拝啓、何も積み上げてこなかった私へ
”あるわけないよね、ぬるま湯に浸かりきっていた私に・・・”
こんにちは、ハマチです。
あっという間に8月が終わりましたね。もう9月、今年もあと1/3です。
この頃になると日が暮れるのが明らかに速くなったり、セミに変わってコオロギなどの声が聞こえてきたり・・・夏がさようならをしていて、ちょっと胸がキュッてなります。
似て非なる感情ですが、胸がキュッてなったことがありました。
いや正確にはモヤモヤ・・・になるのだろうか。
ハマチには借金があります。
少しでも早く返済して、資産をプラスにする必要がある。
そのためにはもっと稼がねば!そうなるのは当然の流れです。
稼ぐためには、自己研鑽をしなくてはいけません。成長のための行動は必須です。
ありのままの私を見てお金をくれる人はいません。
運良く安定した職場に雇ってもらえたことから、まずは勤め人として、生活できるだけの給料を”残業をしないで”確保しつつ、"複業"により自分の力で収入を得る。
多くの人が目指しているこの形をハマチも目指すのはごく自然な流れでした。
ひょんなことから猫山課長さん、そしてSUNABACOを知ったその瞬間から、そうなることは決まっていたのかもしれません。
すごい人が口を揃えて言います。(すごい人って表現が雑すぎるw)
「複業するなら、”本業に関係する”部分でやった方がいい」
例えば、金融機関に勤めている方なら財務関係のコンサルや、中小企業診断士・・・
Web関連企業に勤めている方なら、そのままHP制作等をクラウドワークスで請け負う・・・そんな感じでしょうか?
掃除のおばちゃんなら、片付けのコツとか汚れの落とし方とか発信するのも面白そうです。
全くの未知のところでゼロから積み上げるよりも、既に積み上げている部分から応用・展開する。
持っているもので勝負する、資本主義の土俵では当たり前の戦略でした。
よしよし、それならばハマチも持っているものとを掛け合わせて勝負じゃ!
早速ハマチは自分の持ち物を確認してみました。
・・・・・・・・・・・・・・・ない。
何も持っていないのです。
以前更新したnoteにも書いたのですが、ハマチは高校を卒業後から今まで、現在の会社に勤めております。
この会社はおそらくホワイト企業と呼ばれるところで、内定が決まった時は両親も祖父祖母もみんな大変喜んでおりました。
何名もの派遣職員が、正職員になりたくて上司に必死にアピールしているのを何度も見ました。
様々な企業を見ている派遣さんがそうなるのですから、本当にいい会社なんだと思います。
そんな”いい会社”に入社できたことを幸せに思いながらも日々業務に邁進していきました。
・・・邁進といっても言われたことを言われた通りにやる単調な仕事です。
誰でもできる仕事を淡々と・・・判断なんて一切必要ない。
仕事ではなく作業をしているだけ…楽。
ぬるま湯に浸かっている状態でした。
このまま浸かっていても何もおこらないことはわかっているんだけど、出ようとすると空気が寒いじゃないですか。それが辛い。
だからこのまま浸かっていた方が気持ちいい。ずっとこのまま・・・。
周りの人が極寒に耐え、荒波に揉まれ強くなっていく中、ハマチはずっとぬるま湯に浸かっておりました。
そんな人間が掛け合わせて戦えるものを持っているわけがありません。
世の中そんなに甘くない。
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8月26日からSUNABACOのAI人材育成講座を受講しております。
↑なんか次期の募集してた。
この講座はChat GPTなどのAIを自在に使いこなす〜ではなく!
AIなどの最新テクノロジーを業務改善に取り入れるにあたって必要となるデータ分析や統計の知識を学びます。
今回の講座は、ハマチのように過去にSUNABACOの講座を受講した人たちや医者、造船関係者、大学教授・・・本当に様々な方が受講しております。
まだ始まったばかりですが、早速「統計学入門」にて「数学」の知識が出てきました。
数学、というか数字に苦手意識があるハマチは半べそで受講していました。
(誤解のないように、SUNABACOの授業は数字が苦手でもちゃんとわかるように設計されております!)
講義中は”Slack”というメッセージアプリでコミュニケーションを取ります。
掲示板みたいになっているのですが、半べそのハマチをよそに、難しい統計学の単語をすでに知っていたり、データ分析の手法を知っている人が思い思いにコメントしています。
「ま、まじかよぉ・・・何でみんなこんなこと知っているの・・・?どうしよぉ・・・。」
講座の受講生のレベルの高さに唖然とするハマチ・・・変な焦りが生まれます。
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小学校に入学したときのことを覚えていますか?
ランドセルを背負って歩いた道。
ピカピカの一年生を遠目に見ている高学年の人たちがなんだか大人に見えました。
道具箱なるものにハサミやクーピーなどを入れていました。
新品の文房具に全部名前を書いて。
スタート地点はみんな一緒でした。
道具だってお揃いでした。
持って生まれたもの、好き嫌い、親の教育など、色々な要素で後々差はついてきますが、入学した時点ではあまり差はありません。
(もしかしたらハマチがそれを気にしていなかっただけかもですが)
でもそんなの小学校の時だけです。
見えにくいけど、年数を重ねるごとに積み上げている人と積み上げていない人の差はどんどん広がっていきます。
使う道具だって変わってきます。
SUNABACOの講座のような社会人が集まるところはその最たる例だと思います。
すごい人たちが集まっている。
そのすごい人たちが更に自己研鑽をしている。
圧倒的な時間と労力をかけて。
時間もそんな実力もないハマチはそんなこと無理や、できっこない。
でも待って、だから何?
またやらない理由を探して。
すごい人たちは始めからすごかったわけじゃない。(おそらく)
若い頃より、圧倒的な積み上げをしてここにいる。
ハマチがぬるま湯に浸かってぼーっとしていた時も、吹雪の中を裸で進んでいたかもしれない。
ハマチがぐうたらしていた時もずっと最前線で戦っていたかもしれない。
そんな歴戦の強者たちが一緒に講座を受けるのだ、しかも講座受講の姿勢を示してくださっているのだ。
積み上げがない?上等だよ。最高じゃないか。伸び代しかないんだから。
過去は変えられないんよ。もう前向いて進むしかないんよ。
「私はそこそこできるやつ」なんて思い上がったまま、受講することにならなくてよかったじゃないか。
しょうもない幻想とか認知の歪みとか、そういうの全部取っ払ってくれた上に、勉強の仕方まで示してくれる。
何にもできないことを知ることができた。どう食らいついていくか見本を見せてくださっている。
こんなに幸運なことはない。
ここまでしてもらって、応えないわけにはいかない。
呪いの装備は外された。裸のままでいいじゃないか。
ぬるま湯に浸かっていて失ったものを取り戻すチャンスだ。
やるだけ、それだけ。
すごい人の一人である、あだち先生のSUNABACO AI講座まとめはこちら
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