見出し画像

ドリームオーダー スターター&ブースター第1弾環境 カード性能評価[2:ホークス/楽天編]

皆さんこんにちは!浜風ゲーマーズのまじっくきゃっとです。このnoteでは、プロ野球カードゲーム DREAM ORDER (#ドリオ)に関する考察記事やデッキレシピ等をお届けします。

今回は、発売まであと1週間に迫ったスターター/ブースター第1弾のカード性能について、実際に現状での性能を球団別に評価していきたいと思います。2球団ずつ、全6回で作成予定です。是非ご覧ください。

ちなみに先日から、ドリオを早く楽しみたい皆様と共に盛り上がるべく、ドリームオーダーの対戦や考察ができる非公式discord鯖を開設しました。既にオンライン対戦も実施しており、一足先に遊びたい方は是非ご参加下さい!


■ カードの強さの基準

まずは各カードを評価するにあたって、当チャンネルでの評価の基準をお伝えできればと思います。この基準は各noteの冒頭に置いてますので、既に読んだ方は球団別の目次をタップしてください。

①野手:AP5以上か

…野手を評価する際、APDP勝負で負けない為にも、AP5以上であることを1つの基準としています。詳しい理由は下記noteから。

https://note.com/hamakaze_tcg/n/neb051c78037a

なお、1弾環境では早くも先発AP7なども出てきており、AP6の価値はさらに高くなっています。そのため、AP6の段階でかなり高く評価をしています。

②野手:ミートDP+3以上or強振DP+2以上か

…こちらは①より優先順位は劣りますが、そこそこしっかり見ています。メインデッキで複数枚採用するにあたっては守備スタッツも大事であり、守備の観点では上記2つの数字が1つの基準となるからです。数字の根拠は同じく上記noteから。

但し、別にメインデッキに採用しなければor1枚程度の採用であればどうでもいい指標なので、どちらかというと効果との兼ね合いでの評価になります。3積必須のカードなのにDP+1だと、うーん、当落線上なら他を選ぶかなぁ、という感じです。

③共通:コスト

…もっと難しい。コストが低いからいいとかそういう話ではなく、どちらかというと「複数選択肢があるときに、他のカードとの兼ね合いでどうするか」という判断基準で決まります。例えば、ベイスターズの佐野選手は2コスと3コスの2種類がありますが、どちらを採用するかについては、性能や効果に加え、他の確定枠や必須枠との兼ね合いで決まる側面も大きいです。

④共通:効果の種類

…効果については、まずは効果種類に併せて次の3段階で評価をしています。
A.常在効果
 →常に働く効果が最も強力です。有名な所では、常に打撃判定時ダイス-1の小島選手など。

B.カード条件付き効果
 →分かりやすいのは覚醒時効果など、基本的にこちらから能動的に何かをすれば発動できる効果を指します。また、手札2枚使用時~なども、こちらから発動条件を満たしに行けるので優秀です。

 但し、覚醒時効果については、強すぎる場合は自分の中で評価を落としています。覚醒時効果が強すぎるということは、勝負師を相手に打たれやすいことを意味するので、実質的に効果が働かない場合が考えられるからです。

C.試合状況効果
 →ビハインドなら~、生還すれば~、など、試合状況によって発動する効果。勿論、発動すれば強いんですが、ビハインドなら~は先制時は腐りますし、最たる例でもある「満塁なら」は、達成条件があまりに限定的すぎて、最早バニラに等しいです。代打が実装されれば評価は変わりますが…

そしてそこに、効果の性能を加味しています。
このゲームにおいて強いのはダイス+とドロー効果で、次いでゲッツー、そしてAP/DP+、その他効果、という順だと思って貰えれば大丈夫です。勿論、上記にない珍しい効果も結構あるので、あくまで一般論として。

ダイス+はこのゲームの肝となる打撃結果に直接影響を与え、アウト率を下げる効果もあるので非常に強力。また、ドローは手札が増えるだけでなく、山札を早く1周させる事で勝負師などの強カードを使う回数を増やすことができるので非常に強力です。ゲッツーは最大9アウトのうち2アウトを一気に取れるほか、いるだけで相手への牽制にもなるので強いものの、発動するシチュエーションが来るかは確実ではないので一段落ちる。AP/DP+は良いですが、サポートでも増えるので、これらよりは評価が一段落ちますね。

⑤その他

球団のギミックなど、色々な要因がありますので、それぞれ書きます!

■ 評価のランク

以上の要素を踏まえ、メインのカードについては下記の基準で選定しています。

基本的に、純正デッキを組む際の視点で評価をしています。

X:能力はともかく、ポジション排出の都合上確定枠。
S:デッキの核となる必須枠。
A:B以下の選手と代える手はあるが、採用を強く勧める選手。
B:コスト0&AP5の野手/コスト0の投手。
C:性能面では採用圏内だが、コスト都合で採用が見送ったカード。
D:性能面でも使うかどうか悩ましいカード。

一番上のXですが、カードゲーム初期あるあるで、代替ポジションの選手がそもそも排出されていないパターンがあります。そうした場合、どんな性能であっても使用が確定するので、まずはXとして評価しています。

後は他のゲームでもよくある性能評価です。勿論、新カードが出れば評価が変わる事もありますので、その辺りはご了承ください。
なお、SD=スターター、BP=ブースター、(X)はコストを指します。

■ 12球団攻守スペック分布図

前回の動画撮影後に作りました。12球団の純正のイメージ図です。

攻撃は画像では強調して差を付けていますが、実際はそこまで広い幅ではないです。西武も十分打てます。どちらかというと投手は上下で差がしっかりついている印象です。ですので、今は斜めにTierの線を引いていますが、素直に横の守備力依存で線を引く可能性(=西武が勝ちまくる可能性)もあるかなと思っています。

■カード評価:ホークス

タイムポイントまわりがテーマになっていますが、正直獲得するにはハードルが高いです。

X:能力はともかく、ポジション排出の都合上確定枠。

S:デッキの核となる必須枠。
BP甲斐(1) SD柳田(3) BP近藤(3)

A:B以下の選手と代える手はあるが、採用を強く勧める選手。
BT今宮(2) SDオスナ(1) SD和田(2) SDモイネロ(1) BP松本(1) BP川瀬(1)

B:コスト0&AP5の野手/コスト0の投手。
SD中村(0) SD栗原(0) BP牧原(0)  BP津森(0)

C:性能面では採用圏内だが、コスト都合で採用を見送ったカード。
BTオスナ(3) SD周東(1) SD柳町(1) BP石川(1)

D:性能面でも使うかどうか悩ましいカード。
BP東浜(1) その他

【投手】

ホークス、投手陣が大分厳しいです。普通に継投するならドロー枚数優先でSD和田(2)-SDモイネロ(1)-BT松本(1)※ワンポイント-SDオスナ(1)となりそうですが。

(万が一TPが余れば津森も登板可能)

もう1個の択はBT石川(1)※オープナー-SDモイネロ(1)-BT津森(0)※ワンポイント-BTオスナ(3)です。

前者の2111継投は7+3+4+2=16枚引けますが、後者の1103継投は7+3+2+2=14枚の上、しかも石川と津森はDP5なので実質ワンポイント要因。殆どモイネロとオスナで投げる形になります。ただ、そこまでやって出てくるBTオスナは…抑えのタイミングでTP3以上ある訳ないでしょう!まず継投でドローすべきですし、次に使うなら甲斐ですし、甲斐で使わなくても柳田で使ってますし、どこにオスナの効果が発動する余地があるのか…

という訳で、個人的には2111継投をオススメしますが、モイネロと心中できる方は1103継投も試してみてください。ちなみに奇跡的にTPが溜まれば21101継投になります。ただ2人ワンポイントですが…

【捕手】

BT甲斐が強い。手札リフレッシュで強制的に手札のクオリティを上げることができます。抑え覚醒を引き込んだり、腐ってる値千金(後述の今宮の効果を鑑みるとホークスはメインに値千金を入れそうです)を消したり、用途は様々。但しかなり強いカードなのは間違いないです。

【内野】

中村栗原牧原は確定。いざゆけ無敵の05軍団~

今宮は効果を上手く使うイメージが湧かないですが、それでもSDがAP4なのを鑑みるとBTを採用せざるを得ないでしょう。値千金もデッキに入れて、コストにしていくイメージ。

この今宮、打順どこに置くか本当に悩みますね…

ちなみにDHにはこちらの川瀬さんを採用です。

というか、川瀬と晃だと川瀬の方が守備力高いから、ファースト川瀬DH晃というのが正確なところでしょうか。

【外野】

近藤柳田は確定。主砲です。ただ、柳田の効果はあまり使うイメージがないです。甲斐で使うとなるとTP足りないので…

あと1枠を周東周東柳町からの選択ですが、既に10コス使い切っているため、コストの問題からBP周東です。

以上をまとめると…

先:SD和田(2)
中:SDモイネロ(1)
中:BP松本(1)※ワンポイント
中:BP津森(0)※ワンポイント
抑:SDオスナ(1)
捕:BP甲斐(1)
一:BP川瀬(1)
二:BP牧原(0)
三:SD栗原(0)
遊:BP今宮(2)
外:PD柳田(3)
外:BP近藤(3)
外:BP周東(0)
指:SD中村(0)

デッキリストなどはまた後日。

■カード評価:楽天

楽天は野手コストに余裕があり、コスト0AP5が多いのが優秀なポイント。

X:能力はともかく、ポジション排出の都合上確定枠。
SD渡辺(1)

S:デッキの核となる必須枠。
SD浅村(3) BP伊藤ま(2) BP太田(3)

A:B以下の選手と代える手はあるが、採用を強く勧める選手。
SD小郷(2) BP辰巳(2) SD田中(2)

B:コスト0&AP5の野手/コスト0の投手。
SD鈴木だ(0) SD小深田(0) BP村林(0) SD岡島(0) BP島内(0) BP鈴木そ(0)

C:性能面では採用圏内だが、コスト都合で採用を見送ったカード。
BP則本(3) SD宋(1) SD安田(1)

D:性能面でも使うかどうか悩ましいカード。
BP早川(1) BP伊藤ゆ(1)

【投手】

楽天の投手は難しい。特に先発。
まず1コス早川はドロー4と早期継投前提。しかも相手がサポート1枚の限りダイス-1できないため、効果も弱い。

これを使うとしたらオープナーで即交代しかないでしょう(手札枚数的に)。少なくとも先攻では絶対に使えません…

性能面ではDP7の則本になりそうなのですが、こちらもドロー5とかなり貧弱。

採用するかギリギリのライン。手札5枚はマリガンに失敗すると本当にプレイボール直後から坊主めくりになりかねません。

とはいえ、残りの2コス田中はバニラ。

すべて決め手に欠けます。かなり悩みましたが、今回はまーくんを採用しました。楽天握るなら則本を使いたいなぁと思いつつ、現実的には中継ぎの伊藤をちゃんと使う方が勝率が高そうなので…

デッキコストの都合上、打者コスト1以下はかなり入ってくるので、比較的広い場面で刺さりそうです。05XX族を狩れるのは便利。

そうなると、田中(2)-伊藤(2)-鈴木(0)-渡辺(1)の継投になりそうです。

【捕手】

性能面でかなりの差がでるため、流石にBP太田。太田のダイス-1込みでなんとか抑えましょう。

【内野】

浅村が唯一の手法です。確定。

残りは05バニラ族です。大地確定。小深田確定。村林確定。

薄い…流石に外野は濃いテキストなんだろうなぁ…


【外野】

05島内が2種いますが、守備重視でBPを選択。ミートダイス+1はそこまでかな。

残りをどうするかですが、05の岡島。

25ドロソの小郷。

そしてここまでで2コス余り、他に使いたいAP5持ちがいないため、自動的にこの辰巳に。

浅村以外打撃効果なしのバニラ野手陣が管制しました。カードプールがそうしてるんだから仕方ないの!

ちなみに楽天はスタメン全員AP5で組めるのは良いところです。

というわけで、ひとまず打順やデッキ構成等を抜いたスタメンは下記のようになりそうです。

先:SD田中(2)
中:BP伊藤(2)
中:BP鈴木(0)※ワンポイント
抑:SD渡辺(1)
捕:BP太田(3)
一:SD鈴木(0)
二:SD浅村(3)
三:SD小深田(0)
遊:BP村林(0)
外:SD岡島(0)
外:BP辰巳(2)
外:SD小郷(2)
指:BP島内(0)

おわりに

という訳で、デッキレシピとデッキ解説記事を投稿してみましたが、如何でしょうか。実際の対戦動画も是非チェックしてみてください!
そして、ここまで読んで実際に対戦したくなった方、是非discordで一緒に対戦しましょう!招待リンクを再掲しておきます。

このnoteが良いと思った方がいらっしゃいましたら、リポストと拡散、note/X/YouTubeのフォローをよろしくお願いします!

■YouTubeチャンネル


サポートいただけますと活動の励みになります!