日本の高学歴層・インテリ自認層に失望したコロナ騒動とワクチン禍の話


ようやくワクチン被害を訴える声が表沙汰になった。何年も泣き寝入りを強いられてきたこの国の被害者による、ささやかな反撃である。



これとて、厚労省が証拠となるワクチンのバイアルを全て廃棄させたのを確認してから、提訴を報じるに至ったのだ。既に証拠隠滅は完了している、という意味である。恐らく更新停止したVRSのデータも、不都合な数字は改竄されたか削除されてしまい、恣意的な処理が行われた後ではないか。

腐敗集団の霞が関はこれまでにも証拠となる文書やデータを平気で隠蔽・改竄してきた連中なので、まともな証拠を確保することはかなり難しいだろう。
それでも、訴訟を提起し表舞台へ登場できただけでも、非常に大変なことだと思う。日本の既得権益層へ喧嘩を売り、反旗を翻したに等しい行為だからだ。


コロナ騒動初期から、日本のインテリ自認層は「欧米諸国を見習ってロックダウンしろ」と要求していたでしょう?

そうした連中は、その後に総括したり、反省したり、謝罪をしたことがあったのか?

当方は、そうした実例を寡聞にして知らず。例えば内田樹のような連中が、ロックダウン実行の結果につき判断の当否を検証したり誤りを謝罪しているのを一度も見たことがない。

米国主要メディアや民主党勢が「ロックダウンは正当だ」という主張で、デブラシオ知事(当時)のような人間を賛同こそすれ、政策として極端な人権侵害を伴う「ロックダウン」に批判的であったことなど聞いたことがない。


当方は2020年当初から、無意味なロックダウン的な煽動や施策を警告した。





















日本の高学歴層・インテリ自認層の大多数は、マスコミ論調に同調するし、権威機関(主に政府公式や医学界の権威など)の言い分を簡単に鵜呑みにしてしまう。
残念ながら、彼/彼女ら自身の無知無能もさることながら、「頭の悪さ」は如何ともし難いわけである。過去の事実や経験則とか、基礎的な医学や生物学の知見を一顧だにしないのだ。


論理的思考とか科学的知見を尊重ということなら、矛盾点や政府公式の発表する屁理屈がおかしいことなど、ド素人レベルであっても気付ける話のはずが、何故か日本の高学歴層・インテリ自認層では全く気付くことなく権威盲従という状態に陥ったのである。






コロナ騒動の始まった2020年は特殊な年だった。
日本の(全死因)総死亡者数は、過去10年以上のトレンドの中で、唯一例外的に「前年より死亡者数が減少」したという、珍しい現象が観察された。

多くの犠牲者を出した東日本大震災のあった2011年1253066人という死亡者数より、翌12年でさえ1256254人と前年を3188人上回っていたのだ。



つまり、大災害という総死亡者数が一時的に増加するであろう突発的要因があってでさえ、死亡者数の「自然増のトレンド」は強力だったのに、20年の死亡者数が「前年より減少する」ということ自体が極めて特殊であり、大規模災害の影響度を上回る死亡者数の減少が起こったということだ。


GOTOキャンペーンなどが実施された後の20年12月時点で、コロナ死亡者数は発生してはいたものの、前年より総死亡者数が減少するであろうことは十分予測できた。そのことを指摘したツイートも残っていた。


個人的推測では、医療機関への受診を控えるよう強力な広報が行われたことが幸いしたのだろう。下手に病院なんぞに受診してしまうと、病気を生み出され・下手な手術や治療を受けてしまって、かえって早死にするという、要するに「医原病」による被害者が大幅に減少した可能性、がある。

また、旧来の市中肺炎等の感染機会は減少したであろうから、そうした従来型の感染症などによる死亡数も減ったのかもしれない(まだ統計数字を確認していません)。




当初から、馬鹿げたロックダウンだの、学校を閉鎖するだのといった対策にはさしたる効果は期待できないし、逆に若年層の免疫獲得機会を奪って後のデルタ株等の強力になったウイルスに対する耐性を得られない=症状悪化を促進する結果となった可能性さえあるだろう。


日本のインテリ自慢の多くには、こうしたことの検証や反省さえ窺われないのだ。マスコミとて同類。

あるのは専ら愚かな選択をしたことの言い訳として、カルト教祖の広めた教義(=ニセ医学・ニセ科学)の屁理屈を弄することだけである。このままでは、次の機会にも再び同じ過ちを繰り返すだろう。

検証と反省なき日本人は、戦後の「大政翼賛会や戦争協力の国家総動員体制は仕方なかった」というような愚かな大人達と同じく、マスコミやネットの妄言による「空気(雰囲気)」で物事を決してしまうということだ。


しかも、その重要な役割を担うはずであろう高学歴層が、揃いも揃ってカルト教祖の嘘やイカサマを見抜けないということが、判断を誤らせる言説を強力に後押ししてしまうのだ。


例えば、こういう言説を拡散した連中は、何かの検証・反省・謝罪はあったのだろうか?



『イスラエルはほぼコロナを制圧』
『無症候性感染予防効果:91.5% 』
『発症予防効果:97.0% 』
『重症感染予防効果:97.5%』

果たしてこれら言説はその後にどういう検証や評価を受けたのか?
本当に事実だったか?

これを示された時、安易に信じてしまうということがどういうことなのか、よく考えてみるべきである。


常識的な思考能力、基礎的な科学知識、一般的な論理的考え方、みたいなものがあるのなら、到底「易々と受け入れることはできない」のが普通だとしか思えないのだが?


われらが日本においては、高等教育が無駄・無意味に帰するようなお粗末さであり、当の専門家であるはずの医療界(医学界・医師会・大学等、感染研・その他研究機関や厚労省等の役所)ですら権威のカルト教義の信者となって誤った道に進ませたのだ。


疑義を呈する者には、陰謀論者とか反ワク・反ワクチンというレッテルを張って蔑み、反対意見を徹底して封じ込めた。マスコミはそれに輪をかけて「デマを流す人間たち」という印象操作を行い、ワクチンのリスクを指摘する人々の正当な意見さえ抑圧し、無条件にワクチン接種を宣伝し続けた。

ワクチンを回避する人にも反社会的・我儘・フリーライダーなどというレッテルを肯定するかのような論調で非難し続けた。


こうした愚かな連中のせいで、多くのワクチン被害を生み出したのだ。


日本は、反省なき愚劣国家のチャンピオンになったということである。

何が統計だ。何がEBPMだ。
笑わせるな。

必要な数字はろくに調べず、出してくる数字は捏造や改竄のようなものか、意味のある数字であっても削除したり隠蔽したりするような輩しかいない、真に愚かな国なのだよ。


頭は悪いが、カルト教義の伝道が得意なカルト教信者は大勢いる国なので、ワクチン詐欺商法やコロナ治療薬の悪徳商法に引っ掛かって大金を失っても、文句すら言わない。
何度も詐欺に引っ掛かるような馬鹿が支配して、それに唯々諾々と従う信者が多いからこそ、詐欺師たちは何度も仕掛けてくるのだよ。


オレオレ詐欺に騙されて、何度もカネを召し上げられているも同然なのに、それすら反省したりはしないのである。




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