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こんなところにも泡沫候補が・・・

 岸田首相が終戦記念日の前日に自民党総裁選不出馬を表明したのには驚かされた。派閥解消で混沌とした情勢のなか「この間隙を縫ってスルスルと再選されちゃったら、そのまま総理を続けることになるかもね」などとぼんやり考えていた。

 突然総裁選レースの号砲が鳴った形で、一気に騒がしくなってきた。きょうの段階で新聞やテレビで「とりざたされる候補」は11名もいるらしい。
 
「なるほどこういう顔ぶれなのか」と思うものの、誰とはしないが「え、あなた誰?」という人がいて、出馬へのハードルが下がりまくっていることを実感する。とはいえ、正式に立候補が認められるには国会議員20人の推薦人を集めなくてはならない。11人いれば220人。そんなことができるのだろうか。

 党員でもない部外者の私がとやかく言うことでもないだろうし、一概に“泡沫候補”が悪いともいえない。立候補して自らの政治信条を訴えるのは大切なことだろう。それでも政治不信が極まって補選で連敗続きの自民党。“表紙”を取り換えて一気に総選挙に臨む思惑なのだろうに、ほとんど無名に近い方が本気で総理総裁になれると思っているのだろうか。私が知らないだけで、党内で待望論があったりするなら申し訳ないが、党内ではどう受け止めているのかな?
 
 この“候補”にはさらに注目だ。
(24/8/19)

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