[学部生のための]司法試験方法論1-環境編①#予備校

こんにちは。はるかです。

難関資格試験のひとつである司法試験において,予備校選びは短期合格を目指す上では必須となってきている。そこで,予備校のタイプを分析し,最適解を模索していきます。

司法試験は近年易化している,とは言われていますが,それでも文系最難関の資格試験であることには変わりません。もっとも,難関試験であるが故に,学習環境は年々向上しています。その中でも,特に予備校に関しては2.3年で180°変わったと言っても過言ではありません。そこで,ここ最近で流行っている予備校についてまとめていきます。

まず,予備校には大きく分けて2種類あります。それは,ライブ講義型と通信講義型,です。前者は実際に予備校に足を運び,生の講義を聴講するものであり,後者はインターネットを通じて,時場所を選ばずに聴講できるものです。

具体例を挙げますと,
前者は「伊藤塾」「辰巳法律研究所」「LEC」で,後者は「AGAROOT」「BEXA」「資格スクエア」
が有力ですね。

私は両方とも受講しました(辰巳法律研究所の基礎講座,AGAROOTの重要問題習得講座)が,個人的には通信講義型をおすすめします。なぜなら,通信講義型は極めて短時間で周回することができるからです。ライブ講義型では,基本的に1年間を通じて7法(憲法,民法,刑法,商法,民事訴訟法,刑事訴訟法,行政法)を回しますが,モチベーションの維持が非常に難しいことに加え,週に2~3日,3時間の講義は正直辛いものがあります。それに対して,通信講義型では,その時の集中力等によって勉強時間を調整できるので時間管理上楽です。

また,近年の通信型予備校では質問制度が充実しています。例えば,私が受講していたAGAROOTの重要問題習得講座ではFacebookを通じて質問が可能で,大体2,3日ほどで回答が貰えます。また,BEXAでは公開質問コーナー(https://bexa.jp/questions/)が設けられており,講師を指名して質問することができます。

以上,まとめますと,
Live型予備校:
[メリット]
ペースメーカーになる
質問環境が整っている
[デメリット]
通学の手間
進度が遅い
受講費が高い

通信型予備校:
[メリット]
好きな講師を選んで受講できる
質問環境がある程度ある
進度が自分で選べる
Live型予備校と比べて安い
[デメリット]
文面で質問する必要があるため,感覚的な質問がしにくい

次回は,教材について提案します。

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