念願のプログラマーになった学生が語る自分にあった仕事とは[キャリサポ 就活体験談]
はじめまして!キャリサポプロジェクトチームのNです。
現在キャリサポには23卒の代が多くいるということで、今回から「キャリサポ就活体験談」という企画記事を連載していくことになりました。キャリサポにいる就活生の先輩たちに質問をして答えていただく、インタビュー形式で進めていきます。
キャリサポ就活体験談第一回
記念すべき第一回にインタビューするのはこの人、工学部知能情報3年のKさんです!
Kさんのプロフィール
経歴
・高専から大学三年時編入
・高専時代は電気系と情報系を両方学べる学科に所属
・大学では情報系の学部に進学した
インターン歴
・高専時代に2週間、メーカー工場にて設備保全を体験
・大学時代に10ヶ月ほど、ITベンチャーにてプログラマーを体験
留学経験
・なし
自分に合った働き方を見つけようとした
いつ頃から就活を始めましたか?
三年生の夏のインターンに向けて6月から始めました。もともと高専時代にインターンに行っていたこともあり、就活は早い時期から意識していました。最近になって就活の早期化も聞いていたので、乗り遅れたくなかったというのもありますね。
就活を始めてからは、主に逆求人イベントに参加していたのですが、選考を勝ち抜くことができず、周りとの差に愕然としました。
そこからはプログラミングスキルの向上に励んだり、実力をつけるために長期インターンに取り組んだりしつつ、三年生の10月から企業の早期選考に応募していったという流れですね。
特に苦労された点はありますか?
選考で受けるスキルテストが一番苦労しましたね。これまでもプログラミングはある程度してきたつもりですが、paizaや競プロはまったくやってこなかったのでアルゴリズム問題が解けませんでした笑。周囲のプログラマー就活生との歴然とした力の差を感じました。
企業の選考では「今までにやってきたプログラミング経験」か「アルゴリズムなどの論理的思考力」のどちらかを重視する傾向があるため、自分に合った方法を考えると選考を突破しやすいと思います。
いつ頃に、どのように志望する業界、職種を決められましたか?
高専時代から将来はプログラマーになると決めており、業界に関しては特に決めることなく就活を進めました。強いて言えば、なるべくIT化が進んでいない分野で働きたいと思っていました。AIやビッグデータ等は人気な分、優秀な競合の学生も多く、業界も成熟していると感じていたからです。
最終的にプログラマーに決めた理由は、自分の苦手なことと得意なことを考えた結果、自分に適していると感じたからです。僕は昔から単純作業をすることや、朝早起きすることが苦手でした。逆に、パソコンや数学、接客はまあまあ得意でした。
それを踏まえて、「出勤が早く作業も決まっている工場はやめたほうが良さそうだ」というように、消去法で絞り込んでいきました。
就活では何を意識していましたか?
自分に合った働き方ができるかどうかを常に意識していました。SES、受託開発、自社開発、残業評価、項目評価、企業体質、エンジニアの質と人柄、エンジニアが担当する領域等です。
将来、自分の納得した働き方で働けるように、この部分を特に実際のエンジニアの方や人事の方に質問しまくっていましたね笑。
一見無関係な経験でも強みにできる
振り返って思う、やっておいてよかったことはありますか?
これだけは自分に向いていないな、ということをしっかり自覚するようにしていたことですね。有名な企業、人気な業界だからといってただ飛び込むと、想像していた仕事内容と現実とのギャップに苦しむことを聞いていたので、自分の苦手な分野は避け、適している分野だけで考えていきました。このおかげで納得した就活ができたように思います。
就活において、自分の強みであった点は何ですか?
一般の就活生が経験してきていないような経験を多くしてきたことです。当時は就活を意識せず、自分の好奇心の赴くままにいろいろなことに取り組んできたのですが、実際就活を始めてみると想像以上にその経験が評価されることが多かったです。
例えば、ヘアケア商品で個人事業主として起業した点、コロナ下で農業に取り組んだ点などです。この経験があったからこそ、エンジニア一本で来た人よりもコミュニケーション能力や企業の経営に関する知識と経験を評価されました。
最後に、これから就活を始める学生にアドバイスをお願いします。
就活では本当に病みます。高専四年時に就職と進学で悩んでいた経験がある僕でもしっかり病みました。
病んだとしても動きを止めないで済む状態を作っておくのが大切です。例えばESを汎用性を持たせて作る、予め自分にあった企業をリストアップ、大手病から抜け出しておく等です。
特に、スカウト型就活サイトはおすすめです。僕が実際に利用した就活サイトを以下の記事にまとめておくのでまた読んでみてください。
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