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【ハンドスピナー】なぜこんなものがブームになった?

自宅ソファの隙間からハンドスピナーが出てきた。

「そういえば、ひところ流行ったなー」と手に取ったが、我が家にあったことも忘れていたほどだから、どういう経緯でやってきたのかはわからなかった。

手に持って、回す。グルグルとなかなかの勢いで回る。でも、それだけだ。「どうしてこんなものにあれだけの人が群がったのか・・・」と不思議な気分だけが残る。

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(↑回っているところ)

子どもの頃は、アメリカンクラッカー、スマイルバッジやヨーヨーが時折降って湧いたように流行して、あっという間に消えていった(若い人にはわからないだろうアイテム)。きっと誰かがビジネスとして仕掛けていたに違いないのだが、それなりに楽しかったものである。それに比べてこのハンドスピナーの素っ気なさといったら・・・。

あとになって長男が買ったものであることが判明したが、もはや長男も次男も見向きもしない。カミさんにいたっては「どうやって回るの?電池?」などと聞いてくる始末だ。

と、ブツをクルクル弄びながらここまで書いていたら、ちょっとクセになってきた。

そういえば小学生の頃授業中に鉛筆や消しゴムをいじっていると、教師に「手遊びをしないこと!」と叱られたのを思い出す。あるいは“貧乏ゆすり”にも近い感覚か。

今はもう口うるさい先生もいないから、きょうは会社に持っていこうかな。
(21/11/15)

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