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【競馬ROCK】天皇賞・秋2022

東京湾クルージングの船上。

イベント内で今年の天皇賞・秋をテレビ観覧することができました。

パンサラッサの大逃げを見ていて、一瞬、あくまで一瞬、サイレンススズカが過ぎった。

天皇賞・秋は少し切なさもありました。

それだけじゃないけど、98年クラシックのあの世代とその前後を未だに最高と思っている僕からしたら。

今回は前年のダービー馬・シャフリヤール号を応援して、シャフリヤールの絵も描いてみました。

シャフリヤール号(令和4年)


絶対的な末脚を持つダービー馬。

また魅せてくれよ。

さてさて、競馬にタラ・レバを付き物ですが、あまり好きじゃないですね。

目の前のレースを走る馬や陣営はベストな選択の繰り返しをしているからです。

「イクイノックスが菊花賞を出ていれば楽勝だった」

という声がSNSで見かけます。

イクイノックス、3000m走った事ないのに?

と僕は思います。

2400mから先のイクイノックスは誰も見たことがありません。

可能性は考えられていても、楽勝という絶対的な表現は相応しくない。

菊花賞勝利のアスクビクターモア陣営にも失礼。

競馬に絶対はありません。

その菊花賞ではなく、天皇賞・秋を選んだイクイノックス陣営。

ダービーで見せた末脚から見ても、イクイノックスが東京巧者だという事は疑いようがありません。

陣営は最高の決断をしました。

先述の通り、大逃げしたパンサラッサを32.7の上がりで捕まえて、1馬身差の勝利。


鞍上のルメール騎手がイクイノックスの末脚の切れ味を信じて直前まで我慢しました。

あそこまで溜めないと逆にパンサラッサは差しきれなかったと思います。

ここまでくると、ルメール騎手のメンタルは鋼。

何故あそこまで冷静でいられるのか?凄すぎます。

イクイノックスは5戦目でG I初勝利。

しかも3着以下になった事はなく、ルメール騎手も早い段階から自信を持って推していました。

ちなみに3着のダノンベルーガも5戦目。

そして同じく3歳。

天皇賞・秋はこの世代のレベル高さが浮き彫りになったレースでもありました。

ドウデュース
イクイノックス
アスクビクターモア
ジオグリフ
ダノンベルーガ
ジャスティンパレス

この世代はしばらくは賑やかにしてくれそうです。


HLN

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