『なんとなく』という言葉が好きだ。
大学で好きな作品を4000字でまとめなさいという課題が出た。
「なぜこの作品を選んだのか、この作品はどういうことを伝えたいのか」を僕なりに考えてまとめた。
その結果、僕はすごく虚しくなった。
なんとなく好きだった作品を考察し、言語化をする。
この行為は好きな理由が明確になるし、新しい発見もする。
けれど、言語化した瞬間にどこか削られてしまったり、拾いきれない感情があって、元のなんとなく好きだった状態を思い出せなくなって、理解すればするほど、色褪せて見えてしまった。
言葉にす