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【横浜DeNA】田部隼人が今年成績大幅アップする要因

2019年ドラフトで5位指名の田部隼人は今年で3年目になります。

ドラフト時は大型遊撃手として、1位指名の森と競わせるような意図で指名したと予想されますが、2年目を終えた現時点ではまだ2軍に留まっています。
今後、田部は森のように1軍に上がってこれるでしょうか?
過去2年の2軍成績から考察してみました。

2軍打撃成績の変化

打率など主な指標が伸び悩み

田部の2軍成績の変化を見ると、打率・出塁率・長打率・OPSなどの打撃の主な指標は1年目よりも下がっています。
通常、高卒1年目から2年目にかけてはプロの環境に対応できるようになってくるため、成績アップする選手が多いですが、この様子だと田部はまだプロの環境に対応できていないように見えます。
2軍でこの打撃成績だと、現時点での1軍昇格はかなり難しいでしょう。

伸び悩みの中で見せた取り組み

ただ、この成績は単に伸び悩んでいるだけではなく、田部が何をしようとしているのかの取り組みが見えます。
それが成績の中で赤字にしている要素で、これらは1年目より改善した数値です。

選球眼と長打力

IsoDは出塁率と打率の差分で、これが1年目より増えていて四球を選べるようになっていることが分かります。
IsoPは長打率と打率の差分で、これも1年目より増えていて安打の中でも長打の割合が増えていることが分かります。

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