技術を社会実装するために_メモ

リアルテックファンド永田 暁彦「僕が、社会課題の解決に全力を注ぐ理由」
https://www.youtube.com/watch?v=zVgJfWsMsic

技術を社会実装するために、必要な視点が多くあったので、メモ。

・(11分33秒、33分08秒)ユーグレナで、液体燃料事業の研究に8年も投資できているのは、別の事業(健康食品)でキャッシュを生み出す、マネタイズできる仕組みを作っているから。技術ベンチャーでは、まずこのような仕組みつくりを目指す。

・(26分45秒)意識、仕組、技術で社会は変わる。特に、技術に注目しているが、技術があるだけでは、物足りない。技術を社会実装するための船が必要である。さらにその船に資本家、起業家、技術者などが乗り込む必要がある。

・(27分31秒)今、技術がうまく社会実装できていない理由は、技術/技術者が足りないわけではない。その技術を見つけ出して、その船に乗り込む人を増やす仕組みが必要がある。

・(28分23秒)しかし、今の資本主義の世界では、上記長期投資が必要な技術よりも、SaaSなど短期的に成長する分野へヒト・モノ・カネが集まる現状がある。この意識と仕組みを変える必要がある。

・(28分37秒)ディープテックに投資して、大きな利益をえるリアルテックファンドを作ることで、資本主義をハックして、銀行員よりも科学者がお金を貰える社会、スーツよりも白衣や作業着姿がモテる社会を作ることが必要。

・(37分18秒)日本では、地方大学が重要だと考えられる。それは、各大学において、特色のある技術が蓄積されているためである。最近の注目としては、地方国立大発ベンチャーで、売り上げが100%海外という会社ができてきている。

・(44分28秒)技術は、イシューやペインがないとただの好奇心として終わってしまう。当事者意識の強いイシューは、会社としての強い力になる。まずは、SDGsなどの、世界共通のペインから考える必要がある。



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