調査兵団

アウトレットのような施設の中の雑貨屋で、プリキュアの印刷が施されたカトラリーやら、変な芋虫みたいなぬいぐるみを見ていると、トイレから帰ってきた母と再会した。
にべもない会話を交わした気がする、何を話していたかは知らないが。

コンクリートが剥き出しになってる、味気のないビルが拠点。
何故か外は、一面の炎に包まれていて、でもみんなビルの中で平然と過ごしている。(みんな、と言っても数人ばかりの人と会話したのみで、どの程度そのビルに人がいたのかもわからない。

「これはこっちで大丈夫なんですか?」
と白い紐で適当にまとめられた、灰色に変色した小柄な、人型みたいな死体の置き場所を聞いた。(死体かはわからないんだけど、顔っぽいのがついていて、ゾンビみたいだった。多分人かなって思う。)

それを運ぼうとして、ドアの先を一歩進むと、そこには床がなくて、青と黒で歪んだブラックホールの中みたいな、まあ多分「ドラえもんでよく見る、タイムマシンで移動してる時の背景」のような空間が広がっていて、そこには列車が減速せずに走り続けていた。
私の声が届いたのか、わからないけど、そこからミカサが「あ、違う」(だったかな、少し怒られたのは覚えている。)と電車をタッと降りて、私の手からその死体みたいな何かを取って自分で運んで行った。(私もその後ろに少しついて行った。)
死体があった場所の隣に、また白い紐でまとめられた水のペットボトルがたくさんあったので、私はそれの位置をずらして仕事を終えた。

「謝ってきたら?」
アルミンに言われた。なんでこんなに進撃の巨人のキャラが出てくるんだろう、と思ったのだけれど、おそらく昼寝の前に妖怪ウォッチぷにぷにで進撃コラボのステージをやっていたからかな、などと考える。多分そう。
それで、話題を戻すのだが、誰に謝るのかというと、リヴァイ兵士長。
何かいけないことを私はしてしまっていたらしく、リヴァイ兵長のいるオイルくさい(そうだった気がする)エレベーターに乗って上の階へと向かう。

腰が重かった。
これから上司に謝りに行かないといけない。リヴァイ兵士長って怖いから、何言われるかわかんないんだよなぁ…
不安すぎる

なんだこれ、下手な夢小説みたいな夢だなと目覚めてから思ったものの、夢の中の私はひどく焦っていて(対人関係系のいざこざになるべく関わりたくない人間なので)、リヴァイ兵士長になるべく会いたくなかったのだ。
一体夢の中の私は、何をやらかしたんだよと思った。

オイルの匂いがきつく立ち込めたエレベーター(すごく狭い)に乗り込みリヴァイ兵士長のいる部屋へとつながる廊下に降りる。
このエレベーターは、親しい友人の家のマンションのエレベーターによく似ていたからその記憶からつぎはぎされたものかなあと思う、知ったことではないけど。

エレベーターから降りると薄い灰色の煙が立ち込めていて、床は折角赤いカーペットなのに油に塗れてて、まるでバイオハザードの風景のようだった。

とりあえず、何か話しかけて、その後地面(ビルの中なのに地面が土だったなぁ)におでこをつけるくらい土下座して、「ほんっっっっとうにごめんなさい、すみません、謝ります」ってなんか泣きそうになって

「いや別にいいよ」

は?

思ったよりあっさり許して貰えてしまった。
何だこれ、怖すぎ。
リヴァイ兵長なんかシャツの詰めてある袖の部分直してるし…割と関心が薄そうな雰囲気で、あっさり許して貰えた。
つか、何だその喋り方。覇気がない。進撃の巨人未履修の私でもリヴァイ兵士長はこんな喋り方しないと思った。誰だ。この人。
私の夢の中に出てきた性格の良さそうなリヴァイ兵士長…
ううん。

合理性のかけらもないというか、不思議というか、言葉にするのは難しい。

窓の外からは焼け爛れたような、濃紺とか紫紺とか、赤がぎゅうっと捻り潰されたみたいな空が見えて、平然とそこで生活しているような雰囲気だったけど冷静に考えたらおかしいなと思う。

と、いうか生活の雰囲気やら、服装やら、チェンソーマンぽかったなぁ。白いシャツに黒いネクタイ。重厚な木彫りの装飾付きの大きな机。
エレベーターの前はカーペットだったはずだが、中に進むと土で覆われていた床。
夢の世界観の繋がりが全くわからないが、おそらくチェンソーマンも進撃の巨人も制作がMAPPAだから同じ世界観としてカウントされて私の夢に出てきたのだろう。

2023/06/13 とはいえ、今日の夢は特に訳がわからなかった気がする。


追伸:後々書き足そう、とかって考えてたのに結局あやふやになっちゃった。

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