NFTアート"botrino"の詳細について
こんにちは!botrinoです。
NFTアートに参入して約1カ月が経ちました。
多くの方に応援をいただき、この度9/10、9/11に渋谷で開催される【PARDEY BASE SHIBUYA_0911】に
botrinoが展示される機会をいただきました。
この場を借りて御礼申し上げます!
主催社のPARDEY inc.は、渋谷を中心にWEB3やNFT関連の様々なプロモーションを手掛ける会社様です。
宣伝も兼ねて、今一度NFTアート"botrino"のブランドストーリーやコンセプトなどを紹介させていただければ。
NFTアートbotrinoを作る前にしたこと
NFTアートを作ろうと思い立った際に最初にしたことは、情報収集でした。
では何の情報を調べたのか、主に下記になります。
市場調査
リスクの調査
トレンドの考察
競合作品の調査
丸々2日ほどかけたと思います。
市場調査は日本におけるパイの現状とポテンシャル、海外においては先行者の功績やロードマップなんかを重点的にしらべまして、後述する自分の作品に落とし込むための準備をした感じです。
トレンドとしてはその時はクリプトパンクスやBAYCなどが有名でしたので、そこを皮切りに「どういったデザインが受け入れられそうか」やコンセプトの重要性を知り、どう作品に落とし込もうかと悶々しました。
後はNFT界隈における詐欺の手口なんかですね。
┗自分なりに考察したデザインの仮説
色々調べた結果を自分なりに咀嚼し、仮説を元にデザインの方向性を決めました。
アートとユーモラスのバランスを意識する
工数は最小限で制作フローを敷けるもの
フォルムはスリムより丸みを帯びた方が良さそう
ざっとこんな形をイメージとしてまとめました。
が、ここで大きな壁にぶち当たります。
デザインスキルが無くても買ってもらえる
普段はWEB業界で働いていますが、イラストやアートの心得は殆どありませんでした。
アートを見て楽しむことは割と好きでしたが、他の方の様に綺麗でスタイリッシュなイラストはどうにも描くスキルがないことに気づきました。
ペンタブもほぼ使えませんし、さてどうしたものかと。
そこで先ほどの仮説に立ち返り、極力シンプルなデザインで流用性の効くものを作ろうと思い立った次第です。
Photoshopとillustraterは多少使えますので、ソフトウェア上でツールを用いて作れるものをと決めたわけです。
実際のところ絵心がない僕でしたが、開始して一週間で初めて購入いただく機会に恵まれました。
大事なのはプロットの部分、作品のコンセプトやストーリーです。
後は作品を通じて、どのように宣伝・発信していくが重要です。
スキルがつたなくても、作品の良さを広めれば成功体験につながるというNFTアートのメリットは本当だなと感じました。
NFTアートbotrinoのコンセプトは
以前もこの記事で書きましたが、botrinoのコンセプトは「世界平和を目指す博士が量産するロボットたち」です。
なぜロボットか、これはイラストが描けない僕でも、ソフトウェア上で円をつなぎ合わせて作ることに向いてそうと感じたからです。
作品にはある程度の統一感と、一貫性をもたらす必要があります。
となると、途中でネタ切れを起こしてしまうことは避けたい。
作品数が必要となると、1作品にかける時間も極力少なくしたいところです。
ロボットなら開発工程にストーリーを持たせることで、何作も量産できそうと思ってのことでした。
┗マルティプル・アイソタイプとは
MI(マルティプル・アイソタイプ)に関しては以前下記の記事で書きました。
ジェネラティブが主流のNFTアートですが、これは一人だと軌道に乗せるまで時間がかかります。
そこで、Photoshopで工数を極力かけず、且つアートテイストも任意で盛り込める手法を模索しました。
色々芸術界の用語を調べて、巨匠たちがどういった手法で作品を生み出してきたかなど読み漁りました。
その結果、
マルティプル=量産・倍数などの意
アイソタイプ=視覚情報だけで判別するシンプルなデザイン
ここに行き着いたわけです。
Photoshopの特性上、ファイルをコピーするかアートボードを複製して改変すれば、後は一部のレイヤーに思いの丈をぶつけるだけで、違ったデザインができると踏みました。
ロボットの大枠は共通として、中身にあたるデザイン部分の改変を軸にすれば、コンセプトにもつなげやすいです。
この施策は自分的に結構うまくいったかなと思ってます。
ブランドストーリーも考えてみる
ブランドストーリーは、主に企業が消費者に向けて策定する会社の"推し文句"のようなものです。
某炭酸飲料の大手企業だったら「〇〇で人生に刺激を」とかよくあるじゃないですか。
ブランドストーリーが消費者に認知されると、企業イメージは商品やサービスを通じて浸透していきます。
高級車といえば?と質問すると、おそらく「ベンツ」とか「フェラーリ」と返ってくると思います。
僕は車に詳しくないですが、それでも高級車=ベンツ・フェラーリ・etcと知っているわけです。
ディズニーなども分かりやすく、子供でも「楽しい」「かわいい」「ハッピー」というイメージを持ってます。
ググらなくてもブランドのイメージが確立されてるわけですね。
botrinoにもこういった、後々認知されたいイメージを持たせたかったんです。
ないよりはあるほうがいいと思います。
botrinoのブランディングKWは
「一つしか存在しないデザインが
人生をハッピーなものにしてくれるロボット」
としました。
┗botrinoは反戦・平和のシンボリックアートにしたい
こう文字にすると固いですが、持っていると「自分は平和主義だよー」と判断されるものにしたいと思ったんです。
ロシアとウクライナの問題などもまだ続いてますが、自分の次の世代にはできるだけ安心で平和な暮らしを営んでほしいと思うんですよ。
これは、僕自身4年前に息子が誕生したことが大きく関係してると思います。
何というか、息子だけじゃなく息子と同世代の子たちみんなに明るく楽しい毎日を送ってほしいなーと思うわけです。
そして以前より、戦争や武器の話題に過敏になりました。
とはいえ僕ができることなんかは現時点では知れてます。
ただ何もしないよりは、新たに作り始める自分の作品に盛り込もうと思った次第です。
この時点では先にコンセプトとなる「世界平和を目指す博士の量産するロボットたち」が固まっていたので、紐づけることにしました。
最終的にはbotirinoを所有していると「あの人は平和主義なのねー」と思ってもらえるような作品にしていこうと思います。
そういえばbotrinoの気持ちポッチャリボディは息子のそれに似てる…。
宣伝・発信は永遠のテーマな気がする
どれだけ良い作品を作っても、だれかに気付いてもらわなければ意味がないです。
日本は世界的に見るとNFT参入は後手に回っていますが、それでも先輩方はたくさんいるので、作っただけでは埋もれてしまい誰の目にも止まらないんですよ。
なので、どのように宣伝発信するか、媒体はどうするか、誰に向けてのものなのか。
こういったマーケティングの部分は肝になります。
最初の市場調査の時に合わせて構築するといいですね。
botrinoの場合、どちらかというと海外のコレクターをターゲットにしています。
そのためにはまず日本で認知される必要があるんですが、KPIに紐づく最終ゴールとしては海外を考えているということです。
媒体はtwitterを軸としてinstagram、tiktok、mediumにて流動させようとしているところです。
SNSはyoutubeを除き一通り運用していますが、やっと認知されてきたかな?といった段階ですのでこの部分は今後もPDCAを回し改変していくと思います。
現状では道のりまだまだといったところですね。
9月の【PARDEY BASE SHIBUYA_0911】でその後のフローも大きく変わる気もしているので、コツコツとやっていこうかなと思います。
では今回はこの辺で。
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