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ChatGPT使ってTRPGのシナリオ書いた

こんばんはHamadoriです。
ChatGPTを活用してシナリオを考案してもらったところ、想像以上に便利だったのでいい感じになるまでの学びを残そうと思います。
まず最終的なプロンプトと良かった回答がこちら

細かいところは粗いながらも
・新米冒険者に富豪が敷地内の遺跡探索を依頼するというシンプルながら入りやすい導入
・ダンジョン内は富豪の想定より広いという設定で、続く冒険を予感させる
というフックが良いなと感じ採用。

プロンプトのテンプレート化

ざっくり草案を提案してもらってもそこそこのアイデアを提案してくれますが、その際に対話式で応えてくれたり箇条書きにしてくれたりと結構まちまち、質も結構ぶれがあります。

唐突すぎるアウグスト・ロート
逆にちょっとふわっとし過ぎている

そういった回答の精度をいい感じにするのがプロンプトテンプレートです。

4:00~が非常に参考になりました。
・プロンプトテンプレート
欲しい情報を整えること、また何度も聞いたときに必要のない情報のゆれを防ぐのに大事です。
条件を指定する

フォーマットを決める

これをすることでかなり回答の精度は上がったように思います。
加えてテンプレート化することで、気に入った部分を入力に追加してもう一度提案してもらう。という芸当も出来ます。

背景やストーリーは良い回答が得られたので固定

こういったテンプレートをどうするかはChatGPTは自身に尋ねるのが良かったです。ChatGPT自身が質問に対してどういう構成要素を持っていると考えているのかが分かっていれば、あらかじめ指定が必要な要素も洗い出せます。

シナリオ考案以外の便利な使い方

NPCのセリフの作成、依頼文やシナリオ情報文などの作成

状況を説明して、返答を依頼するシンプルなプロンプトでいい感じの答えが貰えます。回答の疑問部分はそのまま応答することでいい感じの理由をでっちあげたりもしてくれます。

テストプレイ

先駆者もいましたがそのまま遊ぶことも出来ます。基本的にNPCとのやりとりをシミュレーションするに留まりますが便利です。流石に戦闘のシミュレーションは敵のデータとルールを教えてシミュレーションするくらいなら自分でシミュレーションしたほうが早そう。

判定などはChatGPT側からは提案されないので、自発的にリクエストすると沿った判定スキルなどの提案もしてくれます。

成否もこっちで決めたり、あるいはランダムで決定したりできます…が、割となんどやっても成功するのでランダム性はかなり怪しいかも

秘匿ダイスの力

あんまり上手くいかなかった使い方

ダンジョンの生成

ログが残っておらず、適当プロンプトなんですがまぁだいたいこんな感じにどうしても規則的な形状になってしまいます。ChatGPT 4.0は画像を生成したりも出来るらしいので、そっちなら手段あるかも。
※こんなのもある

パズル、リドルの作成

あんまり上手くいかなかった。パズルのような具体的な解がある問いを作成するのは難しいのか、それとも指定があんまり上手くないのか…要検証。これもChatGPT 4.0で試してみたい。

おわりに

AIをシナリオフックにしたり、あんまり重要じゃないところをさっと考えてもらったりと使い方によって非常に便利でした。今度はキャンペーンのシナリオ書いてもらおうと思ってます。
気が向いたらStable DiffuisonでNPC画像生成する話書きます。

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