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心地よく過ごすために。一緒にいて気持ち良い人の特徴。
今日は学校があったので、東京にいた私です。途中から、すごい雨でした。バケツをひっくり返したような、とはまさにこのこと。
すごい雨すぎて窓の外真っ白になっちゃってる☔️安全なところから見てると気持ちいい。 pic.twitter.com/FL197hIf5b
— ゆい | フリーSW (@hamada_sw2020) July 30, 2021
授業が終わって帰る予定でしたが、雨が落ち着くまで学校で過ごすことにしました。私がその時いた場所は15階。窓の外は、きもちいいいいーー眺めでした。
雨の中、外に出なくていい。それだけで心の中がウキウキします。こういう瞬間を大切にしている私です。あの教室は、本当に気持ち良い空間でした。
気持ち良い空間というのは、その時のいろんな状況が合わさって出来上がりますが、中でも一緒にいる人のコンディションが重要だったりします。
今回は、自分が良い気持ちになれる人と、同じ空間にいよう!という記事です。
自分がその人といて良い気持ちなのには、訳がある。
「この人と一緒にいると、元気が出るな。楽しいな。」という人が、周りにいませんか?みなさん必ず一人は会ったことがあるんじゃないかと思います。
あの人が飲み会に来ると楽しい。あの人とシフトが一緒の日は安心する。
そんな風に、その場にいるだけでなんだか「いい感じ」な人。私はそんな人たちに支えられて人生をやってきたし、自分も誰かにとってそんな存在だったらいいと常々思っています。
これ、ただ単に彼らの性格が良いからだけの理由ではありません。
彼らが、「良い気持ちだなー。」「楽しいなー。」と思って過ごしているからです。私たちは、本当に気持ち良くしている人と一緒にいると、気持ち良くなれるのです。
人間の意識は、深い深いところでつながっている。その場にいる人が「楽しいな」という感情を持っていれば、それがエネルギーとなって、楽しいエネルギーがその場に広がります。
もし、その空間にいる大半の人が不安を持っていた場合、その空間には不安が広がります。緊急外来の待合室とか、終わりの見えない会議とか、入るだけでピリリと感じる空間もたくさんあります。
私は福祉事業所で働いていたので、その日に事業所に入った空気で、みんなが体調が悪いとか、喧嘩が起きたとか、安心しているとか、とてもわかりやすかったです。
誰かの不安や怒りに、みんなの気持ちが引っ張られて、全員不安になる状況がよくありました。グループホームで、一人が精神的体調を崩して、どんどん周りも体調が悪くなることも、グループホームあるあるですね。
ピリついている空間が悪いわけではありません。救急外来は患者さんは不安だし、お医者さんは必死だし、和やかな空間である必要はないのです。
ただ、私が言いたいのは、「私たちは、自分のいる場所を選べるよ!」ということ。だったら、安心したい時は安心している人のそばに行く。楽しみたい時は、心から楽しんでいる人のそばに行く。
そして、不安になりたくない時は、不安な人のそばには行かない。
そんな風に選択できるのです。
嫌な空間から離れる重要性。
不安が強い空間にいると、知らない間にぐったりしてきます。
「あれ、朝はあんなに気分が良かったのに。昼過ぎには体がだるい…。」
こんな日があると思います。自分の「良い気分エネルギー」は、すでに誰かに吸い取られてしまったか、それより強い怒りとか不安とか悲しみのエネルギーに負けてしまったのです。
ぐったりする前に、空間を移動してほしい。ネガティブな感情があふれている空間からは可能な限り離れて、自分が心地よい空間へ移動しましょう。私は「気持ち良い空間、ないかな〜〜」と探しに行くのが好きです。一人で外を歩いたっていいし、コンビニに入ってみてもいい。
私の近所のコンビニは、昼の店員さんたちがすごく仲良しで、気持ちが良いです。店長さんは、普段とても良い人だけど、深夜に若い男の子のアルバイトと二人で仕事をしている時はピリピリしています。そのコンビニに入っただけで、「あら機嫌悪い。」ってわかります。
場所を変えれば、自分の良い気持ちは逃げないし、良いエネルギーの人に会えればおすそ分けしてもらえます。「元気をもらえた!」って、実際に起こることだと思います。
その空間を、自分が気持ちよくするにはどうしよう?
とはいえ、良い空間を求めて逃げ回ることができない時もありますね。
職場は、そこにいる人たちのエネルギーが滞留していて、良い時は良いし、悪い時は最悪です。自分の機嫌が悪い時も、その影響はしっかり周りの人へ伝わっているのです。
そう聞くと、なんだか責任重大。
私がよくやるのは、周りにいる人に「今日の服素敵だね。」「いい天気だね。」「(お菓子をシェアして)美味しいね。」「楽しいね。」「いい気分だね。」
って、どんどん伝えることです。これは脳科学的な話ですが、言葉でそう言われると、自分も相手も「そうかも、いい気分かも。」と、そちらに意識がむいていきます。
特に自分にとって効果バツグン。「いやー。今日は気分いいわー。」って、全然思ってないながら口に出すと、良い気分になります。(私は「今日むだに機嫌いいんですよー。え?そんな風に見えない?おかしいなー。でもすごい機嫌いいんですよー。」と言いまくります。)
自分の気分が良くなったら、その気持ちが周りの人に届きますようにと願いをこめます。「いい気分だね。」と周りの人と言い合えるような関係でなければ、心の中で唱えるだけでOKです。
そこにいる人のエネルギーは、ちゃーんと周りに伝わっていきます。
福祉事業所で働いていた時、毎朝【元気調べ】というものをやっていました。
精神疾患がある人たちは、朝の体調があまり良くない日が多いです。そんな彼らの体調関係なしに、全員順番に、「今日も元気でーす!!!」って声を出す習慣です。聞いている方は全力で拍手します。
来客中にやると、お客さんがひいてるのをよく見ました。外から見ると、ちょっとひきます。笑。
私はこの【元気調べ】に、大きな効果があると思っていました。体調が悪く立っていい。うつ状態だっていい。言いたくなかったら「元気です」なんて言わなくていい。でも、言ったら、それだけでOK。あとは何もいらない。とりあえず、「元気です。」って言ってみるだけ。
その間だけは、みんなの笑顔のエネルギーで、空間がパッと明るくなりました。その心地よさが、少しでも続くといいなーと思いながらその場にいました。そんな朝の職場でしたの。みんな、どうしているかなぁ。しみじみ。
終わりに
ここまでお付き合いいただいて、ありがとうございました。
今回お伝えしたいのは、まず自分がいる空間が「気持ち良いか、良くないか」を感じる練習をしてほしいこと。そんなこと考えたことない人は、感じるところから始めてほしいです。
その空間が心地良いのは、そこにいる人が本当に「心地良いなー!」って思っているから。本当に感じている人のそばにいれば、自分も心地良くなることと間違いなしです。
そして、嫌な気分になる場所からは、離れてあげること。あなたのために離れてあげるのです。
そして、離れられない時には、良い言葉をたくさん口に出してあげること。聴覚からの刺激は重要です。ちゃんと「良い気分」と声に出してあげて下さい。
あなたは今いる場所が、少しでも良い空間になりますように!
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