(私のための)東京5日間日記


私は2年前、東京に家を借りて
憧れの人に会いに行った。

その頃は東京に住んで
憧れの人とバンドするつもりだった。

結果から言うと、
私がやりたいことはそうゆうことではなかったという結論に辿り着き、5日間ほどで大阪に帰ってきた。

「5日間て、、、笑」
「ちょっと考えれば行かんでもよかったのでは?」
というツッコミも沢山頂きました笑

ごもっともです笑。

でも、私の人生の中であの5日間は、
宝物なので書き記しておこうと思います。

私の憧れの人は、
総じて私が甘いということを教えてくれました。

自分が何かできていないことを環境のせいにするな、その環境すらも自分で選んでいることを忘れるなってこと教わった。

何を質問しても「そんなことは自分で決めろ」の一点張り。

その時「せっかく東京まで来たのに、
大阪でも聞けるようなことじゃなくて
もっと特別な何かを教えてよ!」と思ったと同時に、

みんな大切なことを教えてくれていたのに、
ただ私が聞く耳を持っていなかっただけじゃない?

って気がついた。
東京で借りたスリランカ人だらけのシェアハウスの部屋で自分の愚かさに泣いた。

到着した日、帰阪した日を除く
3日間、憧れの人に会いに行った。

こんなわけ分からん奴が突然訪ねて行ったのに
忙しい中、話を聞いてくれて

「お前、とりあえず歌え」とか言われて

今の自分が下手なことなんてわかってるし、
勢いしかないこともわかってたけど、
それを自分で認められてなかっただけだから

心が張り裂けるかと思うくらい緊張したけど
その時出せる全力で歌ったら、

私の歌の一節を一緒に歌ってくれて
「ここのピッチが甘い!」
「でも、音階を正確に捉える素質はある!」
って言ってくれたり、

周りで一緒に見てくれてた人たち含めて
すごく優しかった。

人生で1番酔って、1番ひどい潰れ方をしたり、
どうゆう流れか分からないけど
深夜のライブハウスで相撲をとったことも大切な思い出笑。

東京を特別視しすぎていたことにも
気がついた。

私の考え方が幼すぎただけだけど
環境を変えることが必要なときもあるけど
今はまだ大阪でできること沢山あるってことか〜

って思ったから帰ることにした。

ここまで読んでいただい皆さまは
やっぱり、「行かな分からんかったんかい」と
お思いになることでしょう😌

やっぱり、ごもっともです笑。

でも憧れの人にガツンと言われたおかげで
この5日間以降、大阪にいることに迷いがなくなったので自分にとってはよかったことなのです。

やっぱり宝物です。
次は、メルシーのドラマーとして
再会できますように🥰


10年前にも会いに行っていた。

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