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私が昇格を目指そうと思った理由


背景と宣言について

当社には「挑戦と安心はセット」という文化がある

若手に対して「挑戦しよう!」という声かけはどの会社では存在するものの
その挑戦に対して「安心」がもれなくついているのかという事だ。

分かりやすく言うと、自分が挑戦した結果、たとえ上手くいかなったとしてもそれを心から支えてくれたり、挑戦した事自体を賞賛してくれたり
最後の砦として上司が責任を取ってくれるということ。
※とはいえ学生じゃないので一定の責任は自分で取りましょう。笑


「おもいっきりやりなよ、責任は全部俺が取るから」
「おもいっきりやりすぎて、逆に迷惑かけてこいよ、それが仕事だから」


私自身、新卒の頃は武士みたいな上司によく言ってもらって嬉しかったのを覚えているし、私自身がマネージャーだった際も自分が最後の砦として立てるようにこういった類の言葉は口にしてきた。

とはいえ人間誰しも宣言することに一定の迷いはあると思う。
私もその一人だ。

宣言しておいて出来なかったらどうしよう。
宣言が的を外れていたらどうしよう。
宣言することがカッコ悪いって笑われたらどうしよう。


断言できることが一つある。
宣言することは勇気がいることだけど、自分にも周りにも勇気を与えたり時に自分を奮い立たせるパワーになったりする。
そして宣言を叶えられた時、その姿を見てくれている多くの人に感動を与えられたりすると思う。
宣言に大小は関係ない、小さくても言って叶えていくこと叶えていく過程が大事だと思う。

あと宣言を見たり聞いたりして遠目で笑っている奴や傍観者は放っておけばいい。大抵仕事の出来ない人だし、関わっても士気が下がるだけ。
当社にそういった人はほとんどいないが。



おっと、話がそれました。

私がプレイヤーとしての昇格、上位グレードを目指そうと思えた理由

それは、今の私のチームが好きだと思ったから。
このチーム、この上司のためにもっと強くなりたいと思ったから。

メンバーのことを誰よりも大切にしている上司
ずっと一緒になりたかったメンバー
慕ってくれる後輩
タイプの違うユニークな仲間
そして互いを尊重し合い、明るい雰囲気のこのチーム


もともと自分の性格的に人を喜ばせることが好きだった。

高校時代は先生のモノマネをして周りを笑わせたり

大学時代はサークルの代表、アルバイトでみんなが楽しめる空間とはなんなのかを本気で考えたり

社会人になっても社員のモノマネしたり笑わせたり

(モノマネばっかりしてるは置いといて)

就職活動も「人の幸せに携われる仕事がしたい」そんな軸で仕事を探した。


上司とモチベーション


幸いにも尊敬できる上司と一緒に仕事ができている。

きっと違うチームでやってきた中ではあるが、彼女の頑張りを見てきたし、苦しい環境を乗り越えてきたのを知っている。

会社のことが大好きで、人のことが好きで貢献意欲が高い。

どことなく自分と似てるんだろうと思った。

役職が高い=偉い。ではない。
役割がただ違うだけ。そこに個人的なプライドを持ち込んでたらやってられない。

昨年、彼女の昇格が決まったとき、嬉しいと思った。
同じマネージャー陣としてこの会社を引っ張れる事に。

別のチームでもいいチームを作るなと思っていた。
そんな彼女の元で4月からメンバーとして働くことになった。


喜んでもらいたく初日に皆でサプライズ動画を作った。泣かせた。

僭越ながら5月度、全社での月末表彰をいただけた。泣かせた。

泣かされてばっかりです。とコメントもらって。

涙の裏側はきっと喜びだけではなく、環境、メンバーも変わった中でのプレッシャーも大きかった中での安堵という意味も大きかったと思う。
それでもすごいな。って思った。

正直4月最初のサプライズで泣かせにかかったので「いえーい!」くらいで思っていた。
でも5月の月末は違った。

自分が表彰をいただけることに対して上司が泣いて喜んでくれる。
初めての経験だった。
しかもたった2ヶ月目、年上の先輩の受賞に。


自分がマネージャーだったときにメンバーが表彰されて心底嬉しかった。
側でたくさんの努力と失敗と挑戦を見てきた。
誰よりも同行したり、遅くまで壁打ちしたり。頑張りまくった。
それで泣くならまだ分かるが、自分がメンバーになってこの体験を初めてした。

男同士だと「おーやったな!!!」が基本系、これはこれで嬉しいが今回は不思議な感覚だった。

仕事に好き嫌いは良くない。それは重々承知している。
でも誰かのために頑張りたいはあっていいと思う。
それが結果的に組織成果最大化に繋がるなら。

どのマネージャーの元だって頑張っていける自信はある。もうベテランだ。
仮に今後組織編成があっても
誰々さんの元で〜なんていうつもりなどサラサラない。置かれた場所で咲けばいい。環境が変わっても結果が出せて一流だ。

ただ、もし通常のパフォーマンス+αで頑張れる要素があるとすればそれはやはり人だと思う。
このコロナ禍で直接的なコミュニケーションが減った。大好きなリアル飲み会も皆無。その中では、あの人、この人のため!は全然あっていい。

個人的持論だが、モチベーションという言葉はあまり好きではない。
そもそもビジョン達成に向けて会社に来ている(そこに共感して入社している)から、そこにモチベは関係ない。やるべきことをやるのみ。期待いただいている以上のパフォーマンスを出すにコミットすべき。
これは給与をいただいている全ビジネスマンに言えることだと思う。

自分が会社の社長だったら何十万も金額を毎月支払っている結果
「モチベーションが最近低いので・・・」って言われたらどう思うか。
私だったら想像もしたくもない。

そうもいかない現実があるのは理解していますよ。
少し言いすぎましたかね。


まとめ

色々と書いてしまったが、冒頭に戻ると
私が昇格したいと思ったのは、幸いにも今の上司、いまのチームメンバーと働けて、そこに超貢献したいと感じたからだ。

自分が行ったアクションでその場のみんなが喜んでくれたり
レベルアップに活かしてくれたり。
もっとこのチームが輝けるようにしたい、ひとりも欠けることなく、成長をともに喜び、厳しいことを言い合ったり褒め合いたい。

そんな叶えたい未来に対して自分がやるべきこと。もっとスキルアップして売れるようになる。そしてそのノウハウをチーム、全社に還元する。したい。

数年組織を率いる側にいたので忘れていた感覚。
営業が楽しい、大変とかそういう話じゃなくて、心が動いた。

そして今朝それをチームみんなに宣言した。
朝一だったので響いたかわからないが、応援してくれそうだなと感じれた。
安心して宣言できた。
そして一人でも私も俺も頑張りたい、と火が付けられていたらこれほど嬉しいことはない。

人生たった一度、同じチームでいれる時間だってきっと限られている。

だからこそ、もっとやってやりたい。
やらないで後悔するよりやって後悔する人でありたい。

明日も頑張ろう。

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