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ChatGPTのCode Interpreterを使って小説を要約する

ChatGPTのGPT-4はコンテキスト長が8Kということで、長めのテキストを取り扱うには工夫が必要です。これまで長めのテキストをChatGPTで取り扱うのは手間がかかるので、OpenAI APIからgpt-3.5-turbo-16kを使うか、LangChainなどを使って文書を分割する必要があったと思います。

今回Code Interpreterが公開されたので、これを利用してChatGPT上で文書を分割しながら要約するタスクが行えるか試してみました。

ネタは(いつもすいません、テストにちょうど良いサイズなので)、太宰治の「走れメロス」を要約してもらいます。

いい感じに文をスプリットして読み込んでいるようです。
いい感じです。以降も同様に作業を進めてもらいます。
まとめられそうなグループをまとめて名前を振りなおしてもらいます。
ノリで修正させるのではなく、元データを参照するように指示するのがポイントのようです。

まとめ

  • いかがでしょうか、私は文学に強くないので細かい評価はむずかしいですが、結構、品質の高い要約文が生成できているのではないでしょうか。

  • 今回の方法では、チャット数が増えてChatGPTの記憶から消えても、ChatGPTに元テキストを参照してもらうことで方向修正が行えるのでストレスなく作業を進めることができました。これは、この方法のメリットだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


おまけ
最後にOpenAIのAIテキスト分類器を使おうと思ったのですが、なぜか上手く読み込めませんでした。これで「AIで生成されている」という結果がでたら、良い子は真面目にやらないとだめですよという、良いオチが付いたと思うのですが…。残念😁

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