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【横浜DeNA】復活の田中健二朗、まだまだフル回転いける

田中健二朗が今季好投してます。

チームトップの登板数・好成績

田中の4/14時点の1軍成績は 6試合 6回1/3 0勝0敗1H 10奪三振 2与四球 防御率1.42 WHIP0.95 でした。
チームトップの登板数で積極的に起用されていて、その期待に応えるように好成績を残しています。

イニング以上の三振数を取ることができ、キレの良い投球ができていますし、それも対右・対左関係なく三振を取れているので、1イニングを任せても問題ない投球です。

こうした好投で、現リリーフ陣の中でも1番好調な投手と言えるほどになっています。

トミー・ジョン手術からの復帰

田中健二朗は2019年の8月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、翌年の2020年には育成選手として契約しました。
そこからリハビリの末、2021年6月に支配下登録へ復帰し、9月に1軍登録されて約3年ぶりに1軍のマウンドに戻ってきました。
トミー・ジョン手術とはいえやや長い期間の離脱でしたが、投球は問題ない状態に回復し、この年は8試合に登板して防御率0.00の成績でした。

32歳の田中健二朗は結果を残せるか

トミー・ジョン手術から見事完全復活してきましたが、田中は今後どこまで1軍戦力として貢献できるでしょうか。

田中健二朗は現在32歳で、三上や平田と並んでチーム内投手の最年長です。
ややベテラン扱いになる年齢ですし、手術で離脱期間もあったことで、慎重な起用になる可能性があります。

特に左腕のリリーフだと砂田・エスコバーなどが既に主力で定着してますし、池谷や櫻井など今後に期待できる若手左腕もいます。
必然的に彼らとの競争になりそうですが、となるとスタミナ面で年齢の差がついてしまう可能性があります。

左腕リリーフの宿命で、ワンポイントで起用される場面が多く、1試合あたりの登板数はそこまで多くなくても、登板数がかなり増えることがありますし、田中もそうした役割をこなせないとなかなか1軍に残れないでしょう。

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