デッキ紹介【アヌンナキの魔宴】
どうもこんにちは、ハルヲクンです!
好きな食べ物は春巻き、苦手な食べ物はあんこ、普段は嫌いな人間の新品の靴の踵を潰す仕事をしています!よろしくお願いします👊😄
デッキ名:アヌンナキの魔宴
1年弱くらい愛用してるデッキです。相手も自分もやりたいことを達成して、それでもって自分が勝つような試合が多いデッキです。
ぼくと言えばこのデッキ。そう周りから言われるようなデッキを目指しています。
○デッキ概要
今回ご紹介するデッキは「《ディメンション・ワンダラー》の発動を狙ったおジャマシラユキ」です。
銀河眼が効果を発動すれば3000バーン!特に説明しなくても理解できる強さ!ワンダラー最高!ワンダラー最高!お前もワンダラー最高と言え!!
ついでに、《銀河眼の光子竜》の効果はこちら。
《銀河眼の光子竜》が攻撃したら3000バーン!?こんなダメージ量多いなら、何回も発動したいですよね!ね!ね!!!
なので、今回は《ディメンション・ワンダラー》の複数回発動を狙う構築にすることにしました!
そのために、”おジャマシラユキ”と呼ばれるアーキタイプの構築を特化・最適化させたのが『アヌンナキの魔宴』です!!
○おジャマシラユキについて
まずは”おジャマシラユキ”についてのお話です。
”おジャマシラユキ”とは、おジャマでよく組まれるアーキタイプの構築で、《妖精伝姫‐シラユキ》で墓地に溜まったおジャマモンスターを除外して、
《おジャマパーティ》で再利用して戦うタイプのデッキです。
《ディメンション・ワンダラー》を使うにあたってこの構築を選んだのには理由はあって、、、
まず、デッキの動きに大きく除外が絡むので、このデッキのメインカードの1枚である《機巧牙 ‐ 御神尊真神》と相性が良いのです。
《機巧牙 ‐ 御神尊真神》はこのデッキでは「《ディメンション・ワンダラー》をサーチする」という重要な役割を持っています。
このカードは、除外されているカード枚数が多いと真価を発揮するので除外を多用する”おジャマシラユキ”と相性がいいのですよね~。
また、おジャマを展開することでランク2エクシーズに触ることができて、
デュエル後半にランク2エクシーズに触ることで《ディメンション・ワンダラー》を発動する準備がある程度揃うので、おジャマをガンガン展開できるのは非常に都合が良いのです。
○前半の動き
今回のデッキでは、デュエル前半はデッキリソースをフルに動かし《ディメンション・ワンダラー》1回目の発動を狙い、後半は”おジャマシラユキ”の色を前面に出して《ディメンション・ワンダラー》の複数回発動を狙います。
まずは、前半の話。
《ディメンション・ワンダラー》を使うためには、
①《ディメンション・ワンダラー》のサーチ
②《銀河眼の光子竜》をフィールドに出力
の2つのステップが必要です。
それに加えて後半のための準備として、
③《妖精伝姫‐シラユキ》を墓地に送る
もしていきます。
まず、①《ディメンション・ワンダラー》のサーチですね。
《ディメンション・ワンダラー》は前述した《機巧牙 ‐ 御神尊真神》からサーチします。
《機巧牙 ‐ 御神尊真神》は攻撃力と守備力のステータスが同じモンスターをサーチできて、《ディメンション・ワンダラー》は攻守ともに0なのでサーチ圏内に入っていますね。
じゃあ《機巧牙 ‐ 御神尊真神》はどうやって出すの?
今回は《機巧牙 ‐ 御神尊真神》は《クリフォート・ゲニウス》からサーチすることにしました。
《クリフォート・ゲニウス》は自身の2つのリンク先に同時にモンスターが特殊召喚されたらレベル5以上の機械族モンスターをサーチできます。
このデッキでは、
⑴《ライティ・ドライバー》
⑵《宵星の騎士 ギルス》
⑶《明星の機界騎士》 → 《星遺物を継ぐもの》
から、《クリフォート・ゲニウス》を出力します。
ついでに、《クリフォート・ゲニウス》とリンク先のモンスター2体を素材に《鎖龍蛇 ‐ スカルデッド》をリンク召喚できれば《機巧牙 ‐ 御神尊真神》をすぐにフィールドに出力して《ディメンション・ワンダラー》にアクセスできますね。
《ディメンション・ワンダラー》のサーチの次は、②《銀河眼の光子竜》のフィールドへの出力ですね。
今回は、《ハイパー・ギャラクシー》から出力することにしました。
発動のコストとなってくれる打点2000以上のモンスターたちは、ジャックナイツや《機巧牙 ‐ 御神尊真神》《ユニオン・キャリアー》などで簡単に用意できます。
そして、その《ハイパー・ギャラクシー》は《No.90 銀河眼の光子卿》からサーチします。
《No.90 銀河眼の光子卿》は、ジャックナイツや《影星軌道兵器 ハイドランダー》などの出力のしやすいレベル8モンスターや《スモーク・モスキート》から出します。
また、《ハイパー・ギャラクシー》が難しそうだったら《No.29 マネキンキャット》から出力します。
この《No.29 マネキンキャット》は《おジャマデュオ》を使えば《No.29 マネキンキャット》のX召喚と効果対象の用意ができますね。らくちんぽです。
最後に、③《妖精伝姫‐シラユキ》を墓地に送る方法ですね。
《妖精伝姫‐シラユキ》は、《ディメンション・ワンダラー》とは直接的にはシナジーはないカードですがデッキの軸となるカードの1枚です。
このデッキでは、《ユニオン・キャリアー》《おろかな埋葬》《妖精伝姫 ‐ カグヤ》で《妖精伝姫‐シラユキ》の準備を整えます。
・《ユニオン・キャリアー》
《ライティ・ドライバー》やおジャマから簡単にリンク召喚できて、直接自分自身に《妖精伝姫‐シラユキ》を装備できるので、あまりギミックに負荷をかけずに《妖精伝姫‐シラユキ》に触ることができます。
・《妖精伝姫 ‐ カグヤ》
《妖精伝姫‐シラユキ》をサーチしながら相手のテンポを崩せるのはやっぱり強い!
このデッキはおジャマやジャックナイツの採用により、召喚権を残しながらある程度は展開が可能ができる構築になっているので、ストレスなく《妖精伝姫 ‐ カグヤ》をフィールドに出力することができます。
○後半の動き
ここからは、2回目以降の《ディメンション・ワンダラー》発動の話です。
1回目は、デッキリソースを軸に《ディメンション・ワンダラー》の発動を狙います。それに対して2回目以降は、墓地リソースを軸に《ディメンション・ワンダラー》の発動を狙います。
1回目と2回目以降の《ディメンション・ワンダラー》の発動は、同じ発動でも発動のためにすることが大きく違うのですよね。
なんでかというと、《ディメンション・ワンダラー》は一度発動すると墓地へ行ってしまいます。そうなると、デッキに《ディメンション・ワンダラー》はいないので《機巧牙 ‐ 御神尊真神》からサーチはできないのですよ。
なので、デュエル後半はデッキにいるカードではなく、墓地にいるカードたちを使うことを中心にデッキを回していきます。
具体的な使い方は、
①墓地のモンスターを回収
②《妖精伝姫‐シラユキ》による除外
の2つです。
まずは、①墓地回収のお話から。
このデッキでは、《聖光の宣告者》と《ドリル・ウォリアー》で《ディメンション・ワンダラー》の再装填を狙います。
《聖光の宣告者》はおジャマから、《ドリル・ウォリアー》は《ライティ・ドライバー》から出力していきます。
基本的にこいつらは、基本的に《ディメンション・ワンダラー》をサーチする動きとかをしていればいつのまにか準備のは揃ってます。らくちんち〜〜〜〜ん!
2回目の《ディメンション・ワンダラー》のための《銀河眼の光子竜》の出力ですが、1回目の発動の時とは違い、《銀河眼の光子竜》は手札・デッキではなく墓地にいます。
なので、《星遺物を継ぐもの》から蘇生することも可能ですね。
《星遺物を継ぐもの》は《明星の機界騎士》からサーチが可能で、《機関重連アンガー・ナックル》を用意することで安定して発動することができます。
次は、②《妖精伝姫‐シラユキ》についてですね。
はじめにも触れましたが、《妖精伝姫‐シラユキ》は後半おジャマを回すにあたっての重要な役割を持っています。
おジャマをガンガン展開させることで、《ディメンション・ワンダラー》の発動がかなり楽になります。
また、《ドリル・ウォリアー》をS召喚する過程で《憑依覚醒 ‐ デーモン・リーパー》から《憑依覚醒》をサーチすることができます。
《憑依覚醒》を発動することで、毎ターン攻撃力1850の《妖精伝姫‐シラユキ》で妨害を挟みながら1ドローすることができます。
しかも、フィールドのモンスターの打点を上げることで《ハイパー・ギャラクシー》のコストに必要な「打点2000以上のモンスター」を用意する準備もしてくれますね!
○廃棄について・ドローについて
最後にちょっとだけドローの話です。
今回のデッキでは、《ディメンション・ワンダラー》の効果を発動することを中心にカードをピックしています。
具体的には、
・ライティレフティ
・ジャックナイツ
・おジャマ
の3つのテーマの力を借りました。
これらのテーマには共通点があって、それが”おジャマシラユキ”と相性が良いのです!
それは"廃棄のスピードが早い"という点です。
"廃棄"とは、ドローして強くないカードをデッキの中から削っていくことです。"デッキ圧縮"とも言いますね。
ドローして強くないカードとは、サーチがしやすいカード、デッキから直接墓地に送れるようなカードのことです。
僕よりも”廃棄”について詳しくお話している記事もあるので、記事の最後に載せておきます。ぜひ読んでみてください。
で、本題なのですが、
このデッキは序盤の"廃棄"のスピードが早いです。
なぜかと言うと、
・ライティレフティ
・ジャックナイツ
・おジャマ
の3テーマが"廃棄のスピード"が早いからです。
今回選ばれた3テーマは、特定のカードに触ることでテーマ内のカードほぼ全部に触ることができます。
ライティレフティはどちらに触れれば、デッキ内の相方を"廃棄"することができます。
ジャックナイツは《蒼穹の機界騎士》か《紫宵の機界騎士》に触れれば、デッキ内の同名以外のジャックナイツモンスターを"廃棄"できます。
おジャマは《おジャマパーティ》に触れれば、デッキ内のおジャマカードを"廃棄"できます。
また、これらのテーマのカードは2ターンくらいでデッキの中からある程度"廃棄"できるような採用枚数にしました。
デッキの中のカードを廃棄していくことで、墓地リソースが貯まりやすいので、《妖精伝姫‐シラユキ》の除外のコストとなるカードを墓地にすぐに貯めれるのも強みですね!
簡単にまとめると、
"廃棄"のスピードが早い構築にすることで後半に必要な墓地リソースを肥しつつ、強くないカードをドローしたくないカードをデッキから減らすことができます!活気的ですね!地球にも優しい構築です!
○その他
今まで話したことをカードとカードのシナジーを軸に、説明の足りていないところの話をしていきます。
その前に!レシピ!もっかい!見て!!
・おジャマ
「《銀河眼の光子竜》を出す」
「《クリフォート・ゲニウス》の効果を起動する」
「墓地回収をする」
「リンクモンスターを展開する」
といった重要な役割をたくさん持ちます。
このデッキの展開力の要です。後半はコイツらを使ってリンクモンスターやランク2モンスターを展開していきます。
序盤の展開で大事になる《おジャマデュオ》は、相手のフィールドにトークンを用意できるので、《銀河眼の光子竜》の効果の対象を用意することもできます。
・ジャックナイツ
このデッキでは《クリフォート・ゲニウス》と《No.90 銀河眼の光子卿》を作るだけの男たち。
星遺物たちとリイヴは特に入れても仕事がないので留守番です。
《ユニオン・キャリアー》や《おジャマデュオ》の採用で、相手に依存しすぎずに縦列2枚を作りやすい構築にもなっています。
・《影星軌道兵器 ハイドランダー》
相手の魔法罠に簡単に触れるカードが全然ないので採用しました。
前半に《クリフォート・ゲニウス》の効果を使う際に、既に《機巧牙 ‐ 御神尊真神》を手札に持っていたらサーチします。《妖精伝姫‐シラユキ》で墓地のモンスターの種類をバラけさせれるので簡単に出せます。
序盤に雑に出して《No.90 銀河眼の光子卿》になったりします。
・《スモーク・モスキート》
前半に《機巧牙 ‐ 御神尊真神》の効果を発動する際に、既に《ディメンション・ワンダラー》を持ってたらサーチできます。
このデッキの防御力は、 かなり《妖精伝姫‐シラユキ》に頼っているところが多くて、《妖精伝姫‐シラユキ》が除外などで使えなくなってしまうとデッキ内の防御力が下がってしまうので採用しました。
《ドリル・ウォリアー》で拾って強いカードとして重宝しています。
・《超カバー・カーニバル》
《妖精伝姫‐シラユキ》や《ハイレート・ドロー》と組み合わせて防御力を高めます。
フィールドにモンスターを同時に特殊召喚できる効果を持っているため、《クリフォート・ゲニウス》の効果起動も狙うことができます。
《妖精伝姫‐シラユキ》と組み合わせた場合、最終的にフィールドに《EMディスカバー・ヒッポ》と《妖精伝姫‐シラユキ》が残るので、その2体で《憑依覚醒 ‐ デーモン・リーパー》を作ることもできます。
《ドリル・ウォリアー》や《紫宵の機界騎士》などの採用で一時的にフィールドが空くことが多いので、その間にLPを守ってくれる大事な役割を持っています。
・《ハイレートドロー》
カバートークンを破壊してEX縛りを回避したり、フィールドの《妖精伝姫‐シラユキ》を墓地に再装填したり、《機巧牙 ‐ 御神尊真神》を破壊してリソースを戻したりなど意外と役割が多いカード。
《破械雙王神 ライゴウ》のトリガーをフリーチェーンで引けるというのも中々強いです。
・《ユニオン・キャリアー》
《妖精伝姫‐シラユキ》や《レフティ・ドライバー》を墓地に送ってくれる大事な役割を持つモンスター。
1枚で簡単にジャックナイツの展開に必要な縦列2枚を作れたり、《ハイパー・ギャラクシー》のコストを用意できるのも強い。
・《機関重連アンガー・ナックル》
雑にトロイメアリンクモンスターと相互リンクを作りたくて採用しました。
このデッキでは蘇生効果で《機巧辰 ‐ 高闇御津羽靇》を蘇生します。
墓地から簡単に蘇生ができてフィールドにリンクマーカーを用意できるので《星遺物を継ぐもの》をストレスなく発動できるのも強みです。
フィールドの《おジャマパーティ》を雑に墓地に送れるのも強いですね。
・《破械雙王神 ライゴウ》
《銀河眼の光子竜》の効果で使った場合に除外した相手モンスターはフィールドに残っているので、そのモンスターを除去するために採用しました。
《ハイレートドロー》や《影星軌道兵器 ハイドランダー》をトリガーに小回りの利く除去ができるのも魅力です。
・《閉ザサレシ世界ノ冥神》
《銀河眼の光子竜》の除外する効果は相手モンスターを対象にとる効果なので、その耐性持ちの効果を無効にするために採用しました。
今話題の《D-HERO デストロイフェニックスガイ》のパワーを全面的に無力化できるのも強いですね。
・《トポロジック・ゼロヴォロス》
暴力。こいつを見たときは相手の命が消えるとき。
○あとがき
ここまで鬼長い文を読んで頂きありがとうございます!
今回のデッキ、色々な方とたくさんの名試合ができて、めちゃくちゃ思い入れがあるんですよね。ここ最近だとオスカーさん、たいしょうさんとのデュエルがめちゃくちゃアツかったです!
今回のデッキは、コンボや展開ルートっていうのがほぼ一切存在しなくて、その代わりに1つの構築のアーキタイプをどれだけ"最適化"できるかチャレンジしたデッキでもあります。今回はワンダラーと機巧牙と相性が良い"おジャマシラユキ"をどれだけ理に適ったものにできるか頑張りました。
最近は今までサーチの難しかったカードへのアクセスがしやすくなって、それをどれだけ早く済ませれるかに心血を注いでいるデッキが多いと感じます。言えば、"展開ルートの最適化"を目指して構築されたデッキですね。
自分はそういった構築はめちゃくちゃ苦手だし、実はそこまで興味がありません。
1つのアーキタイプを最適化した構築はここ最近カジュアルではめっきり見なくなりました。少しだけ寂しく、少しだけ残念です。
アーキタイプを最適化している構築は、構築にかける時間は長くなってしまいますが、その分勉強できる量がかなり多いです。
興味がある方は是非取り組んでみてください。本当にデッキ構築が楽しいので。
最後の最後に、本当に読んで頂きありがとうございました。
今回のデッキや記事に対して感想や意見のある方はドシドシ投げつけてください。玄関前で正座して待っております!
ありがとうございました!!
廃棄とかについてお話している記事
スペシャルサンクス
サムネを作ってくれた人:ふぐぽん
記事を書くの手伝ってくれた人:オスカーさん
記事のリンク載せる許可くれた人:柳さん
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