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F1チーム『スクーデリア・アルファタウリ』のルーツ

こんばんは、はるてぃむです。

さて!

今日は、7年ぶりに誕生した日本人F1ドライバー角田裕毅選手が在籍するレーシングチーム「スクーデリア・アルファタウリ」のお話です。

スクーデリア・アルファタウリのルーツは?

F1チームは買収され、オーナーが変わるとチーム名も変わります。

アルファタウリも元々は、イタリアのミナルディという中堅どころのレーシングチームでした。

ミナルディは、1980年に創設されたレーシングチームで1985年からF1に参戦。

1990年の開幕戦アメリカGPでは、ピエルルイジ・マルティ二が予選2位に入るなど、時折、光る走りを見せました。

ちなみに、当時、全日本F3000で走っていたマウロ・マルティ二とは別人です。

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1991年には、フェラーリが門外不出のV12エンジンを史上初めてカスタマー供給したチームとしても知られています。

また、1997年には片山右京さんが、1998年には中野信治さんが在籍していたチームなので日本人のオールドF1ファンにとってはなじみ深いチームですよね。

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ちなみに、あのフェルナンド・アロンソが2001年にF1デビューしたチームもミナルディなんですよ(写真右)

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しかし、2005年、慢性的な資金難により、チームの全株式をエナジードリンクメーカーのレッドブル社に売却。

2006年からチーム名を「スクーデリア・トロ・ロッソ」に変更し、レッドブル・レーシングのセカンドチームとして生まれ変わりました。

2008年には若きセバスチャン・ベッテル(現アストンマーチン)がミナルディ時代を含めたチーム初優勝を挙げ、その後のドライバーズタイトル4連覇につなげます。

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2020年シーズンからチーム名をいまの「スクーデリア・アルファタウリ」に変更しましたが、これはレッドブルが展開するファッションブランドのプロモーションが目的のため。

レッドブルは、契約する若手ドライバーをセカンドチームでF1デビューさせ、経験を積ませたのち、将来を嘱望されるドライバーだけがトップチームのレッドブル・レーシングに昇格できるというシステムです。

実際、ベッテルの他にもダニエル・リカルドやマックス・フェルスタッペンなどが昇格し、数々の勝利を収めています。

反面、セバスチャン・ブエミやジャン-エリック・ベルニュのように才能には恵まれながら、それを結果に結びつけられず、若くしてレギュラーシートの座を失ってしまったドライバーも数多く存在します。

角田選手はどちらの系譜を辿るのか!?

今後の活躍を大いに期待しています!!

ちなみに「スクーデリア」はイタリア語で「チーム」という意味だそうです。

それでは、今日も一日、お疲れ様でした。

おやすみなさい( ˘ω˘ ) スヤァ…

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