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【横浜DeNA】梶原昂希1軍デビュー&初本塁打&4安打猛打賞
大卒ルーキーの梶原が1軍昇格し、4/12のデビュー戦で本塁打を含む4安打猛打賞を記録しました。
新人のデビュー戦での4安打はセ・リーグ初、本塁打を含む4安打は2リーグ制移行で初の快挙です。
チーム事情が苦しい中で緊急昇格
梶原は開幕してからずっと2軍にいました。
開幕前のオープン戦では起用されていましたが、そこでなかなか結果を残せず開幕1軍を逃した形です。
2軍でも当初はなかなか結果を残せず不調でしたが、徐々に自分の打撃を取り戻して結果を残せるようになってきました。
梶原の場合、三振の多さがネックで打撃が粗かったですが、その中でも打率を残せるようになって長打力も身についてきたことで、プロの環境に対応できるようになってきました。
そんな調子が上がってきた時に、1軍でコロナの大量感染が発生してしまい、外野手が足りなくなったため昇格になりました。
もともとこのタイミングで昇格を予定していたかは分からないですが、チーム事情がこういった状態ですので、何とか梶原に結果を残して欲しいと首脳陣は期待していたでしょう。
昇格即スタメン・1番センター
1軍昇格後、1番センターで即スタメンで起用されました。
外野手には他にコロナに感染していない関根や、濃厚接触者の状態から復帰してきた大田泰示がいましたが、彼らを1番に起用するのではなく、梶原を起用したのは首脳陣の期待の表れと言えるでしょう。
その期待に見事応え、4安打猛打賞と初本塁打という素晴らしい結果を残しました。
こうした結果を残せたことで、今後コロナ感染選手たちが1軍に復帰してきた時でも、梶原は1軍に残り続ける可能性が出てきました。
現在の課題
デビュー戦は打撃で最高の結果を残せましたが、守備では粗さも目立っていました。
送球含めた安定感はまだまだ改善が必要で、この点は本来なら2軍でじっくり鍛え上げたいところでしたが、1軍に上がってきたのでこちらで何とか改善していくしかないでしょう。
チーム事情としてはセンターをしっかり守れる外野手が少ないので、梶原の守備が改善されてセンターを安定して守れるようになると、1軍戦力として攻守で文句無しになってきます。
また打撃の方も、2軍では三振がやはり多かったので、1軍でも不調に陥れば三振を量産することになってくるでしょう。1軍の投手への対応力を上げて三振を少なくし、安定した打率を維持することが求められます。
今後の展望
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