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【横浜DeNA】2022年シーズンの全選手評価

横浜DeNAの2022年のシーズン全日程が終了しましたので、全選手について評価をまとめてみました。
1人1人について評価ランク付けと、今季の内容についてのコメントをしています。(戦力外・移籍選手も含む)
割とシビアな評価もしていますので、ご承知の上ご覧ください。

評価基準

S:リーグ最高クラスの活躍
A:レギュラー級の活躍
B:1軍戦力(控え含む)級の活躍
C:1軍戦力としては未達
D:2軍育成中
E:故障・手術の影響で出場ほぼなし

先発投手

今永 昇太 A(レギュラー級の活躍)
昨年10月に左肩のクリーニング手術を受けた影響で、今季は5月から1軍昇格となった。しかしそこから結果を残し続け、シーズン終了までローテを守り切り、規定投球回と2桁勝利に到達。6/7にはノーヒットノーランを達成し、チームのエースとして復帰をアピールした。
来季は開幕投手からフル回転して、タイトル争いに絡むことも期待。

大貫 晋一 A(レギュラー級の活躍)
2020年から3年連続先発登板チームトップで、安定感なら紛れもなくチームNo.1の先発だ。自身2度目の2桁勝利を挙げ貯金も作れた。
今季は6回まで投げ切ることが少なくなってQS率は今永より低いが、先発ローテには欠かせない存在となっている。
左の今永に対して右の大貫として、来季もシーズン通してローテを守り、2桁勝利を継続してもらいたい。

濵口 遥大 A(レギュラー級の活躍)
序盤にコロナによる離脱があったが、復帰して以降は今永・大貫に負けず劣らずの安定感ぶりで先発3番手の地位を確立した。
注目なのが与四球率の改善で、四球数は昨年から半分以下のペースに減らしている。これによって安定感が増し、結果を残した。
先発としての実績は長いが、まだ規定投球回到達の年が1度もない。来季は1年目以来の2桁勝利と規定投球回到達を期待したい。

フェルナンド・ロメロ B-(1軍戦力(控え含む)級の活躍)
今季は開幕からローテ入りして安定感ある投球を期待されていたが、ずっと不安定な投球が続いてしまった。
持ち前の打たせて取る投球ができずに、逆に打ち込まれる投球になってしまい、とうとうシーズン中に先発失格、リリーフへ配置転換となった。
期待を大きく裏切ってしまったことに加え、12000万という高額年俸だったこともあって、来季残留の可能性は厳しくなっている。

石田 健大 B+(1軍戦力(控え含む)級の活躍)
序盤にコロナの影響で離脱があり、その後復帰後も不安定な投球が続いたが、連戦の9月には復調して最後は非常に良い結果を残した。
ローテ定着にはもう少し長いイニングを安定して投げれるようになることが必要だが、現時点で先発4番手の結果を残せており、来季も先発で起用される可能性が高い。
先発として起用されるなら、自身初の2桁勝利に到達し今永・濵口と共に先発左腕3本柱となって欲しい。

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