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(会社員必見!?)あなたが定例面談で「辞めてほしい」と言われる前にできること

こんにちは! 最近、4年間正社員として努めた会社をクビになった「はまかぜ」と申します。

もちろんクビになった経験は辛いのですが、「これをきっかけに人生好転させてやる!」と思って毎日生きてます!体が丈夫なのが取り柄です。

さて、このごろ同じような経験をした知人達から、私に相談が来るようになりました。
今回の記事では、私が「会社を辞めてほしい」と言われた時に役に立った事や教訓をお伝えしていきます!
退職勧奨は思いもよらない時に、普通の面談で話されることがあります。
いきなり退職勧奨のような話をされて、パニックに陥らないため
今回の記事はぜひ、いま仕事が順調な方にこそ読んでただきたいと思います。
(おことわり) 法律の専門家ではないので、この記事では相談先や自分でできる工夫などをご紹介しています。また、間違いがありましたらそっと教えてくださると幸いです。すぐ直します。

「退職勧奨」ってご存知ですか?

「退職勧奨(たいしょくかんしょう)」は会社から退職をめられることで、契約終了によるものや懲戒解雇とは区別され、自主的な退職をすすめるよう促すことです。
退職勧奨したことを会社が認め、双方合意の上で退職となると会社都合退職として認められ、失業保険の給付制限がつかなかったり、健康保険、国民年金の軽減措置をうけられます。

退職勧奨を隠す会社あるある

面談などで「君に渡せる仕事はもう無い」と上司や人事担当から言われることで退職勧奨がはじまるケース。今回は主にこのケースについての対処法や対応策について書きます。
面談を受ける方は退職勧奨という言葉を知らない方が多いため、自主退職に向かわせることが多いです。


ひょっとすると退職勧奨を受ける側に大きな問題がある場合もあります。ですが上司との考え方の違い、やむおえない怪我、病気など、まだ双方に努力の余地があるのではという時、そして退職に納得できない場合は会社と交渉することをおすすめします。
ですが…この手の退職勧奨は「あなたがいかに無能か、仕事ができていないか」を延々と語られる場合が多く、退職勧奨を受けた方が精神的に参ってしまい「一刻も早く辞めたい」と思わせる作用があるため、自主退職を選択する方がいらっしゃいます。


(自主退職でもメリットがあります、今回の話とはズレてしまいますので、気になった方はぜひご自身でお調べください。)
自主退職と会社都合退職、ご自身が選べる交渉材料を自分で作ることがなにより大切だと考えますので、以下もあわせて読んでください。

【教訓】 定例の面談でも 毎回録音する

録音といえば、ハラスメント対策、証拠集めとして考えている方もいらっしゃいますが、私は毎回の面談を録音することをおすすめします。
先に述べたような精神攻撃のような退職勧奨は、当人が予想し辛いものです。「あのとき録音しておけば」ということがあっては取り返せないことが多いため、ぜひボイスレコーダーをふところに携えて面談に臨みましょう。
思いがけず退職勧奨を受けてしまった時は、答えを出さず「考えさせてください」と言ってその場での回答はしないことが大切です。
なにとぞ面談する上司にはわからない様にお願いします!見えてしまっていては不要な不信感をもたせてしまいますし、自分に有利な発言を録りづらくなります。
スマートフォンのボイスレコーダーでも充分なところもあると思いますが、スマートフォンが出し辛いところではレコーダーの準備が必要です。
参考に私が当時使っていたレコーダーを紹介します。

あとはしかるべき機関に相談して対応策を考える

退職勧奨が不当でも適法でも相談に乗ってくれる外部機関があります。
あとでご紹介しますが、録音が成功していれば適切なアドバイスが得やすいのでご自身もパニックが抑えられるはずです。
もちろん録音できていなくても、電話相談は絶対したほうが良いと思います!

自分は失業手当をもらえるか、は要確認

要件に合わない場合は会社都合退職となっても失業保険の受給ができないため、お金の面で不安な方は別の対策をする必要があります。そのため、相談前にご自身で確認しましょう。

電話相談

労働局の総合労働相談コーナー、労働基準監督署、などへ電話しましょう。親身に対応してくださいました。
私の場合は、あれこれ調べてやっと労働基準監督署に電話して、初めて私が受けた面談が「退職勧奨」ということを知りました。お恥ずかしながら退職勧奨という言葉すら初めて知りました。
皆さんには無駄な時間を費やして欲しくありません。
いざ、紙とペンを持って電話!
※お勤めの事業所がある自治体の総合労働相談コーナーのサイトへアクセスし、電話ください。
<各県の総合労働相談コーナーのご案内 厚生労働省>

<※東京都※「東京都ろうどう110番」>
とても親身に相談にのってくださいました。電話相談だけでなく、来所相談にも応じてくれます(要予約)
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/soudan-c/center/consult/guide.html/

こちらは相談料の負担がないので筆頭に挙げましたが、納得いくアドバイスが得られなかった場合は労働組合や有料の法律相談など、まだ相談先はあるのであきらめず電話しましょう!



 自己都合退職で辞めても道はある

ハローワークの職業訓練を受けることで、失業手当の給付を早めることができる可能性があります。

職業訓練は辞めて1ヶ月後くらいでないと応募できないし、応募を受けつける期間中の講座しか応募できないので、辞める前に応募できる職業訓練を探しておいて退職時期を見極める必要があります。そこは運ですが、検索してお住まいのハローワークで辞めて1ヶ月前後で応募できる職業訓練プログラムを確認しましょう。
<職業訓練検索>ハローワークインターネットサービス - 職業訓練検索・一覧

どんな形でも あなたが前向きに次に進める方法がベスト

以上、退職勧奨を受ける前、受けた後の対応方法について私なりの考えを紹介しました。次に進むために、周到な準備をした上で相談すると、様々な方が味方になってくれます。


「きみに渡す仕事はない」といった退職勧奨は、ご自身にとって大変辛く、今後を踏み出す勇気まで奪ってしまうやり口です。
その上で、状況が落ち着いたら、何故そう言われてしまったのかについても、信頼できる方に相談してみると、未来につながる大事な教訓を得られるはずです。


職場は適材適所だと思います、あきらめずに自分が生き生きと働ける場を探していただきたいと思います!応援してます!



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