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【横浜DeNA】櫻井・松本が支配下登録復帰

横浜DeNAは4/8に、育成選手の櫻井と松本を支配下登録することを発表しました。

この2人は昨季終了時まで支配下登録でしたが、昨季オフに育成契約となっていて、育成選手の期間はわずか5カ月で支配下登録に戻ってきました。

支配下登録の理由

昨季オフに2人とも育成契約になって、今回も2人同時に支配下登録が決まった理由として考えられるのは、実戦登板できない期間のみ育成契約にすると、予め決められていたということでしょう。

櫻井は昨年10月に左肘を疲労骨折していて、松本は昨年3月に左肩のクリーニング手術を受けていました。
そのため2人とも今年の春季キャンプでは2軍のリハビリ組で過ごしていて、キャンプ中の練習試合や教育リーグなどでも実戦登板はありませんでした。

実戦復帰したのは櫻井は今年の3/28の2軍戦で、松本は4/4の2軍戦になります。なので2人共2軍で実戦復帰できたタイミングで支配下登録に復帰できました。

今回の櫻井・松本の育成契約はいわゆる「故障者枠」的な使い方でしたが、現行制度で故障者枠が存在しないので、育成制度を使ったということですね。

今後の2人の予定

櫻井は2軍戦で問題なければ1軍昇格の可能性あり

櫻井は2021年に1軍で30試合に登板した実績があり、左の若手リリーフとして期待されていました。
故障で1年以上実戦から遠ざかってしまいましたが、故障前の投球ができるようになれば、また1軍昇格することは十分可能です。
特に今季の1軍リリーフは田中健二朗が開幕前に故障で間に合わず、実績ある左腕がエスコバーしかいません。
坂本や石川もリリーフで起用されているので頭数自体はいますが、櫻井は実績がありますし、1軍昇格して左腕を強化することが期待されているでしょう。
早ければあと数試合、2軍戦で登板して問題なければ5月には1軍昇格すると思われます。

松本はしばらく2軍で実戦経験を積む

松本は櫻井と違って1軍登板の経験はまだ無く、故障が多かったため2軍でもまだ実戦登板は少ないです。
ドラフト時は大型左腕として期待されていましたが、実戦登板では制球面での課題が露呈するなど、荒削りの投手であることが分かりましたので、まずは2軍で投球を磨いていくことからスタートになるでしょう。
故障前は先発だったので、先発ローテに復帰することが当面の目標になると思われます。ただ、故障したことで方針が変わることも考えられるので、今後の登板次第で先発かリリーフかが分かってくるでしょう。

今後の育成→支配下登録予想

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