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美味しんぼで見た本物のソーセージが食べたい!

『美味しんぼ』今の40代男性が若い頃に食への興味をガチ上げされた方が多いのではないでしょうか?

もちろん私自身もその1人。
20代を超えて好きなものを食べて30代いろんな食に出会って、40代になりふっと思い出したのが『美味しんぼ』。

魯山人、雄山、実在と想像を行き来しながら若き日の記憶の曖昧さを感じ久しぶりに読み漁っていた時にビビッ!と気になったのがコミック16巻の第1話50年目の味覚。

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出典:美味しんぼ コミックス16巻より

この話は、隣の席に居合わせたご夫婦の話から始まります。
第二次世界大戦前のドイツで出会った2人が戦争が始まり、戦乱の中ドイツの田舎の小さな町で50年前の今日、結婚式をあげ2日間だけ一緒に過ごしたのちご婦人はアメリカへ、ご主人は日本へ帰国します。

その時ご主人は天に戦争が終わったら家内と再会させてくださいと…大好物のビールとソーセージを断ち、それから戦争が終わり焼け跡で2人はまた巡り会います。
再会を祝って妻が持ってきていたビールとソーセージを…しかし手を付けづに50年目のその日までと。いよいよ現代に戻って頂くわけですが思い出とその味は違い、山岡さんの出番となります。

ビールはその当時と変わらぬこだわりを続けるエビスビール。
ソーセージは仙台に向かいその当時の味を再現します。

ここで私は「あれっ?」と思いました。

漫画であっても緻密な内容に定評がある美味しんぼだからこそ、
そもそも再現しなくてもそんなソーセージを作っているお店があるのでは?
気になり時系列を整理してみると、
美味しんぼ16巻の発売日は1988年7月30日。(あくまで漫画ですので発売日をその日とします)
つまり、50年前の今日は1933年、日本の終戦日は1945年8月14日。
焼け跡で、日本、外交の行き来がしやすく、留学でドイツに行けるとなれば神奈川県近郊の可能性が高いのでは?

そう思い探してみると、

あったんです!まさにその時系列に合うソーセージを作る老舗のお店が!

まず、創業が1925年、2人が結婚を誓う8年前からドイツの伝統製法を守りまさに本物を作り続ける老舗。
新鮮な国産豚肉を使用し、大正14年から引き継がれるドイツの伝統製法を現代も愚直に丁寧に提供する。

そのお店は、ハム工房ジローです!

名前がちょっと軽い?大丈夫か?と一瞬思いつつも調べていくととにかくすごい!
まずは、この大元となる技術を直伝した方がドイツから捕虜として日本に来たソーセージ職人のカール・ブッチングハウス氏。カール・ブッチングハウス氏は1914年東京・目黒にソーセージ工場を作りました。(きたーーーー!、エビスビールのまさに近く!そしてそんな過去があるにもかかわらず日本にその技術を伝えてくれるとは…先人に感謝です)

その時代の苦労をヒシヒシと感じる内容ですので詳しくは
ハム工房ジローのホームページを見ていただければと思います。

素材へのこだわり
素材の持つ良さを充分に引き出すために、余計な添加物(保存料や増量剤等)や化学調味料は一切使いません。加えるのは、塩と砂糖、そして、微量の発色剤だけです。
昔から西洋では、この発色剤はポツリヌス菌の繁殖を抑えるために使用されていたようです。それが現在は、結果として発色剤となっています。当社ではこの発色剤も使用しないハム・ソーセージ・ベーコン造りも行っております。(無添加製品)
原料の豚肉は、ハムづくりに適した新鮮な国内産豚肉を厳選しております。
出典:ハム工房ジローHPより

なんとドイツ大使館主催イベントにも

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ドイツ大使館Twitter
ドイツ大使館Facebook
調べてたタイミングにこんなタイムリーな情報が!
かなりびっくりしました💦
しかも、エビスビール記念館の館長もパネリスト!

かなり運命を感じてしまいました。

美味しんぼnote-top

こんな感動が実際に味わえるのか?
気になった方はハム工房ジローを訪れてみては!

ハム工房ジロー
公式サイト:https://ham-jiro.jp/
〒253-0002 神奈川県茅ヶ崎市高田5-2-26(茅ヶ崎青果市場内)
TEL 0467-54-8604 FAX 0467-54-8603
Mail info@ham-jiro.jp
店舗営業時間:月~土 10:00~19:00 日 11:00~14:00
不定休

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