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【横浜DeNA】前半戦の全選手戦力評価~2023年~

シーズン前半戦が終わり後半戦に入りましたので、現時点での横浜DeNAの全選手について評価をまとめてみました。
割とシビアな評価もしています。

はじめの5人のみ無料で見れますが、その他の選手については有料になっています。

評価基準

S:リーグ最高クラスの活躍
A:レギュラー級の活躍
B:1軍戦力級の活躍
C:1軍戦力としては未達
D:2軍育成中
E:故障・手術の影響で出場ほぼなし

先発投手

東 克樹 S(リーグ最高クラスの活躍)
前半戦はチーム最多の8勝を挙げてセ・リーグの最多勝トップタイになった。
5月にやや打ち込まれることがあったが、それ以外は安定した投球でQS率は80%を超えている。
1年目のような安定感ある投球が戻り、完投(完封)も2度してエース級の結果だ。
後半戦はこのまま勝ち星を積み重ねて、最多勝のタイトル奪取を期待したい。

今永 昇太 S(リーグ最高クラスの活躍)
前半戦の勝ち星は6勝で東に及ばないが、成績はほぼ同じで投球回なら東以上に投げている。
奪三振数が非常に多く、このままいけばタイトル獲得も十分狙える。
QS率も80%超えで殆どの試合を7イニング以上投げれており、完投も2回で試合を作る能力はとても高い。
後半戦は最多奪三振のタイトルを狙うのはもちろん、最優秀防御率・最多勝・最高勝率も獲りにいけるような活躍を期待したい。

トレバー・バウアー A+(レギュラー級の活躍)
来日当初はマウンドが合わなかったり、高めに浮くことが多く打ち込まれたが、交流戦から本来のサイ・ヤング賞の投球を取り戻した。
中4~5日の間隔でも全く問題なく、常に高いレベルの投球を維持している。
このペースなら規定投球回にも追い付けそうだ。
そして内容の良さを考えると、タイトル争いにも絡んでくるだろう。
チームを優勝へ導く力を持っており、ここから更なる活躍を期待したい。

石田 健大 B(1軍戦力級の活躍)
チーム内最多の先発登板数で、防御率も2点台で安定し、ローテ投手として結果を残せている。
ただ前半戦で3勝しか挙げておらず、QS率が50%を下回った。
5イニングまでで降板することが多いため、勝ち星を自分で掴めるところまで投げれていないのが原因だ。
内容的にも圧倒したものではないので、首脳陣も長いイニングを任せにくいのだろう。
裏ローテ投手ならこの内容で良いかもしれないが、もっと主力としてアピールするには長いイニングを投げれるスタミナと安定した投球が必要だ。

大貫 晋一 B(1軍戦力級の活躍)
昨季はチーム内最多タイの11勝を挙げる活躍を見せたが、今季は故障の影響で開幕から出遅れ、4月後半から1軍に合流した。
調子が良い時は6イニング以上を投げ安定した投球を見せるが、まだあまり状態が良くなく不安定で、前半戦は3勝に留まっている。
実積は十分の投手なので、後半戦から結果を残し、勝ち星を稼げる投球を期待したい。

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