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PTA改革〜進化しよう!〜「役員募集方法を変えてみた」

進化しよう!

私たちのPTAでは、今年度のコロナ禍での経験を前向きに捉え、進化しよう!を合言葉にPTA改革のため動き出しました。

今日は、毎年役員の神経をすり減らす「新年度の役員選出方法」について。

【今までのやり方】

画像1↑昨年度案内文

…固いですね。いかにもお役所的な見た感じ。

上の①・②に選出方法が書いてあります。

①立候補 か ②推薦

これを匿名で提出してもらいます。

結果は…

①立候補はゼロ、②推薦が大多数で一部は白紙。が例年のパターンでした。

集票後、リストアップされた②の方々に現行の役員で手分けして電話。

電話に出ない…電話口で冷たく切られる…「なぜ私?誰が書いた?…嫌がらせ?」…怒鳴られる、等。

なぜ、一生懸命やってる私たちがこんな目に!?完全に罰ゲーム、精神修行。

結局は、現行役員がそれぞれのつながりの中で、「この人なら!」という方を推薦票として投じて、なんとか次年度役員を確保しています。

【新しいやり方】

画像2

ジャ~ン!!

第一印象から決めて…くれるかは別として、「読んでみようかな!!」という気持ちにはなりませんか?

そして…

推薦は廃止!

代わりに

ゆる〜い立候補制

にしました。

具体的には下記の①〜⑤。

結果は…

①〜④の前向きな回答に○をした方が、10名!

ゼロ → 10名

長子数が約300名の学校なので、3%…ですが大きな一歩!

【正直な説明会】

12月中旬、ゆるい立候補者の10名(男性4名、女性6名)の方を、土曜授業のタイミングで学校に来ていただき、説明会をしました。(ご都合合わない1名の方には個別対応)

第一に

正直に!

よい面も悪い面も、すべて正直にそれぞれの役員の口から伝えました。そして、私は前例踏襲の組織を抜本的に「変えたいんです!一緒にやりましょう!」を(暑苦しく)伝えました(^^ゞ

反応は一様に上々。説明会後に「やっぱりやめておきます…」という方はゼロでした。(言いづらい!?)むしろ反対に「やりますよ!」の即答が4名!(男性3名、女性1名)

クーリングオフ期間を設け、最終回答を1月末を期限としました。

結果は…

6名

の新任内定者が確定しました!!!!

PTA役員に任期はなく、現行16名のうち11名が継続。新任合わせ17名(前年度比+1名)の船出が早々に固まりました。

昨年の今頃は、魔の電話の主として神経をすり減らしていたことを考えると…

【一歩目の勇気】

ご覧の方の中には、「こんなことすぐできるだろ」「改革とは大袈裟な…」と思われる方もいらっしゃると思います。

前例踏襲の染み付いた組織を変える

「一歩目」

を踏み出せないPTAが多いのが現状です。

一方で早くに踏み切った、勇気あるPTAも全国にはたくさん存在します。

私たちのPTAは、コロナ禍を通して、PTA活動への考えを「深化」させ、PTAの「真価」について改めて見つめ、私たちのPTAを「進化」させる決意をし、行動を開始しました。

この経過や、ここに至る経緯を、このnoteを通して共有していきます。

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