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世界で仕事をする

私は昔
神戸で父の経営するお店を
手伝っていた。
その頃からずっと〜
世界へ出る夢を見ていた
「世界で日本の料理人が活躍する時代が来る」と信じていたのだ

コネもない
資金もない
知り合いもいない

確か26歳ごろだろう
私が30歳になる時に
自分のお店を持ちたいと夢があった

場所、資金、タイミング
全てがそんな上手く行く訳がない
ズレてズレて33歳の時に
初めて自分のお店を持った

神戸の駅前の
雑居ビルの8階

「NADABAN DINING KOBE CITY」
と名付けたお店だった。

神戸と地名を入れたのは
世界に出ると言う思いがあった

当日は25万円も満たないお給料
確か元町店舗の家賃が28万円だった

自分の給料を余裕で超える
元町店舗の賃料は30歳過ぎの私には
もう
「恐怖でしかなかった」
でも何故か夢に近づくために
1歩踏み出したのです


主題が海外なので
元町開業の話しは
また別の機会があればと
置いておいて

世界で仕事をするには何か?
もちろん日本でも同じだが
「信念」と言うか「真面目」と言うか
仕事に対して「愛」が無いとできない!

愛なんて言葉は男子の私が容易く使う言葉では無いが
「なんとも言えない感覚」なんです。

今、そこにある仕事(やるべき事)
目の前にある仕事を
をがむしゃらに一生懸命に
「やる」
だけ!ただただ

やる!だけ!

このただやる事に
人は大きな差が出ると思います。
まあ『ただやる』って簡単だけど
信念が無いと難しいですよね。

私はただただ
それだけをやって来ただけなもです。

今では
シンガポールの、カジノ
アメリカ
カリフォルニア州ナパバレーにも
お店があり
私の味を多くのお客様に喜んで頂いております。
(写真は米国店舗の仲間との1枚)


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