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【横浜DeNA】入江大生、抑え候補の素質アリ・球威で圧倒できる直球

2022年開幕前ですが、入江がここまでの練習試合・オープン戦の登板でリリーフとして、かなり期待できる内容の登板が続いています。
特に球威ある直球は他のリリーフと比べても明らかに質が違い、セットアッパーや将来の抑えとして期待されるぐらいの投球ができています。

大卒ドラ1ながら1年目から手術で離脱

入江は2020年ドラフトで1位指名の大卒右腕で、高さを活かして振り下ろす球威ある直球と、多彩な変化球で奪三振能力の高い投手として評価されていました。
球団としては当時先発の故障離脱が相次いでいて、先発ローテに入れる投手を是非獲得したいということで、入江を指名することになりました。

その入江の1年目は良い結果をは言えませんでした。開幕ローテに入るという大役担いましたがその試合は5回5失点と炎上。
その後の登板でも不安定な投球で失点が相次ぎ、とうとう4試合で2軍行きとなってしまいます。

その後2軍で調整が続いていましたが、状態が良くならずにとうとう8月に右肘のクリーニング手術を受けます。
これによって入江の1年目は終わりとなり、とても苦いシーズンとなってしまいました。

手術明けで球威を取り戻す

ただ、右肘のクリーニング手術をしたことで、入江が球威ある直球を投げることができるようになります。
2年目の春季キャンプではブルペンで良い音を鳴らす投球ができるようになり、それが三浦監督の目に留まって練習試合ではリリーフで登板しました。
そこで非常に良い投球ができたことから、入江をリリーフに転向させます。

入江としても昨年の登板では1巡目は凌げても2巡目に捕まるというパターンが多かったため、1イニングを全力で行くリリーフの方が合っているのでしょう。

その後もオープン戦でリリーフとして結果を残します。角度があって常時150km以上の直球をポンポン投げ込めて、三振を奪えるので単なる中継ぎの1人ではなく、セットアッパーや抑えも任せられそうな内容になっています。

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