。


・つま恋中止

 葛藤の中、生きていたら、私の心を完膚なきまでに折る出来事が起きます。

  これまでの自分は、自分の事を自分で証明して生きてきました。自分の道はあってるんだ、って言い聞かせながら。

 何故なら、一番信じられない「自分」という存在を信じて戦わなくちゃいけない世界にいたから。

 それほどまでに過酷な世界でした。

この世界中の全員がnoって言ったって 私は私を信じていたい

「無敵級*ビリーバー」の中で一番好きな歌詞です。中須かすみちゃんの、この強さを、私は心から尊敬しています。

 

 そんな自分ですが、ちょっと欲を出して、これまでの道のりで合ってた、ってAqoursに言ってもらおう、と。Aqoursに六年分のありがとうを伝えようと。そのためにつま恋に行くぞ、ってなっていまして。チケットも握っていました。

 そこで中止になった途端、私の心がぽっきりと折れてしまいました。

 本当に自分の道で合っていたのか、分からなくなってしまったからです。


 そんな時救ってくれた人の言葉があります。

 私は絶対に推しを増やすつもりはなかったのに、四年前から決められていた運命だったのだと思います。

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 私たちの、リーダー。伊波杏樹さん。

 Aqoursがこんなに追い込まれるなんて、まるで一期八話「くやしくないの?」二期七話「残された時間」のどちらかだなって思いました。

 そんな中、伊波さんが言いました。

「今はもう、0から1じゃない。」

 どこまでも熱い、どこまでも、伊波さんの想いを感じる言葉。

 全部消えるわけじゃない。Aqoursの歩いた五年分のキセキは絶対に消えない。

 これが二期七話、やること全部やったAqoursが、状況によって詰むAqoursだとしたら、次は何が来るのだろうか?

 そう、「光の海」のみ。

 俺はその瞬間が来るまで、腕を組んで、不敵な笑みで待ってればいい。


「Aqoursは諦めないから」


 私の推しである逢田さんの言葉を乗せておきます。

 「心が死んでいく」と形容している逢田さんですが、つま恋中止が決まった次の週の浦ラジで、Aqoursメンバーの前で、思わず涙を零すシーンがあります。

 悔しくて、諦めきれなくて。最年長の逢田さんが、10周年を目指せばいい、という意味を、是非噛み締めて欲しいです。

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・過ぎ去りし時を求めて

 私が好きな作品であるドラゴンクエスト11よりタイトルを借りました。

2020年から、2020/10/11、LOST三連の悔しさをぶつけた、ラブライブ!サンシャイン!! Aqours ONLINE LoveLive! ~LOST WORLD~開催、

2020/12/31-2021/1/1、スリリング・ワンウェイで始まった、ラブライブ!サンシャイン!! Aqours COUNTDOWN LoveLive! ~WHITE ISLAND~、

2021/3/21、ボコボコにされた、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 校内シャッフルフェスティバル DAY1、

2021/5/8、私にとっての虹ヶ咲の始まりとなった、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~ DAY1、

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2021/8/14、念願だったAqours関連の初LIVEである、ラブライブ!サンシャイン!! AZALEA 1st LoveLive! ~In The Dark /*秘密の物語*/~、

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2021/9/25、「PURE PHRASE」と「Brightest Melody」を披露してくれた、ラブライブ!サンシャイン!! Guilty Kiss 2nd LoveLive! ~Return To Love ♡ Kiss Kiss Kiss~、

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2021/10/9、Twinke Townと未来ハーモニーアコギにやられた、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE & FAN MEETING vol.2 QU4RTZ 〜Sweet Cafe〜 DAY1、

2021/10/16-17、何故か"Aqours"のLIVEを三人で行った、素晴らしすぎる生バンドの、ラブライブ!サンシャイン!! CYaRon!2nd LoveLive! ~大革命☆Wake Up Kingdom~、

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2021/10/23、Ghost DJ timeでキマった、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE & FAN MEETING vol.3 A・ZU・NA 〜The Night Before〜 DAY1、

2021/11/6、ようやく見ることのできた、「1st LIVE」である、ラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~ 岡山公演DAY1、

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2021/11/15-16、三年越しの悲願であった、高校同期との、始まりの地で見れた、ラブライブ!サンシャイン!! AZALEA 2nd LoveLive! ~Amazing Travel DNA Reboot~、

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2021/11/26、ラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~ 東京公演DAY2、

  長々と羅列していきましたが、このどれもが、私にとって大切なもので、忘れていた情熱を思い出させてくれました。


 よく、LIVEに行けてないっていう話をすると、大体の人に、「LIVEに行くことだけがすべてじゃないですよ」って言われます。

 確かに「すべてじゃない」のは正しいと思うんですけれど、「大部分を占めている」とは思っています。

 だからその言葉を言われるたびに、笑顔で誤魔化していましたが、ずっと傷ついていました。一回も行けたことなかった人間に、そういう言葉を投げかけるなんて酷い、と思っていましたが、あくまでこの言葉が僕にとって救いにならなかっただけであって、他の人にとっては救いになる可能性も十分理解していますけどね。

 でも、それでも、事実として、私はどこまでも傷ついていましたよ、とだけ、我儘ですけど書いておきます。


・葛藤②

 CYaRon!のLIVEをした後の10月から11月くらいの事です。Liella!のLIVEも始まり虹ヶ咲のLIVE&FANMEETINGも盛況になっている中、AqoursのCYaRon!のLIVEでは、一日目、当日券が売っていました。

 全部応募したので、分かりますが、露骨に倍率が低かったCYaRon!のLIVE。一日目の評判が良かったので、二日目の当日券はすぐ枯れていて、ほら、見た事か!、となっていましたが、それでも当日券が売られていた事実は消えなくて。

 確か、このLIVE前に、県の規制が緩くなったから、席を増やすことが出来た、ということもありますが、それでも、この事実は中々応えました。

 4thで東京ドームを2DAYS埋めた、私にとってどこまでも誇りなAqoursというグループのユニットが、たかがあの程度のキャパを埋められない。

 行きたくても行けない人がいるのも知っています。それでも、私が悔しいと思うのは勝手です。そして、私はそれが悔しすぎた。


 俺には出来なかった、「WATER BLUE NEW WORLD」の青になった奴ら、「MIRACLE WAVE」を見た奴ら、「勇気はどこに?君の胸に!」で合唱した、Aqoursの夢は消えない、って強く叫んだ奴ら、4thで「想いよひとつになれ」、の進化と覚悟を見た奴ら、ダブルアンコールで、Aqoursに想いをぶつけてくれた奴ら、5thで「Next SPARKLING!!」と共に、虹を描いた奴ら。

 なぁ。

 どこ行ったんだよ…。


 俺が尊敬してやまなかった、Aqoursが好きすぎて、想いが止まらない、愛すべき奴らは、どこ行ったんだよ…!


 人と話すたびに、ああ、この人の中にはAqoursが無いんだなって、絶望する日々。私は人を見抜く嗅覚には自信があるので、5分話したら分かるのですが、話した人の体感5割から7割の人の中に、Aqoursいないなって。ずっと感じていました。

 そのことを一番上でブログを引用した人に泣きながら電話しました。

 その人は、Aqours 2ndから全部追っている人なので。

 そんな人が私に言いました。

「(3rd)LIVEに行かなくちゃ信じられなかった」と。


そして、「俺たちが年末のLIVEでそんなことないって証明しますよ。はまーさんがそれを信じてくれないことが悔しいので」と。

 結局私自身は、この葛藤からは逃れることは出来なかったのですが、そういってくれるのなら、と思いました。

 高校同期にも、この人にも言われたことがありまして。


「Future flight」を聴け、と。


 AZALEA2nd のセトリをご存じだろうか。

「Future flight」からの「We'll get the next dream!!!」です。

 こんな葛藤を孕んで、臨んだLIVEで言われました。

「君を信じる 僕を信じてよ
格好良すぎたかな?(Sun∞shine evolution)
でも本当だよ!」
「僕は信じる 君を信じるよ 
もう決めちゃったからね!(Sun∞shine evolution)
君は? 君はどうする?」

「Future flight」より。

「信じてください (oh,yeah!)
信じてください (oh,yeah!)
良くも悪くもウソつけないのです」

「We'll get the next dream!!!」より。

 ファンの事はまだ信じられなかったけれども、それでも、Aqoursが信じて、と言ってくれたので、もう、信じるしかない、って腹をくくりました。

 元々、Aqoursの事は信じていましたけれどもAqoursが信じてるものを信じてみようかなって。

 そう思わせてくれたのが、私にとっての、AZALEA 2nd LoveLive!です。

 二つ目の葛藤、「信じていたファンたちはどこへ」という葛藤は、DREAMY CONCERTで氷解します。


・葛藤③

 葛藤③は比較的軽い話です。

 それは、好き、とか推し、の話です。

 私の中で、「推し」というのは、「自分の人生を使って体現する」という存在です。だから、私は自分の人生を使って、Aqoursになる、のではなくAqoursのようになろう、と思っています。

 別にこれは呪いのような話というわけではなく、ただただ、自分の成りたい形がAqoursに近いからそうなっているだけです。

 じゃあ何が葛藤か、というと、時系列がずれるんですけれども、つい昨日と一昨日、Liella!の仙台公演を見て、やっぱ嵐千砂都さんと、岬なこさん、そして伊達さゆりさんが、「推し」になりえる存在だなって思ったんですよね。

 でも、私の「推し」の概念的に、逢田梨香子さんと伊波杏樹さんを体現するだけでも、私の人生で足りるかどうか、というレベルでして。


 これと同様に、自分はラブライブ!シリーズのファンなのかなって。

 自分は好きって言いたいんですけれども、あまりに周りの人がパッションに溢れていて。好きって他人と比べるものではないと認識しているのですが、それでも考えてしまい、私って、本当にシリーズが好きなのかなって。

 よくよく考えてしまいます。


 それでもまあ、私は我儘に言います。

 私は、このシリーズが、好きです。


・葛藤④

 最近私は嬉しいことによく虹ヶ咲のファンの方とよくかかわりを持たせて頂いています。

 そのうえでこの言葉を書くのですが、3rdの時のブログにも書いたように、そして今回も書いたように、あまりに自分との哲学が違いすぎて、正直苦手だなって思う人が多いです。

 全体的に苦手というより、Aqoursを意図的に認識してない人たちに対して、僕が信じてきたものが否定されてる気がして、「悔しい」んですよね。

 あと、どこまでも「悲しい」。最近は全員が全員、そういうわけではないというのも理解していますが、みんな受け身だなあって。


 Aqours見て、とか僕は言いません。


だって興味があったら勝手に見るから。


 僕はだからμ’sを今度見直そうと思っていますし、スクスタのストーリーだって、人に読めって言われる前に読みました。(キズナエピソードを10月に全部見ました)

 よく私は「バケモノ」って言われます。まぁ誉め言葉だと受け取っていますけれども笑

 歌詞botに狂っていますし、ずっとAqoursの話をしている

 でも、そんな僕がAqours見て、って言わないのって割とおかしいと思うんですけれども、僕は決して、Aqoursの事見て、なんて言いません。

 勿論見て欲しいですけれどもね。

 

 義務感で見られるほど、虚しいことはないですから。


 鑑賞会して~、とかよく言われるんですけれども、何故わざわざ私が用意して、見てもらう為に努力するのかが理解できません。


 でも、義務感でも何でもいいから、知ってもらうべきなのかな、という風に思う自分もいます。


 故に、このブログが私の「答え」です。


 三つ目の葛藤、それは「Aqours」が好き!という気持ちを世界に発信するかどうか。


 私は人の事を最初から否定しません。スクスタの宮下愛さんが、部の事を最初から否定しなかったように、「何も知らずに否定するのは無し」、だからです。

 だから僕は積極的に、人に触れて、いつもいつもいつもいつも、傷ついてきた。


 中には、私にとって救いになってくれた人もいますけどね。

 だから、人のAqoursに対する想い(好き、も嫌い、も)や、その人の好きなコンテンツに対する思いは積極的に聴こうと思っていますし、いつも聴いています。


 でも、大人数で居る時の私を観察してもらったら分かると思うんですけれでも、基本的に私の話を受け取ってくれるとは信じていないから、最近はAqoursの話をしそうになったら意図的にやめていますし、よく聞き手に回っています。


 勿論、受け取ってくれる人がいるのも承知です。


 それでも、あまりにも傷つきすぎた。

 

 こんなことを言っている私ですが、私が傷つくから話すのではなく、私の話で人が傷つくのが怖いから話さないのです。

 何言ってるんだ、という感じですが、本当です。


 夢の話をしなかった理由はそこにあります。

 虹ヶ咲が主に、なんですけれども、夢が最近始まった人や、夢の一側面性しか知らない、一側面性のみを信じたい、人にとっては、私の話はどこまでも辛く、下手したら、自分を見失ってしまう可能性がある話だからです。


 このことは何回でも言いますが、悪いことではありません。

 純粋な事実として、私が二側面性を理解しているだけであり、私の話を聴くことによって傷つく人がいる、という事実が存在しているだけなのです。

 傷つけることも怖いし、受け取ってくれる気もしない、故にずっと黙っていました。


 でも、それじゃあ、私の信じているAqoursの良さを、本質を語れないのですよね。


 スパボさん(上のブログの人)に思わず、言ってしまいました。

 「俺には、そんなことする勇気がないです」

って。

 言った瞬間気づきました。

 「もっと勇気出して もっとその勇気は 君にあるよ」

 Aqoursに、できるよ!って言われてたって。


 だから、上で書いた、スパボさんのブログに救われました。

「誰も苦しまない大好きの叫び方」なんてきっとないんです。

だからその苦しみを理解するのが難しいからこそ、僕らは向き合うしか出来ないんです。
苦しむ大好きを否定するのではなく、ただ向き合いその在り方を肯定するしか出来ない。

 その為には
『自分の大好きで苦しめてしまう大好き』と向き合い、肯定する勇気。
それでもなお『自分の大好きを大好きだと言える勇気』
が必要だと思うんです。


 これが、私の、俺の、覚悟だ。


・DREAMY Aqours COLOR

2021/12/29-30、

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive!

 ~DREAMY CONCERT 2021~

 私が敬愛する逢田梨香子さんの言葉を借りると、

「誰一人諦めなかったからこそ開催できたライブ」です。

 長かった、六年間。

 本当に。


  DAY1。夢の舞台が上がる。前から四列目、センターブロック。二列前にはスパボさん。隣にはずっとLIVEに行こうって言ってた、私と一緒にAqoursを追いかけてきた、馬鹿野郎。

 「この九人でAqoursです!」

この言葉に涙を零した。

奇しくも、私の始まりとなった、1st LIVEを彷彿とさせる、「青空Jumping heart」からの「ハミングフレンド」、「Pops heartで踊るんだもん!」、「待ってて愛のうた」。

 全部全部は語らないけど、何もかもが夢のような時間で。

 もうない、と思っていたAqoursの物語が、映画とは違う世界線だけれども、「きょうのAqours」という形で目の前に広がって

 Aqoursのニュースタンダードな始まりの曲である、「DREAMY COLOR」という楽曲を聴けて。

「始まるんだ 始まるんだ 始めたくなったら」


 何よりも嬉しかったのは、Aqoursの葛藤を聞けたこと。

 綺麗ごとだけじゃ生きていけない。でもプロとしては苦しんでいる姿を見せたくない、とAqoursの皆が思っていることも知っています。

 でもその裏に、葛藤がない、なんて思ったことは、1stを見てからの四年間で一度もありませんでした。


 「夢は夢のように 過ごすだけじゃなくて 痛みかかええながら 求めるものさ」、なので。


 高槻さんの「これが自分の日常だったんだ」「『私って笑顔じゃないときもあるのになぁ』とか思っちゃうときもある」と伝えてくれたことが。

 「なんかみんながそんな花丸ちゃんと素のかなこを見てくれてるんだな」っていう言葉が。


 そして、逢田さんは、私にとっていつでも欲しい言葉をくれる人です。

MCより引用。

 本当に私たち多分みんな同じ気持ちだったと思うけど、本当に悔しくて、不安で、しょうがなくって、なんかそうしている間に、こうみんなもどんどん離れていってしまうんじゃないか?っていうね、不安が正直……うん、やっぱりあったんだけど、でもこうしてみんな会いに来てくれて、なんか有紗が言っていたように5thライブでAqoursの時間が止まってしまったような感覚だったんですけど、今日改めて全然そんなことなかったんだなって思いました。

 葛藤②で触れた内容ですね。私もこの会場見て、涙が止まりませんでした。

 あぁ。Aqoursが好きすぎる奴らでいっぱいだなって。

 俺の仲間がいっぱいだなって。


そのみんなに会えなかった期間、私たちもきっとそのお陰で成長できたこともあるし、無駄な時間じゃなかったのかな?って思えました。みなさん待っていてくれて本当にありがとうございました。

以下、「Curtain raise」東京公演昼の部より、

だから私にとって、この八か月間は、必要なもの、だったのだと思います。

 逢田さんの現場に行って、Aqoursの現場にも行けて。逢田さんの哲学の不変性が嬉しくて。

 これこそ、「変わるもの」と「変わらないもの」の話だな、って。


 そして、リーダーより。(さらいんさんからお借りしています)(ほんといつもお世話になっています)

 やっぱり、高海千歌が言ってました。変わっていくことを恐れない彼女が一番かっこいいと私は思いました。なので、これからこう……変わらないものも変わっていくものも、すべてを受け入れて走っていく彼女を信じて、私は高海千歌として、すべてを懸けて生きたいと思っています。Aqoursに命を懸けて。9人のAqoursで駆け抜けて生きます。

 命を懸けている伊波杏樹さん。

 私は一つだけ胸張って言えることがあります。よく周りに笑われている事なんですけれどもね。

 私は、二期を見てからの四年間、文字通り、「命懸けて」Aqoursを信じて、生きてきました。

 自分の人生を使って体現しようと生きてきました。

 それぐらいしか、Aqoursに返せるものがないから。


 そうやってどうにかAqoursにもらったものを少しでも返そうとしたら、向こうがなんと命を懸けてきた、と。

 乾いた笑いが出てきそうでした。

 まぁ、逆に腹が決まりました。


 荒い言葉ですけれども、

「お互い、命懸けようや」

って。


そのまま、「ユメ語るよりユメ歌おう」

「もう逃げないで 君と僕とで 進む時だよ 新しい場所へ」

と言われ、「Future flight」で、また「君はどうする?」と言われました。

 強気に言い返しました。


 俺は信じるけど、君たちは、どうする?


 9人の「Future flight」 Cメロに涙が止まらなかったです。


 信じさせてくれて、ありがとう。


 DAY2。一日目よりどこが楽しそうなAqoursに見えました。あんなに苦しんだ顔をした伊波杏樹さんや高槻さん、逢田さんはもう二度と見たくないです。

 だって、みんな笑顔が似合うから。


 私も私で、一日目はかなり悲壮感に満ちてLIVEに望んだのですが、二日目は心機一転、晴れやかな気持ちで臨むことが出来ました。

 そして、ついに、あの曲が披露されました。


「勇気はどこに?君の胸に!」


 受け取ったときから三年経とうとしていて。あの時からは自分も環境も大きく変わって。

 Aqoursのお陰で消えない夢をつかめて。


 あの時はどこまでも呪いに満ちていたのに、今では少しだけ胸張って言えるようになりました。


 「夢は…消えない!」


 声は出ないのに、「夢がたくさん 夢がたくさん 消えない夢が…」の所で、何回も笑顔で頷いていた伊波杏樹さんの表情を、私は冗談抜きに、一生忘れないだろう。


 あなたのお陰で、Aqoursのおかげで、消えない夢を!!

 たくさん、たくさん、たくさん、貰いました!!!


だからあの瞬間、心の中で叫んでいました。

俺も、Aqoursも、夢は、ぜったいに、消えない。


ありがとう。

9人のスクールアイドル、Aqours。


・LIVE with a smile

 シリーズのオタクとしては色々書きたいのですが、私が特に感銘を受けた所だけ書きます。

 開幕前、「僕らは今のなかで」から「Snow halation」、そして「SUNNY DAY SONG」の流れで、連番者と涙が止まりませんでした。

 私の連番者は、私と同じ年齢で、私と同じく、昔からラブライブを追っていたけど、年末で初めてAqoursを見た、且、ラブライブ!フェスに参加していないという、運命レベルで一致していた人です。

 そんな人たちが聴く、μ’sの曲。しかも意味がありすぎる三曲に、どこまでも感銘を受けていました。

「それぞれが好きなことで頑張れるなら
新しい(場所が)ゴールだね
それぞれの好きなことを信じていれば
ときめきを(抱いて)進めるだろう」

「僕らは今のなかで」より。

「Snow halation」のオレンジになれたことも、そして何よりも、ラブライブ!フェスですら披露されなかった、「SUNNY DAY SONG」という楽曲を、このスクールアイドルの祭典で聞けたことが嬉しくて嬉しくて。

 待ち望んでいた景色が、開幕前から広がっていました。


 そこから始まる、それぞれの学校の始まりの曲。

Liella!の「始まりは君の空」から、虹ヶ咲スクールアイドル同好会による「TOKIMEKI Runners」。じゃあ、Aqoursは「君のこころは輝いてるかい?」かと思っていました。

 そこで披露された楽曲は、「DREAMY COLOR」

 思わず笑いが零れました。

  Aqours、どこまでも後輩たちに容赦ないなって。到達点に至ったAqoursが、新たな始まりを呈示する。

 なんて末恐ろしんだろうって。


 でも、それ以上に恐ろしいことが後に起きました。


 Liella!パートで、いや~、ノンフィクション!!からのDAY1だよな~、とか、虹ヶ咲で、哀温の詩だよなあ…とか、MELODYや開花宣言で泣きまくってたオタクですが。

 岬なこさんと指出さんの絡みに限界迎えたりしていましたが。


 そんなすべてを吹き飛ばす出来事がありました。


 会場に流れる「Main theme of LoveLive! Sunshine!!」の後、画面に映し出されたのは、私が一番好きな衣装をまとった高海千歌ちゃん。

 「は?」ってなって連番者と5秒近く目を合わせたのを覚えています。

 気づいたら、推しの桜内梨子ちゃんの紹介が終わっていました。


 そして始まるのは、ラブライブ!決勝。

 虹ヶ咲とLiella!のカラーに染まっていた会場を、何処までも強制的に青に染め上げていく。

 ああ、知っているAqoursだ、ってなりました。

 ギラギラした目で、何処までも傷つきながらも、未来を見つめている。

 そんなAqoursが目の前に居ました。

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 写真は公式のツイートより。

 この曲は思い入れが強すぎて、何から語ったらいいかわからないので、敢えて語りませんが、もう見れないと思っていた正規衣装での、「WATER BLUE NEW WORLD」が嬉しくて。

 一つだけ言うなら、高校の時、バレーの大会でサーブを打つ前模試や試験会場で問題を解き始める瞬間御呪いの様に自分に言い聞かせてきた言葉が、「WATER BLUE NEW WORLD」の最後の歌詞です。

「ココロに刻むんだ この瞬間のことを 僕らのことを
イマを重ね そしてミライへ向かおう!」


 何よりも、これを後輩たちの前で見せつけたのが、残酷すぎるんですけれでも、これがAqoursだなって。


 何一つ譲らない、大人げないけど、ギラギラしてるAqoursが本当に好きなんですよね。


 だって、Liella!はあの会場でラブライブ!東京地区大会での勝負曲を披露して、結果として負けてるんですよね。

 でもAqoursは出場校7000校以上のラブライブ!決勝で勝つために用意した曲を後輩たちに見せつけ、その衣装のまま、私たち、優勝したんだ!って「青空Jumping heart」を歌ったんですよね。


 いやー、大人げないなって笑

 後輩たちに、そんなガチでギラギラなAqours見せるんだって。


 しかもそこから、「Fantastic Departure」ですからね。


 後輩たちに2022年は譲らないぞ、って言ってるようで。

 そんな後輩たちも、「私たちもやりますけど?」って言ってるようで。

 いやはや、これが私の見たかったラブライブ!コンテンツの在り方なんですよね。

 それぞれが尊重しあいながら、でも負けないけど?って言い合う姿が好きなのです。


 そこから、スプリットシングル曲三曲が披露されました。

 ハモと開幕のダンスが特徴的で、優しく寄り添う曲調な、Liella!の「Shooting voive!!」、ゴリゴリのElectronic Soundで最高にノれる「ミラクルSTAY TUNE!」、そして、「想いよひとつになれ」を彷彿とさせる、優しいAqoursの曲である、「not ALONE not HITORI」。

 そこからカウントダウンをして年越しを迎えて、最後の一曲。

「LIVE with a smile」。

 私はこの曲に結構思い入れがありまして

 Cメロの「君の願いは いつか君の力で叶う日がくるんだ」という場所と、Dメロの「最初に見た光 手を伸ばした時が始まりだったんだ」の所です。


 前者は私がこのコンテンツを追ってる時に、最近よく思っていることです。いつか、自分にとっての「Next SPARKLING!!」が来る、と確信しています。

 私はいつの日か、Aqoursの後ろから、違う方向にそれぞれ歩んでいく日がくるんだろうな、って。

 きっとその日が、私がラブライブ!から、ある意味離れる日だろうな、と感じています。


 でも不思議と寂しさはなくて。

 だって、「Everything is here」であり、「ぜったい消えないステキな物語」だからです。


 後者に関しては、始まりだっ「た」という風に、過去形でいう意味です。

 過去形で言えないほうがいいんですよね。だって、今があるから。

でも、Aqoursは確かな道を六年歩んできたから、だから、あの瞬間が、始まりだっ「た」という風に、過去形で言えてしまうんですよね。


 だから、「Love Live!」のロゴに向かって歩いていけるのは澁谷かのんでも上原歩夢でもなく伊達さゆりさんでも大西亜玖璃さんでもなく高海千歌と伊波杏樹さんしかいないのです。

 あの場にはμ’sがいた。そして、漸くμ’sと同じ到達点に至り、ここからはラブライブ!シリーズにとって、未知なる世界です。

 それを証明する儀式が、あの曲のDメロだと思っています。


・最後に

 長い、長い、私の話が漸く終わりを迎えます。文字でいうと27000字。

 最後に伝えたいことを書かせて頂きます。


 まずは啓蒙じみた事から。

 私もそんな人様にどうこう言えるような程立派な人間ではありませんし、同じことで人に怒られたり、葛藤していることなのですが、自分が忘れないように、という意味を込めて。


 どんなことにも意味がありますし、どんなことにも二側面性がある。

 そのことを忘れないで欲しいです。


 「大好き」という気持ちは、僕の紡いだ27000字の様に、人に寄り添う可能性もあれば、人をどこまでも傷つける可能性もあります。

 だからと言って、その気持ちから逃げないでください。

 私は、貴方のモノにどこまでも向き合いますから。

 その代わり、私の気持ちにも向き合ってくださいね。


 そして、夢というものは、美しいものであるのと、同時に、何処までも痛みを伴う汚いものです。

 だからこそ、諦めたくないようなものなんです。


 次に、Aqoursが好きな人たちへ。

 2017年の、好きという気持ちを語るだけで誰しもが傷つけあっていた世界は、もう二度と見たくありませんし、今の、いろんな作品が好き!と言える状況が当たり前になったらいいな、と思っています。

 きっと、Aqoursが好きな人同士でも、「大好き」っていう気持ちがぶつかってしまうものかもしれません。


 それでも、怖がらずに、ぶつけてみませんか?


 私は逃げずに向き合います。伊波杏樹さんがそうしたように。

 私は貴方の仲間でありたい。

 Aqoursが好きだ!っていう気持ちに私はいつでも飢えています笑

 はまーさんにAqoursの話をさせてはいけない、って言われてるぐらい、思わず、「命懸けてる」って言ってしまうぐらい、Aqoursが好きな自分なので、きっと、あなたの好きっていう気持ち、受け止めれますよ。

 むしろ、私をボコすぐらいで、パッションぶつけて下さい。

 心から待っていますよ。


 最後に、Aqoursへ。

 強い言葉を使わないように避けてきましたが、それでも他人が読んで、恐らく傷つく内容を書いてしまって、申し訳ありません。

 でも、それでも、私は貴方たちが血反吐を吐いてやってきたことを、世界に証明したいのです。


 誰もその話を見える形でしないなんて、勿体なさすぎるし、そんなの私が認めない。


 Aqoursが為してきたこと、今のラブライブ!があるのは、Aqoursのおかげだと、私は心から思っています。

 私も、貴方たちのお陰で、ここまで来れました。辛い辛い日々を過ごして、逃げたくなるような毎日を超えて、やっと逢えましたね。


 だから、心からの「ありがとう」を贈ります。

 私にとって、Aqoursは誇りです。

 そして、「ぜったい消えないステキな物語」です。


 そして、一緒に始めましょう。

「イマを重ね そしてミライへ」、共に行きましょう。


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2022/01/11 3:16。前日の13:00からぶっ通しで書いた、貴方たちのNo.10より。

心からの愛をこめて。


「Aqoursー!サーンシャイーン!!」


追記:2024/01/26
今まで僕と一緒に、僕の夢を掴むために全力で駆け抜けた母さんとの物語です。
読んでくださると、伝わると信じています。

消えない夢が。


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