吉川博

なんだか多重人格で、ときどき少女になってしまう。壮絶に生きてきたので、多分そのせいだろ…

吉川博

なんだか多重人格で、ときどき少女になってしまう。壮絶に生きてきたので、多分そのせいだろうかと。 傷がキラキラ光ってる……。

記事一覧

プレオポリス24・6・7

 そろそろ小説の下準備も終わって、執筆が始まる。 noteも書くことが少し少なくなります。  人工知能の、人類を消滅させるための道具。  ゼネラル・アトミック・インタ…

吉川博
8日前
6

芸能人のpm23.35

 姿なき留美子は今夜も君のスマホを覗く。君が留美子に盗聴されていることは誰にも知らない。  幼稚園児のときから、ヌード写真を撮ってきた留美子。今までざっと千人の…

吉川博
10日前
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スターウォーズ

 全宇宙を今後百億年間、戦争状態にするわけにはいかない。それは考える人は考えているだろう。だから、こういう滑稽なことも案外まじめに考えられているかもしれない。 …

吉川博
11日前
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正義

 「東京大学へ行く」と言っておきながら、小川榮太郎の学力にはひどくバラツキがあった。あれだけ、自分に対して、様々な論議を吹っかけておきながら、科学に関する話はし…

吉川博
12日前
2

プレオポリス24.6.2

 船橋子ども劇場の高校生の、あっこと言う人がノルウェーの生まれで、「帰りたい」と言うので、大学卒業後、ノルウェーに帰ってしまった。  日本人の両親の間に生まれた…

吉川博
13日前
2

ボテ雷田

 船橋子ども劇場。ここは加害者側なのか、被害者側なのか。どっちの立場と言える団体なのか知らないが、高校を自殺未遂で卒業した直後に、この組織に入ったことが、人格を…

吉川博
2週間前
3

不登校

 誤解を招く言い方だけれど、不登校って、学校へ行けるのに行かない人もいるって言うことは、知らなかった。  自分の場合は、本当に学校へ行けないのに、必死こいて毎日…

吉川博
2週間前
4

せんしゅうさん。

 「のだめカンタービレ」で、ちあきせんぱーい💛と追いかけられていた指揮者の卵がいたが、その同じ漢字で「千秋」と書く。  バイオリニストで、「日本音楽コンクールの…

吉川博
2週間前
6

誰にも捕まえられたくない

 人間って、たくさんいるなあとひしひし感じる。ほとんどが発展途上で迷い考え、試行錯誤で、傷つきもし、くじけてそれでも立ち上がろうとして、道をたがえてといった風に…

吉川博
2週間前
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プレオポリス24.5.30

 ひたすら、プレオポリス。  ジェイドリック・バルカーとカイン・ザンベルクは身長2メートルを越す。この二人が歩いて話をする風景。  例えば、「クリムゾンリバー」で…

吉川博
2週間前
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かねがほしい。

 人生、振り返ってみると能力はないのだが、舞台は大きい。まわりにプロフェッショナルというような人間がゴロゴロといて、なんでこう言った人生なんだろう。  アニメ「…

吉川博
2週間前
24

ゴールドブレンドオーケストラ

 noteも始めてから、だんだん他の人のものが読めるくらいの余裕が出てきて、そうすると、意外と楽器をやっている人がいるんだなあと気づいてくる。  楽器やっている…

吉川博
2週間前
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おとこになりたい。

 NHKで「Ⅹジェンダー」とか言ったのかな、そう言った人のことをやっていた。女性だけど、朝、鏡を見てみると、今日は男が6・5で女が4・5くらいかな、と感じる。そん…

吉川博
2週間前
7

ツイッター

 ずっとツイッターをやっていた。  いつからとか言えないけれど、数時間前からやっていたとかいう話ではない。ある人にツイートしたところ「私がお好きですか?」と聞か…

吉川博
2週間前
3

午後十一時

さよならの響きを雨音にかき消されて 今夜もひとりきりこたつをまだ出しっぱなしで 呟くことさえないんだ、わたし髪も切らないでまだ想ってる 夏が来る、だたそれだけでま…

吉川博
2週間前
1

ズペンガー。その音楽と生涯。

 ズペンガーと言ったら、まあドイツ語の名前に聞こえるかなと思って、そうしたんだが。  ズペンガーとは、音楽家ではなく、バイオリンの名前である。  弾いている人間は…

吉川博
2週間前
5
プレオポリス24・6・7

プレオポリス24・6・7

 そろそろ小説の下準備も終わって、執筆が始まる。
noteも書くことが少し少なくなります。

 人工知能の、人類を消滅させるための道具。
 ゼネラル・アトミック・インタラクティブ・メイン・アクティブ。
「ガイマ」。
 これをどういうものにしようかと思って、結局単なるロボットにした。
 ハマーンファイラーの実働部は、ほとんどがサイボーグ部隊。
 この両者が闘うことになる。

 武器は何を使うのかとか

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芸能人のpm23.35

芸能人のpm23.35

 姿なき留美子は今夜も君のスマホを覗く。君が留美子に盗聴されていることは誰にも知らない。
 幼稚園児のときから、ヌード写真を撮ってきた留美子。今までざっと千人の男と交わってきた。水子はいったい何人?
 夜、寝ないのはホン読みじゃない。男とベッドイン。
 事務所の男、みんな寝ているよ。
 体に関係した仕事が多かったでしょ。どこが純情派だ。
 気軽に脱げる。一生結婚できない。脱ぐだけじゃない、何でもで

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スターウォーズ

スターウォーズ

 全宇宙を今後百億年間、戦争状態にするわけにはいかない。それは考える人は考えているだろう。だから、こういう滑稽なことも案外まじめに考えられているかもしれない。
 宇宙飛行士と言うのは、人間的に立派な人物が選ばれているものである。宇宙空間でトラブルがあったら、とんでもないことになるから、と言うのが表向きである。
 これからアメリカは、月、火星へと進出していくことを表明している。これに対しても、恐らく

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正義

正義

 「東京大学へ行く」と言っておきながら、小川榮太郎の学力にはひどくバラツキがあった。あれだけ、自分に対して、様々な論議を吹っかけておきながら、科学に関する話はしなかった。どこか逃げているようでもあった。
 「富士山は定期的に噴火する」と、そういう話をしたら、とうとう一言も言葉を返してくることはなかった。そんな栄太郎が伊豆半島に住んでいる。伊豆半島は本州に押し込んできているらしい。そういうことを栄太

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プレオポリス24.6.2

プレオポリス24.6.2

 船橋子ども劇場の高校生の、あっこと言う人がノルウェーの生まれで、「帰りたい」と言うので、大学卒業後、ノルウェーに帰ってしまった。
 日本人の両親の間に生まれたのだが、心はノルウェー人。
 久保田利伸のファンで、彼がテレビの企画でノルウェーまで歌いに来たときは「ゲータリングでお仕事して、その時たくさん話が出来た」と喜んでいた。
 ゲータリングとはゲートと言う意味の仕事だろうか。よくは話は分からない

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ボテ雷田

ボテ雷田

 船橋子ども劇場。ここは加害者側なのか、被害者側なのか。どっちの立場と言える団体なのか知らないが、高校を自殺未遂で卒業した直後に、この組織に入ったことが、人格を完全に破壊したということにもなっている。
 通称「劇場」とみんなは呼んでいたけれど、この劇場で、もちろん友達もたくさんいたし、いい思い出もあった。しかし、ここで過ごした二年半の後に、海沿いにある小さな白い精神病院に行くことになるのである。

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不登校

不登校

 誤解を招く言い方だけれど、不登校って、学校へ行けるのに行かない人もいるって言うことは、知らなかった。
 自分の場合は、本当に学校へ行けないのに、必死こいて毎日通って、その結果なにもかも壊してしまった。学校行かなくたってよかったんじゃないかって思っていたけれど。
 尾崎豊って、つまるところ生意気だから学校の教師にいじめられて、それで人生のすべてがあんなんになっていったようなところがある。「シェリー

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せんしゅうさん。

せんしゅうさん。

 「のだめカンタービレ」で、ちあきせんぱーい💛と追いかけられていた指揮者の卵がいたが、その同じ漢字で「千秋」と書く。
 バイオリニストで、「日本音楽コンクールの特別賞」を取ったという。
「なに? 特別賞って。そういう賞ってあるの?」と聞いてみたが、あるらしい。

 千葉県立津田沼高校の普通科音楽コースと言うのは、プロの音楽家を目指す生徒たちが集まってくるところである。音楽の勉強をするために、音楽

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誰にも捕まえられたくない

誰にも捕まえられたくない

 人間って、たくさんいるなあとひしひし感じる。ほとんどが発展途上で迷い考え、試行錯誤で、傷つきもし、くじけてそれでも立ち上がろうとして、道をたがえてといった風に、色々と「街の中で」歩いている。
 別に達観したわけではないが、思うのは平成のころ、精神科通院で電車に乗っていると、子供たちがみんな「下半身に目覚めちゃって」男はズボンをずり下すし、女はスカートをギリギリまで詰める。
 なんでまた、そんなに

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プレオポリス24.5.30

プレオポリス24.5.30

 ひたすら、プレオポリス。
 ジェイドリック・バルカーとカイン・ザンベルクは身長2メートルを越す。この二人が歩いて話をする風景。
 例えば、「クリムゾンリバー」で、ジャンレノともう一人の、高身長の二人が歩いて話すシーンが、ただ印象に残ったというだけのことでもあるけれど。
 ハマーン・ファイラー実働部六課とは、戦闘部隊である。この部隊の高身長の二人が歩いて話すとなると、何を話しているのだろう。

 

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かねがほしい。

かねがほしい。

 人生、振り返ってみると能力はないのだが、舞台は大きい。まわりにプロフェッショナルというような人間がゴロゴロといて、なんでこう言った人生なんだろう。
 アニメ「コブラ」を観ていたら、父親が関西弁で、「この主題歌歌ってるひと、うちの親戚やで」と軽く言った。
 「えーそーなのー?」と東急リバブル状態で、その時は驚いたが、親戚一同が「こんなに有名な人だったらサインもらったらいいなあ」なんて言っているとこ

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ゴールドブレンドオーケストラ

ゴールドブレンドオーケストラ

 noteも始めてから、だんだん他の人のものが読めるくらいの余裕が出てきて、そうすると、意外と楽器をやっている人がいるんだなあと気づいてくる。
 楽器やっていると、楽しいもの。苦しい場合もあるし、迷っている人もいるけれど、自分もそうだった。全然前に進まない時期と言うのもあって、やめようかなあ、やめよう。と、全くやらなかった時期もある。
 それでも再び続けていたりする。

 昔、石丸寛という指揮者が

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おとこになりたい。

おとこになりたい。

 NHKで「Ⅹジェンダー」とか言ったのかな、そう言った人のことをやっていた。女性だけど、朝、鏡を見てみると、今日は男が6・5で女が4・5くらいかな、と感じる。そんな風に言っていた。
 そういうことだったのか。
 なんだかね、自分自身、男と女が混在していて、どっちなのかなと分からないまま、人生ここまでやってきた。
 元同級生の女とメールのやり取りをしていて、いつまでも性的興味を持たれないみたいだねっ

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ツイッター

ツイッター

 ずっとツイッターをやっていた。
 いつからとか言えないけれど、数時間前からやっていたとかいう話ではない。ある人にツイートしたところ「私がお好きですか?」と聞かれて、そこから始まってしまった。
 好きじゃないわけではない。ただ、脅迫めいたことをやり始められたので、辞められないと言ったほうが正しい。
 もうこのクソガキ! と思いながら、ずっとやり続けていた。腹立って腹立って、仕方がなかったんだけど。

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午後十一時

午後十一時

さよならの響きを雨音にかき消されて
今夜もひとりきりこたつをまだ出しっぱなしで
呟くことさえないんだ、わたし髪も切らないでまだ想ってる
夏が来る、だたそれだけでまた新しい恋が始まるのなら
こんなにも泣きはらした目はいけないよ
鏡に向かう夜、午後十一時
嘘ばかりをついて、君を廊下を走らせていた
北向きの教室でほかの男子と隠れていた
もう戻ってこない学生生活と言うものを
眠らないでかみしめていたかった

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ズペンガー。その音楽と生涯。

ズペンガー。その音楽と生涯。

 ズペンガーと言ったら、まあドイツ語の名前に聞こえるかなと思って、そうしたんだが。
 ズペンガーとは、音楽家ではなく、バイオリンの名前である。
 弾いている人間は日本人で、延原亮二と言った。
 延原亮二のことは誰も知らないし、関心もない。誰だって彼のことをズペンガー爺さんと呼んだ。
 その名器、「ズペンガー」だが、そのころにして1億2千万の値が付く楽器だった。注目されるのはそこである。

 ズペン

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