クロマチックハーモニカ

どうでもいいことを書いておく(音読)。

最近ラジオ深夜便をよく聴く。
パーソナリティの方はアナウンサー(を降りられた方?)が多いように思う。
当然喋りに安定感はあるけれども、時々「ありゃりゃ???」と思わされる場面も。

今日は「クロマチックハーモニカ」を言い淀む場面があった。

私は明らかに口語は苦手で、声も意識しないと張れないし、滑舌も悪い。

しばらく前になるけれど、母親が孫に本を読み聞かせたいから、と言って朗読のレッスンなるものに興味を示していたことがある。

今は遠く離れているけれど、一緒に暮らしていた時は、私も結構力を入れて息子に読み聞かせをしていた。寝る前に。

そこに書かれている文字を声に出して読む。
ただそれだけのことだけど、できるだけ息子に分かってもらえるように、つまりは「おもしろいな」と思ってもらえるように読みたいと思う。

ラジオで聴くアナウンサーの方々、芸人さんなど喋り慣れた方々の声はとても聞きやすい。無理なくキリリと張った声が響く。

歌うにしても本物のオペラ歌手の方々とその辺の歌い手さん達とではマイクの使い方が違うけれど、単なる喋りにしても、そこに置かれているマイクに適当に響く声が出せる/出せないの違いは大きい。

音読していて考えることは、できるだけ広く視野をとりたいということ。
一文字一文字を追っかけるだけでなく、主に先を見ておきたい。本で言うなら1、2行先ぐらいの文字は目に入れて、次なる文を予測しておきたい。
そうすることで、場面や心情の変転があるならそれらを上手に聞き手に伝えたいと思う。
できれば既に読み去ったところもちゃんと頭に入れておきたいと思う。
そうすることができるなら、確信をもって、声も適当に張れるだろうし、玄人はだしの抑揚などもつけられるだろう。

プロの方々もおそらく様々な情報を一度に沢山扱いながらしゃべられていることだろう。

クロマチックハーモニカ

この一語を読もうとしている時に一体何を思われていたのか?

ふと興味が湧き、ついでにいろんなことを考えたので書き残しておきたいと思ったのでした。

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