その瞬間だけでも、私の世界に浸ってほしいとかいう願望。
以前に一度だけ、病院関連のカフェで個展を開いた。その頃の絵は抽象画らしきものが多く、細密画でもあった。その頃の絵にすごく自信もあった。(3点ほど原画が売れてとても嬉しかった。)しかし、病気の波のせいなのか、私の技術の問題か、全く描けなくなってしまったのだ。
当時私は、あの絵が描けない私なんて価値がないとふさぎ込んでいた。あの絵柄でこそ私であり、全てだと思っていた。
しかし最近は全く違う印象の絵を描いている。デフォルメされたキャラクター達の絵だ。これがたのしくて仕方ない。好