アキレス腱完全断裂から7ヶ月経過しました
1月14日に左アキレス腱を断裂してから7ヶ月経過しました。
スポーツ復帰まで半年と言われ、絶望的な気分になりましたが時は誰にとっても平等に過ぎ去ります。
特に手術療法を選択した僕に取っては「正しく時間を過ごせばほぼ確実に治る」という状態でした。
精神的にはそこまで「焦る」ような感じではなかったです。プレーヤーじゃなかったからかもしれませんが。
実はリハビリが停滞していた時期が1ヶ月あった
実はリハビリが停滞していた時期が1ヶ月ありました。
受傷後3ヶ月の頃です。装具を外し、歩き始めました。
すると周辺のふくらはぎの筋肉に痛みを感じるようになったのです。
元々装具を付けている段階で患部に腫れがあり痛み止めを飲んでいた時期がありました。
しかし、周辺の筋肉となるとまた不思議な話です。
激しい痛みというよりは鈍い痛みです。それも力を入れようとすると痛みが出て力が入らない感じ。
リハビリの途中で爪先立ちを練習します。
正しいフォームで歩行をするためにはつま先で地面を蹴る必要があります。
そのための練習です。ところがそこで脹脛に痛みを感じて踏み切れないのです。
リハビリ自体も「痛みが治るまでは負荷はかけられない」という形で停滞。ほぼ何もできませんでした。
痛みを取るにはどうしたか
偶然ですが、この時家族で温泉に泊まりました。
結論を言うと抜群に効きました。温泉旅館をチェックアウトする段階で踵がスイスイと動くのです。びっくりです。
そして鍼治療にも通いました。これはジワジワ効きました。治療の日から3日くらいはあまり痛みを感じないのです。ですが、しばらくすると痛みが戻ってしまいます。
果たして温泉と針は僕の痛みをとってくれたのでしょうか?
痛みとは認識ではないか 煉獄さんが教えてくれたもの
リハビリしながら痛みとは何かを考えた結果、痛みとは認識であると結論づけた。
— hama (@hama_ichi) May 10, 2021
踵を上げるとふくらはぎの筋肉が痛いと感じるんだけど、これは多分痛みじゃ無い。
筋肉の問題でも無い。痛いと認識しているだけで、正しい痛みでは無いと思う。
おそらく、脹脛は痛みを発する必要はない状態だったのではないかと僕は推測します。
傷ついていたり、休みが必要な状態ではなかったのではないかと言う意味です。
しかし僕は脹脛に痛みを感じていました。
これは脳や脹脛が「痛い」と誤解していたのではないかと言うのが僕の推理です。
温泉や針治療はこの「誤解」を解いてくれたのかなと。
手術後僕は全集中の呼吸を取得し、痛みを制御できるようになりました。
しかし睡眠時の呼吸で生活するわけにもいきませんからこの手は使えまえんでした。
ですが、温泉や針治療で痛みの誤解を解くことでこの痛みを克服することができたのです。
痛みを克服してからのリハビリは順調そのもの
ここから先は全くノートラブル。
小走りができるようになってからは基本動作を次々マスターしとんとん拍子でリハビリは進んでいます。
そんな中で僕は小さな特殊技能があることがわかりました。
それは「寝ると動きを覚える」と言うことです。
例えばスクワットで膝が内側に入ってしまう癖を指摘されました。
その日はあまり改善できませんでしたが、翌日やってみると綺麗にできるのです。
また片足立ちの動きがうまくできなかった時も、その日はできませんでしたが翌日やってみるとすんなりできるのです。
一度足掻いて脳に刺激を入れた後、すっぱり諦め、寝てしまうのです。
すると翌日にはすんなりできる。
人間の脳と睡眠にはこんな力があったようです。
おそらくこの能力は子供の頃から運動を続け、44歳まで足掻いて身につけた能力だと思います。
その証拠に現役バスケ部である長男も小6の次男もここまでハッキリと「睡眠運動能力強化」は出来ません。
現在は子供とのサッカー、個人レベルのバスケは普通にやってます。
さて、ここから先は筋力とスタミナ、瞬発力を取り戻すフェーズです。
マックスまではまだまだ先ですね。
そろそろ初動負荷トレーニング行っちゃいましょうかね。
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