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100日間、酒をやめる。-74日目-




話題の映画「ドライブマイカー」を観る前に、村上春樹の原作を読んでいたら酒飲みについて書いてあった。


世の中には大きく分けて二種類の酒飲みがいる。ひとつは自分に何かをつけ加えるために酒を飲まなくてはならない人々であり、もうひとつは自分から何かを取り去るために酒を飲まなくてはならない人々だ。


自分は明らかに後者だったと気が付く。

更に続く。

(中略)しかし、何であるにせよ、彼の中にはそういう「できれば忘れてしまいたい何か」があり。それを忘れるために、あるいはそれが生み出す痛みを和らげるために、酒を口にせずにはいられないのだ。


痛みを和らげるために飲んでいた、日々。

もう必要ない自分に変わりつつある。


これからもう少し歩みを進めたい。

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